長野のお土産は桜井甘精堂の栗飴と根元八幡屋礒五郎の七味唐辛子

旅先散歩

小布施の旅行では、ぶどう、桃とフルーツ以外にもお土産を買って帰りました。いずれもとても美味しかったので、紹介します。

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桜井甘精堂「栗飴」

ひとつめは、桜井甘精堂の「栗飴」です。桜井甘精堂と明治産業のコラボ商品、桜井甘精堂自慢の栗あんを原料に使った飴です。

小布施にある桜井甘精堂で購入したもの。

お店の中では栗菓子の販売の他、栗菓子の歴史を学べる展示があります。立派な栗落雁の衝立が飾られていたりします。

桜井甘精堂のお菓子を包む包装紙、手提げ袋のデザインの紹介などもあり、こだわりの一片を知ることができます。

こちらは落雁の抜型、栗落雁が作られるようになってから200年以上、伝統のあるお菓子であることを知りました。

日本国内各地で栽培されている栗の種類の紹介があり、味わいの違いなども勉強になりました。

展示を見た後、栗菓子を購入、お土産しました。

パッケージには鹿の子の写真がありますが、飴です。

栗を使った飴を見たのは初めて、栗好きの妻は見つけた途端、食べてみたくなり、即買いしました。

中身は、透明な黄色い飴。レモンやオレンジの飴かと思う色合いです。

口に含んでみると、その瞬間から栗の風味が口の中に広がりました。透明な飴の中のどこに栗が入っているのだろうと栗には見えない色合いだったのと対照的な栗感満点の風味に驚きます。

飴をなめていると、飴の中心部には栗あんが入っていました。栗あんもよく、栗を楽しんだと思えるお味で◎、これとても美味しい。

手軽に栗を楽しめることがうれしく、気に入りました。

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根元八幡屋礒五郎「七味唐辛子」

ふたつめは、根元八幡屋礒五郎の「七味唐辛子」です。

善光寺の門前にあるお店、古くから七味唐辛子の販売をしているお店、ブリキの缶に入った商品が定番です。

辛味を出すための唐辛子、辛味と香りを併せ持つ山椒・生姜、そして、風味と香りの麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つを配合した調味料、辛味と香りの調和のとれた独特の味わいのお品です。

今回購入したのは、あらかじめ配合されているお品ですが、店頭では、好みの割合で混ぜ合わせた七味唐辛子のカスタマイズもできます。よくお祭りの屋台で見かける七味唐辛子屋さんと同じシステム、香りが強いものが好みの時は、陳皮やゆずなどを多めにしたり、しびれを効かせたい時には、山椒を多めにしたりと使うお料理に合わせた七味唐辛子を作れます。

缶を開けてみると、七味唐辛子は2つに分かれてパッケージされていました。風味を大切する心遣いのある包装ですね。

肝心なお味は・・・
豚汁など温かい汁ものに入れると、ふっと香りが立ってきます。辛さはわずかに感じられる優しい辛み、香りの強さに比べると辛みは弱めですが、美味しくいただけるほどよい辛さ、豚汁が引き立ちます

香辛料の風味は、開封して空気に触れた瞬間から徐々に落ちていくもの。開封後は早めに使い切ることで、その風味を守り、最後まで美味しく食べられるとのこと。缶の中の七味唐辛子が2つのパッケージに分かれていたのは、この風味を大切にしているからなどだと分かりました。

先ほどの缶の裏側には善光寺が描かれていました。

七味の種類だだけでこの位の種類の製品があります。ゆずが効いたもの、山椒が効いたものなど使う場面によって使い分けるとさらに美味しくなりそう。ほかの七味と味や風味比べをしてみたくなりました。

中身の良さはさるものながら、デザインセンスのある缶の図柄もいろいろ。期間限定だからこそ、選びたくなるもの。考え始めると欲しくなってしまいますので、今回はひとつだけに留めておきました。香り立つ美味しい七味唐辛子があるのですね。

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