2023年桃狩りシーズン、6月下旬頃より山梨県内各地の産地で桃狩りが始まり、6月最後の週末に続き、7月3連休も桃狩りに行ってきました。
出かけたのは、「日本一の桃源郷」と呼ばれる甲府盆地の笛吹市一宮地区にある、「浅間園」。1年で一番桃の美味しい時期、3連休は、初日、2日目と2日連続で桃狩りを楽しみました。初日はあいにくの曇り空、時折雨が降るお天気、2日は快晴でさんさんと輝く太陽の下、完熟の桃を味わいました。
桃狩りのできる地域や、時期、品種などの詳細は以前のブログで紹介しています。↓
利用したのはいつもの「浅間園」
7月も畑の中でもぎ取った桃をその場で楽しむ昔ながらの桃狩りが楽しめる「浅間園」、樹上完熟の桃が味わえます。
「浅間園」は団体客も利用できる大規模な農園、桃のほか、ぶどうも栽培しており、初夏~秋まで果物狩りが楽しめる観光農園です。
予約は「じゃらん」で
予約なしで利用できる農園もありますが、コロナ禍、入場人数を制限するため予約制としている農園も ありますので、事前に電話かネットで確認するのがお勧め。その際には桃狩りができる品種や作柄の確認もできます。
予約は、今回もいつものじゃらんを利用しました。桃狩りに行こうと決めたのは当日の朝、桃狩りをやっている農園を探して電話を掛けるのは時間がかかるので、サイトで検索。当日でも予約可能だった農園の中に「浅間園」もあり、こちらに決めました。
じゃらんほか、レジャー情報サイトならば検索も予約も簡単。じゃらんには、定期的に出る「じゃらんクーポン」や期間限定でもらえるポイントがあり、これらを活用すると割引料金で桃狩りができるので、最近はこのサイトを活用しています。
今回利用したのは、畑の中で桃のもぎ取りをして40分間食べ放題になるというプランで1,600円という設定。
さらに・・・
笛吹市でPayPayポイントバック30%キャンペーンを2023年7月31日まで実施中、浅間園も対象店舗になっていますので、PayPay払いをすると、さらにお得に利用できます。
アクセス
一宮までは、河口湖周辺からは車で40分ほど、御坂とほぼ同じくらいの距離、山越えのルートで、甲府盆地に出てから左側に進むと御坂、右側に進むと一宮です。
あらかじめじゃらんで開園時間の8時半に予約。7時半に河口湖を出発したところ、想定外にスムースで45分ほどで到着しました。
入園券を購入したら歩いて桃畑へ
予約の名前を伝えて料金の支払いをすると、入園券がもらえます。開園時にいらしたお客さんは全員が「じゃらん」予約のお客さん、皆さんじゃらんを活用されているようでした。
チケット受け取ったら、桃畑へ向かいます。マイクロバスで桃畑へ向かう農園もありますが、こちらの農園は受付のすぐ裏に畑があり、歩いていける範囲にあります。
なお、桃畑には大きな荷物の持ち込みはできないルール、手荷物は貴重品のみ小さなバックにして、その他は車に置いておきます。
桃狩りをする畑までは、歩いて数分。途中、桃畑への案内看板がありますので、矢印の方向に向かっていけばOK。
この日の会場は斜面の下の側、高速道路を遠くに見ながら斜面を下ったところに桃畑がありました。
桃狩り開始!
