戸隠神社の参拝を終えるとちょうどお昼の時間。戸隠でお蕎麦をと思い、山を下りながらアタリを付けていたお店に行ってみると、いずれも待ち行列が出来ている状況。9月の祝日を挟む連休の週末で戸隠観光のお客さんが多い日でしたので、どのお店も大混雑。
仕方なく、長野市内に戻ってお昼ごはんに。「やっぱり蕎麦がいいよね」と、駐車場のあるおそば屋さんを探して駅ビル「MIDORI」のレストラン街にある「信州蕎麦の草笛」に行ってみることにしました。
「MIDORI」は、長野駅にあるショッピングセンター、長野県各地の老舗有名店が出店しており、信州名物の食事やお土産購入ができる便利なところです。
レストランフロアにあったのは、「信州蕎麦の草笛」。長野では相当有名と聞いてきました。
店頭で職人さんがそば打ちの真っ最中。通路に面してガラス張りになっていて、そば打ちの様子が見られるようになっていました。
伺ったのは14時過ぎ。ランチタイムのピークから外れていましたので、すぐに入店できました。
メニューは、冷たい蕎麦、温かい蕎麦とありますが、「蕎麦の美味しさを楽しむなら冷たい蕎麦」と、冷たいお蕎麦のメニューを比較・・・
単品で天ぷらを追加することもできるほか、くるみだれ、とろろだれなど、汁もいろいろ。
午前中トレッキングをしていてお腹が空いていたので、夫婦ともに天ぷらとのセットをオーダーすることしました。
テーブルには、七味とアルコール消毒シート。コロナ感染拡大防止への気遣いが感じられます。
七味は、善光寺名物の「八幡屋礒五郎」の「名物七味」、やはり、地元の有名七味が使われています。
この七味、いただいてみてとても香りが良かったので、お土産に買って帰りました。詳しくは、以前のブログで紹介しています。↓
ほどなく、お料理が運ばれてきました。
■ 野菜天ざる蕎麦(1,500円)
妻は、野菜の天ぷらのセットにしました。
思ったよりもボリュームのある天ぷら、マイタケ、エリンギ、かぼちゃ、えのき、シソ、かまぼことキノコ類中心、シャキシャキした食感と衣のカリっと感がよく、もちろん揚げたてで美味しい。
蕎麦は白く細め、いただいてみると、つるりとしたのど越しが良いお蕎麦です。蕎麦の風味も強く感じられます。
■ 海老天ざる蕎麦(1,550円)
夫は、海老天の入った天ざるを。海老、かぼちゃ、エリンギ、シソ、かまぼことこちらも種類が多くてうれしいセット。食べ応えもあって、なかなか。
そして、もうひとつオーダーしたのは、「くるみだれ」。草笛のお勧めと聞き、試してみたもの。
蕎麦猪口にくるみペーストが入って、そばつゆと一緒に供されました。このペーストをそばつゆに溶かしていただくとのこと。夫婦それぞれ、最初は普通にそばつゆで蕎麦をいただき、蕎麦とつゆの美味しさを味わった後、くるみペーストを少しだけ溶かしていただいてみました。
くるみペーストは少し甘いお味、甘いことにとても驚きましたが、味わってみるとこれはこれで美味しい。くるみのコクが蕎麦によく合います。すこしつゆがねっとりするので蕎麦との絡みもよく、くるみをしっかり味わえます。
途中、八幡屋礒五郎の七味を振ってみると、また違った味わい、甘さに柚子の香りが付いた辛みが加わりさらに美味しいと思いました。
長野でいただくお蕎麦はいつも美味しく、長野の方がうらやましいと思うほど。今回はくるみつゆでいただくお蕎麦の美味しさも知り、また新しい出会いになりました。
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