桔梗屋信玄餅工場のアウトレットで買い物した後、敷地内にある「信玄お狩場焼き 粋心亭」で焼肉をいただいて帰りました。
信玄餅に焼肉？はとても意外な組み合わせ、長らく桔梗屋信玄餅工場に行っていましたが、焼肉屋さんがあることをはじめて知りました。
信玄餅工場は、信玄餅の詰め放題が有名ですが、敷地内には、アウトレットや売店、レストランがあります。レストランは売店奥、庭園（？）を抜けた先にあります。
うっそうと茂る木々の中を進むと、川が流れていたり、水車が回っていたりします。
庭園の奥にあるのは、「水琴茶堂」、以前河口湖のフォレストモール内にもあったほうとう、そば、うどんの専門店、食事の後は、信玄餅アイスなどの甘味もあります。
メニューの内容は以前と変わらず・・・お値段も良心的な価格のまま。
看板にあるメニューを眺めていると、もうひとつの看板があるのを見つけました。
お狩場焼き？メニューを見ると焼肉ランチがいただけるようです。
「お狩場焼き」というネーミングは久しぶりに聞くもの、そういえば昔はバーベキューのことを「お狩場焼き」と言っていたのを思い出しました。
妻が幼稚園の頃、実家のレジャーのひとつに「伊豆のバンガローでお狩場焼き」があり、父がとても好きでちょくちょく出かけていました。今になって思えば、肉と野菜を炭火で焼いて味噌味のタレで食べるバーベキューなのですが、50年近く前に実家には、バーベキューなるハイカラなネーミングはありませんでした。
興味をひかれ、さらに奥に進むと・・・
「水琴茶堂」の奥にもう一軒レストランがありました。「信玄お狩場焼き 粋心亭」です。
店内に入ると、上品な雰囲気、多くのテーブルが並んでいます。スタッフさんから「焼肉を召し上がりますか？」との確認があり、「はい」と答えると、ロースターのある中二階の席に案内されました。
テーブルに無煙ロースターがセットされている席です。
お店は、1階、中2階、2階とフロアが分かれており、思いのほか座席数があります。（サービスのため階段を上り降りするするスタッフさんが大変そうでした）
ランチメニューは肉の種類が異なる6つの定食メニューの他、ビビンパなどの単品メニューがあります。
以前、「水琴茶堂」に入った折、和食のお店なのに石焼ビビンパのメニューがあって違和感があったのですが、グループ内に焼肉屋さんがあるのが理由なのだと分かり、妙に納得。こちらのお店も、表側にあった「水琴茶堂」と厨房は共通のようでしたので、一緒に作っているのだと思います。
それぞれ好みのものを注文すると、ロースターが点火され、お料理が来るのを待ちます。
■ 国産牛ロースももランチ（1,500円）
さっぱり系が好みの妻は、比較的脂の少ないロースに。チョレギサラダ、ナムルとセットです。
ロース肉は100gほど、あらかじめタレに漬けこんであるタイプです。
■ 国産牛カルビ＋国産豚バラランチ（1,300円）
夫は、牛カルビ＋豚ばらの脂も楽しめるセットに。
程よく脂も入っていて美味しそうなお肉です。
いずれのセットにも、ご飯とわかめスープが付きます。
早速焼いてみると、タレが焦げる美味しそうな香りがしてきました。肉そのものは厚切りで食べ応えがあるもの、あらかじめタレに漬けこまれているので、そのままいただけます。
肉質は・・・ロースは少し硬めで食べ難さがあり微妙、カルビは脂があるので、若干柔らかく食べやすい硬さ、焼肉らしいお味でご飯が進みます。タレが用意されていましたが、下味が濃い目で付ける必要がないくらい、下味の強さでお肉の味わいがあまり感じられなかったのが少々残念。
さっぱり系が良いと思ってロースを選んだ妻でしたが、夫のカルビを1切れ味見させてもらうと、カルビの方が焼肉らしい味わいで良かったかなと思い・・・お勧めは、カルビやバラなのだと思いました。
上品な店内の雰囲気に丁寧なサービスで、居心地は良いお店、さすが「桔梗屋」なのだと思います。桔梗屋に焼肉というのは意外な組み合わせですが、落ち着いた空間で食事がいただけるのはうれしい点。ボリュームのあるランチを求める方には「水琴茶堂」よりお勧めです。
なお、こちらの店舗も笛吹市のPayPayポイントバック30％キャンペーン（2023年7月31日まで）の対象店、PayPayで支払うと30%OFFで楽しめます。実質1,000円程度でこのランチがいただけるのはお得感あり！利用するならキャンペーン実施中がお勧めです。
コメント