この日の桃狩りの会場は、こちら。受付でスタッフさんにチケットを渡して説明を受けます。
会場には、高い位置の桃が収穫できるよう梯子もスタンバイされています。
桃畑のところどころにテントやパラソルで日陰が作られ、桃を食べるためのテーブルも置かれています。
桃畑の入口で入園券をスタッフさんに渡すと、桃狩りのシステムの説明があります。
取った桃を入れるバケツと包丁が渡され、桃の取り方や食べ方、食べ終えた後の種や皮の捨て方などの説明があります。桃畑の中には水道もありますので、採った桃を洗ったり、果汁で汚れた手を洗うこともでき、快適に桃狩りが楽しめます。
食べ放題の時間は40分間、畑の中で好きな桃を選んでもぎ取って食べられるほか、冷えた桃を食べたい方向けに、前日までに収穫した桃がクーラーボックスの中に用意されています。
この日は大きめの桃がクーラーボックスの中に一杯。やわらかめの桃が用意されていました。
そのほか、完熟の小粒桃もあり、こちらも上々のおいしさ。常に冷えた桃が運ばれてくるので、畑の中の生ぬるい桃よりも冷えた桃がお好みの場合はこちらをいただくだけでも満足できます。
通常は、別料金を支払えばお持ち帰りも可能ですが、この日も自分で採った桃の持ち帰りはできず、お土産用を購入してくださいとのことでした。
畑の中のスタッフさんからは、桃の採り方、選び方の説明があります。枝を持って動かないようにして桃の実を軽くひねると簡単に採れるとのこと。引っ張ると枝が折れてしまうのでと、注意点も教えて下さいました。そして、美味しい桃は、木の上に生っているとのこと。脚立を使って収穫するのがコツです。
その後、園内にある水道の場所の案内があり、説明は終了。畑の中に水道があるので、取った実を洗ったり、汚れた手を洗ったりできるのが便利です。
さて、スタッフさんの案内を聞いた後、早速桃の様子を見に行きました。
木の上には食べごろの桃がたくさん。とてもきれいな桃ばかり、下の手の届くところにも食べごろの桃がある状態。
この日食べ放題だった品種は2種類。
ひとつは、「日川白鳳」という品種。食べごろを少し超えたところで残り僅か。
もうひとつは、「みさか白鳳」、こちらはちょうど食べごろの時期、樹上で完熟になった実が多数ある状態。
園内の木には品種を示す札が枝に下がっているので、好みのものを選んで桃を収穫します。
桃狩りを始めると、太陽が顔を出し、晴れ渡ってきました。
夫婦それぞれ、「これぞ!」と思う桃をもぎとり、早速いただいてみました。
スタッフさんからお勧めされた木の上の方に生っている桃を採ってみました。
二つに割ってみると、果肉はほどよいピンク色。夫のものはシャキシャキが残っている状態、妻のものは、すでに果肉が柔らかくなり始めている、まさに食べごろの桃。お互いの好みに合っている桃を選ぶことができました。
完熟度合いは違うものの、どちらの桃からも果汁があふれ、美味しい桃で大喜び。
スタッフさんの説明通り、脚立に上って上の方の枝から採った実の方が甘かったのですが、同じ畑の中でも大きさ、甘さが木や桃の個体によって差があります。1日目は木の下の方の桃は硬めでしたが、2日目に同じ畑で桃をいただいたところ、木の下の方まで甘くなってきていて、手の届く高さに生っている桃も充分食べ頃になっていました。
木によって、酸味が効いたさっぱりした味だったり、柔らかい甘みが強いももだったりと個性がありますので、食べ比べをして、気に入った木の桃を中心にいただくのがお勧めです。
40分間でいただいた桃は夫婦で8-10個ほど。少し小さめの桃もあったので、いつもより多めに食べられました。夫婦ともに、好みの硬さの桃が食べられる時期でとても満足した桃狩りになりました。
桃狩りの後はお土産を
桃狩りを終えて、受付に戻るとお土産用の桃が並んでいました。
大粒の白鳳は5個で2,500円、桃畑で見た桃もよりもずっとサイズが大きい出荷用の桃です。
自宅用のお土産は1,000~1,300円、お買い得品があります。
PayPayの30%ポイントバックがお土産でも利用できますので、7月中であれば3割引で購入できます。この時期はとてもお買い得かなと思います。
最後に
7月も中旬になると、まさに完熟の桃が増えてきます。生る場所により、硬さに違いがあり、夫婦ともに好みの桃が思いっきり楽しめて、来てよかったと思いました。
毎度ながら、美味しい桃に出会うならばスタッフさんから美味しい桃の見極め方をよく聞き、吟味して選ぶのが重要、スタッフさんとコミュニケーションをとって教えてもらうのが大切です。
桃狩りシーズンは9月まで続き、時期によりいろいろな品種が楽しめます。すでに8月の桃狩り計画を立てているほか、シーズン中何度か伺って食べ比べをするつもり。コロナ禍明けの夏、今年はすでに賑わっており、シーズン通じて多くのお客さんが楽しむものと思います。
ここまで甘い桃に出会えるのは桃狩りならでは。一度は桃狩り、行ってみてください。スーパーで桃が買えなくなりますから・・・
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