不揃いの太麺が美味しい「紅ラーメン」500gの野菜どか盛りで大満足~「麺創研 紅」(府中)

ランチ

久しぶりに所用で府中に出かけた折、「麺創研 紅」でラーメンを食べて帰りました。

府中駅前周辺が再開発される前、南口の一角にあったラーメン店、その頃度々伺ってラーメンをいただいていましたが、その後駅周辺の再開発が始まり、再開発中に移転して別の場所で営業され、さらに再開発終了後は駅直結のビル1階に入店し、現在も営業継続されています。

以前は、「かなで紅」と言っていたと記憶していましたが、気が付いてみると、「麺創研 紅」という名前になっているのに気が付きました。妻の同僚の間では「府中の辛いラーメン」や「府中の赤いラーメン」と店名ではない名前で通じるので、お店の正式な名称を気にしていませんでした。

ホームページを見ると、支店たくさん。いつの間にかお店の数が増えていることにも気が付きました。良く行っていたのは10年以上も前の話、ずいぶん時間が経ってしまったと思いました。


さて、この日は夫もたまたま府中に用事があり、待ち合わせして食事となり、特に決めていなかったのですが、自然とこちらへ伺うことになりました。

食事時でしたが、タイミングよく待ち行列なし。自販機で食券を購入して入店しました。

2人用の席に案内され、運ばれてきたコップの水をみたところ・・・まん丸の氷。ブルーのコップに丸い氷と、細かなところにこだわりがあります。

さて、注文したのは、基本の辛いラーメン「紅 ラーメン」。辛みそラーメンに茹で野菜と豚肉が乗ったもの。トッピングの追加でカスタマイズも可能です。

ほどなく、ラーメンが到着しました。

2人とも「紅ラーメン」ですが、ずいぶん見た目に違いがあります・・・

■ 紅ラーメン+温泉たまご(880円+100円)

夫は、通常サイズの「紅 ラーメン」に温泉玉子を付けたもの。

温泉たまごは別添えで供されますので、好きなタイミングでラーメンに投入できます。

夫は最初乗せ派、まずはもやしの中に温泉たまごを落として、食事の開始です。

スープに赤い油が見える通り、辛みが効いた味噌味のスープは濃厚、ニンニクも効いています。最初は辛みがあまり感じられないのですが、食べ進むとスープの熱さに辛みが反応するのか体が格段に熱くなり、汗が噴き出してきました。

温泉たまごは、辛みを中和するのにちょうどよいもの、スープの辛みをマイルドにする効果があります。

豚バラは薄切りでスープに良く絡み、豚の脂が濃厚さを増してラーメンをよりおいしく感じさせます。

■ 紅ラーメン 野菜どか盛り(880円+180円)

妻は、野菜マシマシが好みなので、「野菜どか盛り」のチケットを追加購入。通常の「紅ラーメン」には250gの野菜が乗っているところ、「野菜どか盛り」はその2倍500gの野菜が乗るもの。

グラム数を聞いてもいまひとつピンと来ていなかったのですが、実物を目の前にすると驚き。ここまでたくさんの野菜が乗っているとは思いもせず、到着した時の盛りの良さに思わず圧倒されました。

野菜には背脂がかけられているようで、濃厚さが上乗せ。妻は脂が苦手なので、「かけないでください」と言えばよかったと大いに反省。

しかしながら、野菜と豚肉の組み合わせはしゃぶしゃぶサラダのようで美味しく、勢いよく食べ進みました。麺は太さの異なる太麺、モチモチの食感で美味しく・・・盛りの多さに驚いたものの、麺を含めて完食!久しぶりの紅ラーメンを満喫しました。

吉田うどんや武蔵野うどんの武骨な噛み応えのある麺が好みの夫婦、紅の麺にも通じるものを感じます。最も太い部分は、まさに吉田うどんを彷彿させる噛み応え、もっちりした食感がスープと相まって美味しく、麺の良さも美味しさのひとつと思いました。


「麺創研 紅」のラーメンを食べたのは数年ぶり。若い頃は全く問題のない食べ物でしたが、濃厚なスープとこのボリュームはさすがに胃腸にこたえる年齢となり、食べた後は少々辛い状態。夜は胃薬を飲んで静かにしていました。

懐かしさのあまり食べたくなるもの、やはりありますね。何を食べるか決めずにいた久しぶりの府中でしたが、夫婦ともに食べたいものがすぐ一致、食後も満足感があって充実した食事になりました。

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