2025年4月のシドニー旅行での現地滞在は2泊、ホテルは、2019-20年の年末年始のシドニー旅行で宿泊して快適だった「ヒルトンシドニー」に予約。ヒルトンオナーズダイヤモンドステータスになってから初めてのヒルトン宿泊、ダイヤモンド会員の特典も得られると宿泊をとても楽しみにしていました。
宿泊予定日の前日時点で、エグゼクティブフロアにアップグレードされることが確定、宿泊当日チェックイン後、荷物の整理をした後、「アフタヌーンティでスコーンを食べに行こう!」と早速行ってみました。
営業時間など
改装後のラウンジは、ロビーの一つ上のフロアの1階(オーストラリアはイギリス式なので、日本式でいうと2階)にあります。以前のラウンジはエグゼクティブフロアがある36階でしたので場所が変わっています。
ラウンジの入口カウンター前には、この案内があり、スタッフさんはおられませんでした。ラウンジの中にはルームキーを使って入ります。
ラウンジの営業時間は、6:30-20:00、朝食(平日6:30-10:00、週末6:30-10:30)、イブニングカナッペ(17:00-19:00)のサービスがありましたが、アフタヌーンティのサービスはなくなったようです。
ラウンジ内の様子
この扉の向こう側がラウンジ、ルームキーをかざして中に入ってみました。
ラウンジの中にはソファ、テーブルなどがゆったり置かれています。改装して間もないこともあり中はとてもきれいです。
以下、ラウンジ内部の様子を写真で紹介します。
ハイチェアーの席があったり、
何に利用するのだろうと思う2人用のカウンター席、
テーブル席が多数配されていましたので、混み合う時間帯もあるのだと思います。
全体を見渡してみてわかったのは、窓がない空間だということ。36階にあった時のように外の景色が望めない閉じた空間、静かで落ち着けるものの、開放感がありません。
ビュッフェ台とドリンクコーナーは1か所にまとまっています。
中央にお料理が並ぶビュッフェ台があり、その周囲にホットドリンク、コールドドリンクが置かれています。奥のカーテンで隠された部分は冷蔵ケース、カナッペの時間は冷製オードブル、朝食の時間はフルーツ、ヨーグルトなど冷蔵品が用意される場所です。
最初にラウンジに行ったのは16時前。ソフトドリンクのみのサービス時間帯でしたので、お料理はなく閑散としていました。
ホットドリンクコーナーです。コーヒーはマシンで淹れる方式。
ティーパック類は缶の中に入っています。紅茶、ハーブティなどはスリランカ紅茶のDilmahブランドのもの。
冷たい飲み物は冷蔵庫にコーラ、コーラゼロ、スプライト、ミネラルウォーターが。
アルコールの棚は、カナッペサービスの時間帯のみオープンします。
ソフトドリンクの時間帯に用意されていたのは、ビスケットとプレッツェルのみ。ソフトドリンクに添えて楽しむのだと思います。
以前のラウンジにあったスコーンを楽しみにしていたので、ちょっとがっかり。
ビスケットとお茶で一息入れました。甘味抑え目の昔ながらのビスケットを味わいながら紅茶をいただくのも食べ過ぎないという点でよかったのかもしれません。
感想その他
新ラウンジは、ソファやテーブルなどが新しいものに置き換わり、スタイリッシュになった感じがしますが、広さは以前の半分ほどの広さでゆったりした感じはありません。以前の36階ラウンジは、QVBやシティホールを見下ろす眺めの良い場所にあるなど、開放感がある空間でしたので、ラウンジの雰囲気の違いにがっかり。
午後の時間帯、ラウンジ内にお客さんが一人もいないというのも驚いた点。心地の良いラウンジではどの時間帯にも利用するお客さんを見かけますので、お客さんの気持ちを表しているのかもしれません。
通常ラウンジ常駐しているコンシェルはこの時間いらっしゃらず、ラウンジ内は完全な無人。エグゼクティブフロア利用の場合はラウンジチェックインなどのサービスは現在していないものと思います。
ほかの時間帯も利用して分かったのは、朝食と夕方のカナッペサービスの時間帯のみ入口のカウンターにスタッフが1名おられるということ、顧客をサポートする「コンシェルジュ」のサービスはほとんど行われなくなっていました。
チェックインした日の夜、海外のブロガーさんやホテルラウンジ愛好者の意見交換サイトを覗いてみると、ヒルトンシドニーのエグゼクティブラウンジの改装とサービス変更について、酷評されているとわかりました。「2度と使わない」「滞在するならばエグゼクティブフロアにしない」「他のホテルチェーンに乗り換える」等々厳しいコメントばかり。このサービス内容なら改悪と受け止める人が多いのも納得、厳しいコメントをされる気持ちもよく良くわかります。
ヒルトンのラウンジサービスはコロナ禍で休止、縮小され、その後サービスの復活がないのかなと待ちわびていただところですが、完全復活したホテルは少なく、残念でなりません。「せっかくダイヤモンドメンバーになったのにこのサービスかあ」夫婦で落胆してしまいました。
参考までに、以前エグゼクティブラウンジが36階にあった時のサービス内容は過去のブログ記事をご覧ください。



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