8月に入ってからも河口湖滞在した週末は、毎回桃狩りへ出かけ、いろいろな品種の桃を楽しんでいます。
8月山の日からのお盆期間、飛び石の平日に年次休暇を取得して4日間河口湖で過ごしていましたが、その間に2回桃狩りへ出かけました。行先は、「日本一の桃源郷」山梨県笛吹一宮にある「浅間園」です。
2022年の桃狩りシーズンは、これで6回出かけたことになります(^^ゞそれぞれどんな品種だったかと思い出してみると・・・
# | 日付 | 農園 | 品種 | コメント |
1 | 6月26日 | 浅間園 | ちよひめ | シャキシャキ食感で甘い |
2 | 7月16日 | 浅間園 | 日川白鳳、みさか白鳳 | 樹上で完熟、果汁が多く、桃らしいお味 |
3 | 7月18日 | 見晴し園 | 白鳳 | 同じ木でも場所により味わいが異なる桃、選桃眼が重要 |
4 | 7月30日 | 浅間園 | 嶺鳳 | 品種が変わったばかり、完熟まではもう一歩 |
5 | 8月11日 | 浅間園 | 嶺鳳、一宮白桃、なつっこ | 硬かった嶺鳳も終盤、ジューシーな味わい、樹上完熟のなつっこは最高の美味しさ |
6 | 8月12日 | 浅間園 | 嶺鳳、一宮白桃、なつっこ | 前日あまりに美味しくて、翌日再訪! |
既に7種類の品種を桃狩りでいただいています。品種により、果肉のシャキシャキ感や味わいが異なり、桃といっても味わいはずいぶん異なるのだと思いながら、桃狩りを楽しんでいます。
過去のブログ記事で桃の様子や農園へのアクセスなど詳細を紹介しています↓
今回のブログでは、8月に行った時の様子を紹介します。
利用したのはいつもの「浅間園」
今回もいつものじゃらんを利用して予約してから出かけました。夏休み期間は利用するお客さんの数が多いので、その日の予定数の予約が入ってしまうと、当日利用することができないこともあります。また、桃の成長の状況に合わせてお客さんを入れるかどうか決めているとのことですので、サイトで予約するか、事前に電話で確認するのがお勧め。
じゃらんのサイトでは、常時様々なクーポン用意されており、桃狩りにも使えます。
果物狩りの鉄則は「朝一番」、営業開始の8時30分に間に合うよう行ってみたところ、開始前から数組のお客さんが待っている状態。これまでにはない人気ぶりです。
営業開始と同時に、順番に受付へ。予約の名前を告げて、料金を支払います。
この日のお持ち帰り価格は、1kg2,000円の高値。2週間前に出かけた時には880円でしたので、相当の値上がり。「今日の桃は、高級品種?」などと想像してしまいます。
お持ち帰りの価格は、変動がありますが、1,000円前後のことが多いと思います。
歩いて桃畑へ
入園料を支払った後は、歩いて今日の桃畑へ向かいます。
桃畑には案内標識に従って移動・・・途中、ぶどう棚の下を抜けていきます。この時期、ぶどうの旬まではまだまだ。
ぶどう畑の下を抜け、斜面を降りたところが本日の桃畑。
パラソルにテーブルがスタンバイ。お盆期間ということもあり、パラソルの数も多め?かなと思いました。
桃狩り開始!
