2019年10月キャセイパシフィック航空成田ー香港(NRT-HKG)ビジネスクラス【搭乗記】機内食

エアライン

キャセイパシフィック航空のビジネスクラスに搭乗することの楽しみは、機内食。以前エコノミークラスで香港に行ったときに美味しかった記憶があり、ビジネスクラスならばなお美味しいのではないかと、搭乗前から楽しみにしていました。

離陸後水平飛行に移ると、最初にドリンクサービスから。機内が肌寒かったので、温かいコーヒーをいただきました。

スナックは、わさび豆入りのピーナッツ入り柿の種。程よい塩加減とわさびのピリッと感が美味しいスナック、器にいれて機内でいただくと上品なおつまみに感じられます(笑)

夫はここでもコークゼロを選んでいました。

夫の写真を見ていて気が付いたのですが、海苔おかきも入っていたのですね・・・妻のおつまみにはなかったので、違うものかと思ってしまいました。

機内食のメニューを見ながらお料理を選びます。この日のメイン料理は、

ビーフテンダーロイングリル
豚肉蒸し煮プラムソース
ヒラメ西京焼き

からの選択。いずれも美味しそうで迷います。日本出発便ですので、西京焼きも美味しいでしょうし、プラムソースの豚肉もさっぱりしていそう・・・と思ったものの、王道のテンダーロインを選びました。

■ スターター

最初に前菜のプレートが運ばれてきました。前菜は3皿、グリーンサラダ、椎茸と錦糸卵が乗った梅そば、チキンガランティーヌとケイジャンシュリンプ。

グリルでありながら、下味がしっかりついたしっとりチキンにスパイシーな海老が特に美味しい・・・ユナイテッド航空とは全く違うレベル感のお料理、これはちょっとした驚きです。

ただ、梅そばはいまひとつのお味。以前、機内食でそばをよく見かけましたが、久しぶりにお目にかかりました。茹でおきのそばは、あまりおいしいとは感じられないので、前菜には不向きと思ってしまいます。外国人の方には喜ばれるのでしょうか。

梅が練りこまれたそばのようですが、人工的な色合いだけで、風味が感じられなかったのももったいないと思いました。

パンは全粒粉のテーブルロール。ちょっとしんなりしてしまっていました。うまくリベイクされるとよかったのかもしれません。(パンの美味しさは、全日空やルフトハンザが上ですね)

■ メイン

前菜を食べ終えると、メインのテンダーロイングリルが来ました。添えられているのはにんじんいんげんのほか、コーンミールのポレンタです。

テンダーロインの肉質はよく、美味しい部位でしたが、少し水分が出てしまっていて、水っぽい仕上がり。ワインソースが薄まってしまったのが残念でした。状態がよかったら美味しいお肉だったと思うので、惜しい感じです。

メイン料理のサーブは、1人分ずつCAさんが運ぶサービス形式が多いと思っていましたが、キャセイパシフィックではワゴンに乗せて運ぶ形式でした。おかげで他のお料理の様子も見ることができました。

この日のあたりは、西京焼きだったのかもしれません。

■ デザート

デザートもワゴンサービス。ワゴンにはチーズのほかフルーツ各種が置かれ、CAさんに好みのものをお願いする方式でした。ここまで結構なボリュームがありましたので、妻はフルーツを少しだけいただいて食事を終えました。

チーズ好きの夫は、チーズもオーダー。大ぶりのチーズ3種類とクラッカー、ぶどうでチーズを満喫していました。カマンベールとブリーが特に美味しかったようです。

■ 到着前のデザート

ハーゲンダッツのアイスクリームは食事の後のデザートかと思っていましたが、到着の少し前、最後のドリンクサービスとともに供されました。

定番の抹茶がありにんまり。夫婦ともに抹茶を選んでいました。程よい苦みが効いたハーゲンダッツの抹茶アイスクリーム、夫婦の好みです。

食事の直後ですと、それなりにボリュームがある食事の後ではアイスクリームが美味しくいただけないので、間隔をあけたサービスがありがたいもの。美味しく楽しませてもらいました。

窓の外にはきれいな雲のじゅうたんが広がっていました。

座席回りが快適で機内食も美味しく、定評のあるキャセイパシフィック航空のビジネスクラスサービスに大満足、スペシャル価格でなくても、航空会社を選べるなら、また利用したいと思うサービスでした。

たまには違うアライアンスや航空会社を利用するのも新鮮でよいものですね。ユナイテッド航空を卒業した後の乗り換え先航空会社アライアンスについて、ワンワールドもいいなあと思ってしまったのでした。スターアライアンス系、全日空にしようかとほぼ決めていてただけに迷いが生じています。

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