ひんやり涼しい風が通る備瀬集落のフクギ並木散策の後はサーターアンダーギーのおやつ

旅先散歩

沖縄を訪問した9月はまだまだ夏の暑さが残る時期、沖縄北部、美ら海水族館の近くにあるフクギ並木で有名な備瀬集落に出かけ、涼しい緑のトンネルの中を散策してきました。

並木に植えられている「フクギ」という名前の木、沖縄に来るまで知らない品種。台風の多い沖縄では、家を守る防風林として「フクギ」が使われているとのこと。葉が密集する品種で、防風だけでなく、防砂、防潮にも役に立つ樹木、備瀬集落には道の両側に「フクギ」が植えられた並木道があります。

うっそうと茂る緑の葉が付いた木が「フクギ」です。

集落の道沿いには「フクギ」が植えられて、緑のトンネルのようになっています。

並木の入口にはこの看板があり、看板の左側に無料駐車場があります。車を停め、案内マップで並木道の歩き方を確認してから散策に出発です。

並木道沿いには案内看板がありますので、迷うことはありません。ここから備瀬岬まで並木道をゆっくりあるいて15分ほどです。

「フクギ」は大きく成長し、葉が密集してるので、小径は日影になりとても涼しい風が流れています。真夏の暑い日はこの風が心地よく感じます。

2本の木が寄り添うように成長した「夫婦福木」です。根がしっかり張っているので、台風の暴風でも倒れることはなく、家を守ってくれます。

新しい葉は薄い黄緑色、成長に従い緑が濃くなります。

並木道沿いには「順路」の案内標識があるので、地図がなくとも散策は可能です。

根なのか枝なのかわからない状態になっています。

丁字路の突き当りには「石敢當」(いしがんとう)の標識があります。これはいわゆる「魔除け」。徘徊する魔物はまっすぐ進む性質があると信じられており、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうため、丁字路や三叉路などの突き当たりに「石敢當」を設け、魔物の侵入を防いでいます。

散策の途中、バナナの無人販売がありました。買って帰りたいと思ったのですが、滞在期間中に食べきれるか不安になる分量、見るだけにしておきました。

並木道を抜けると備瀬岬につきました。青く澄んだ海は水質がよく、とてもきれい。ご家族連れが1組だけ海で遊んでいました。

帰りは海沿いの遊歩道を歩いて戻りました。途中ずっと青い海が見え、とてもきれいでした。

フクギ並木入口に美味しいサーターアンダーギーのお店「トモ」があると聞き、おやつに買ってみました。

黒糖(70円)とプレーン(60円)をひとつずつ。いずれも素朴なお味。甘みが付いていて美味しいものでした。もう少し食べたいと負いましたが、この後ランチを食べる予定があったので、ひとつずつで我慢しました。

トモ
0980-48-3134
沖縄県国頭郡本部町備瀬389

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