斜面を下って3-4分で桃畑に到着!今日の桃狩りの場所はこの奥。
桃狩りの注意事項の看板を読んで進んだ先のテントの下にスタッフさんがおられます。入園料を払った時にもらった入園券をスタッフさんにお渡しして入場。
スタッフさんから桃狩りの注意事項の説明があり、バケツと包丁を受け取って、桃狩り開始です。
入口近くのクーラーボックスの中には冷えた桃が入っています。
桃畑の桃は、太陽が当たっていると既に温かくなってしまっているため、冷えた桃も用意されています。いずれも、数日前に収穫した桃、熟成も進んでいるので、畑のものよりも少し柔らかめ。硬い桃が苦手な方は、クーラーボックスの中の桃を選ぶのがお勧め。
おまけに、桃は冷えているので、暑い日は特に美味しい!です。
お持ち帰り用の桃の重さを確認できるよう秤もあります。大きな桃は1個300-400g程度ありますので、大玉なら3個で1kgが目安。
お持ち帰りが1kg2,000円なので、いただいて帰るのがよさそう・・・
桃畑の中には水道が引かれているので、採った桃を洗ったり、汚れた手を洗ったりできます。特に新鮮な桃は、皮の周りに産毛がたくさん生えているので、きれいに洗うのが美味しくいただくポイント。
パラソルの下で桃をいただくことにしましょう。
桃の木を見上げてみると、いい色合いの桃が鈴なり♪
どの桃が美味しそうか、実のついている枝の様子や大きさ、色合いなどを見ながら選びます。これだけ食べ頃の桃があると、どれがよいか迷ってしまいます。
大粒の桃も多く、美味しい桃に出会える期待が膨らみます。
この日の畑にあった品種は以下の3品種。
■ 嶺鳳
7月下旬に桃狩りをした時の品種です。そのころはシャキシャキ食感のリンゴのような味わいでしたが、今はどうでしょうか?
■ なつっこ
昨年、巨大サイズの桃をいただき、あまりの甘さに驚いた「なつっこ」もあります。「なつっこ」が食べ放題できるというのは滅多にないこと・・・桃狩りに来たタイミングが良かったようです。
■ 一宮白桃
8月に入ると果肉が硬めの品種「白桃」が始まります。この日の畑には「一宮白桃」があります。食べ比べするにはぴったりの3種類かなと思いました。
■ みさか白鳳
その他、桃狩りの途中でスタッフさんが、この日の畑にはない品種「みさか白鳳」を持って来られました。やや硬め、こちらも美味しそうです。
「上の方が甘い」という鉄則に従い、脚立に乗って上の桃に手を伸ばします。
木の上の方の桃のまだまだたくさん残っているので、選び放題。
夫婦それぞれ、好みの桃を選びました。
思ったよりも大粒な桃は少なく300gくらいの大きさのものを選んできました。赤い桃に黄色い斑点があるのが甘い桃の印。
最初は食べ比べと、3品種をひとつずついただいて、好みの品種を見極めます。
果肉の色合い、柔らかさは個体差あり、味わいも異なります。
「一宮白桃」は、説明の通り、硬め。若干シャキシャキ食感が残る果肉の状態。一方で一番熟していたのは、「なつっこ」。特に柔らかめの桃が好きな妻は「なつっこ」、シャキシャキ食感を楽しみたい夫は「一宮白桃」が好みの様子。
2回目の収穫からは、夫婦バラバラに桃の木に行き、桃を比べながら選びました。
妻が見つけたのは、この日一番の大玉。手のひらに乗らないかもしれません。
中身は、シャキシャキした食感を残しつつ、ねっとりとなる前の果汁多めの果肉を楽しめるもも、最高に美味しいと思いました。
最後に
桃狩りが楽しめるのは、例年9月上旬まで。
9月にも予約しようとじゃらんサイトにアクセスしてみたのですが、桃狩りプランが表示される農園は1か所だけ。8月最終週も予約できない状況だったため、「浅間園」に電話をしてお聞きしてみると、「2022年は生育が1週間ほど早かったため、早めに終了するかもしれない。出かける前に電話で確認して欲しい。」とのことでした。
お盆の週末は、台風の襲来と重なり、大雨とあいにくのお天気。わが家は、晴れていた山の日と、その翌日まだ雨が降り始める前の2回出かけましたが、運よく雨に降られることなく、桃狩りが楽しめました。
生育状況とお天気を調整するのは難しいもの。週末に桃狩りに行かれる方は、天気予報を参考にしつつ、農園に電話をかけて直接予約するのが良いと思います。
今シーズンはもう1回くらい、桃狩りに行きたいと思っているのですが、うまくスケジュールが合うかどうか・・・微妙です。
2021年は3回桃狩りに出かけ「なつっこ」「すいみつ」「幸茜」「さくら」「みさかっ娘」をいただきました。食べ比べてみると、大きさも肉質も甘みも違うと初めて知り、桃狩りの楽しさにはまりました。
2021年の桃狩りの様子は、以前のブログで紹介しています。↓
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