ANA国内線で見つけた「足元収納用袋」日本らしい気遣いのあるサービス

機内食・サービス

2020年に入ってから新型肺炎ウィルスの流行で海外旅行が難しくなり、2月に出かけたフィラデルフィアが最後の海外旅行、その後の予約はキャンセルするつもりでいるところ。旅行には行きたいと、外出自粛要請が出る前、久しぶりにANA国内線に搭乗しました。

妻の勤務先にテレビ会議システムが導入された以降、国内拠点への出張がほとんどなくなり、国内線に搭乗する機会が大きく減少、夫も転職後国内出張がなく、ANAの国内線に搭乗したのは夫婦ともに数年ぶり。久しぶりにANA国内線に搭乗してみると、機内サービスやラウンジの様子がだいぶ変わっていました。

最初に驚いたのは、搭乗口の近くに機内用イヤフォンと足元収納用袋が置かれていたこと。イヤフォンは座席ポケットに入っているものと思っていましたが、今は搭乗時に配っているのですね。

イヤフォンの使い捨ては、機内やフィットネスジムでもよく見かけますので、珍しいことではなくなりましたが、足元収納袋は初めて見たサービスです。

「手荷物収納袋」は、名前の通り、手荷物を入れる不織布でできた袋、ショルダーバックやリュックなどがすっぽり入る大きさの袋です。夫のリュックを入れてみると、ジャストフィットサイズ。このまま前の座席の下に収納しました。

機内に持ち込んだ手荷物は、前の座席の下か頭上の手荷物入れに収納するのがルールですが、靴の汚れなどが残っている可能性もある足元のスペースに手荷物を直置きするのには抵抗感があるもの。この袋を使えば安心して収納できるようになります。

この袋、頭上の物入にコートやジャケットを入れる時にも使えます。頭上の物入にはキャリーバックなども収納しますので、車輪の汚れが付かないかと心配することがなくなりますね。

これまでは、バックや洋服を入れる袋を念のため持ち歩いていましたが、このサービスはとてもありがたいもの。さすが全日空と思いましたが、今回帰ってきてから調べてみたら、日本航空でも同様のサービスがあると知りました。

ユナイテッド航空など外資系の航空会社ではこういったサービスを始めるとは考えにくいのですが、国際線でも同様のサービスがあるといいのにと思いました。

昨今の騒動を考え、最近はこのようなものを持ち歩いています。除菌ウエットティッシュです。気休めかもしれませんが、機内で手を触れる可能性があるテーブルやスイッチ、窓枠、シートベルト金具などを拭いて殺菌、防衛しています。

国内線のANAラウンジは各地で改装が進んでいるのですね。新しいラウンジは什器もきれいで、居心地がよくなっていました。

国内線に乗った時には富士山を見るのが楽しみ。あいにくのお天気の日でしたが、ちょうど頂上付近だけ雲の上にあって、雲海の中にある富士山を眺められました。

国内旅行も新たな発見があり楽しいのですが、1日も早くコロナウイルスの猛威がおさまり海外渡航ができる日が来ることを願っています。

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