2025年5月全日空NH102(HND-IAD)羽田-ワシントンDCビジネスクラス【搭乗記】①美味しい機内食と安心のサービスで快適なフライト

エアライン

搭乗時刻近くに搭乗口に到着すると、搭乗予定のお客さんで周囲のソファは埋まっている状態。満席近い搭乗率なのがわかりました。ただ、日本だからなのか、ANAだからなのか、きちんと搭乗時刻や搭乗の順番などをアナウンスしていることもあり混乱はなく、スムースに進みました。

乗り遅れるお客さんがおらず、予定よりも早くドアクローズして、滑走路に進んだのですが、離陸待ちの行列があり、少し遅れて離陸。その後は、直接海上に出るのではなく、都心上空を通って旋回するルートで進みました。

晴れて遠くまで見渡せる良いお天気、都心のビル群を間近に見降ろし、スカイツリーなどの上を抜けて、行きました。途中、富士山も見えるなど、ちょっとした遊覧飛行を楽しませてもらいました。

スポンサーリンク

座席、アメニティ

最新型の「The Room」の機材になることを期待していたのですが、残念ながら、スタッガードシートでした。今回搭乗して初めて気が付いたのですが、同じスタッガードシートでも機材によって細かい仕様が異なっているのですね。

テーブルが前の画面の下に収納されているのものと、脇のコンソールから取り出すタイプのものがあったり、電源コンセントの位置、座席調整の方法など細かな点で違うのだと利用してみて気が付きました。どの座席が良いかは一長一短、好みの機材のフライトを選ぼうかと思っても、機材変更は日常茶飯事、好みの機材にあたるかどうか、利用者側で調整できるわけではないので、アサインされた席でフライトを楽しみます。

用意されていたアメニティは、エッティンガーのイエローのポーチ。オレンジ色のポーチよりも使いやすい色合いに思いました。

中身は、AVEDAの化粧品とANAオリジナルのエコバッグという組み合わせで変化なし、アイマスクや歯ブラシ、ソックスなどは必要な方だけCAさんにリクエストしていただく方式。歯ブラシやアイマスクは持参していますので、もらう必要はなく、この内容で充分です。

エコバックは、お土産に喜ばれるものですが、さほど数はいらないので、溜まったらオークションなどで断捨離するのかなと思っています。

スポンサーリンク

機内食

ワシントンDCへのフライトは昼前に日本を出発し、現地には午前中に到着するもの、搭乗後、ランチ相当の機内食が提供され、その後は好きなタイミングで食事をいただけるというサービススタイル。多くのお客さんは、最初の機内食の後は、到着前に朝食を召し上がるパターンで利用されます。

我が家も、ほぼその時間帯で機内食をいただきました。

メニュー

メニュー冊子が配られ、それを見ながらオーダーします。最初の機内食は、和食または洋食のコースから選びます。

和食は「銀座奥田」監修のコース料理、前菜、小鉢、主菜と様々な食材を使ったお料理が楽しめます。

洋食は、肉料理、魚料理のメインを選ぶコース、肉料理はステーキ、魚料理はイトヨリダイでした。

その後は、好きな時に軽食のオーダーが可能に。

サンドイッチ、丼、ラーメンなどの食事系のほか、フルーツ、チーズ、ナッツなどおつまみも各種あり、フライト中に小腹が好きたときに選べるメニューは種類豊富です。

そして、到着前には朝食見合いのお食事として、和食と洋食のセットメニューもあります。

以下、いただいた食事を紹介します。

アミューズ

最初にアミューズのサービスです。

■ ANAオリジナル抹茶アーモンドパイスティック、ムール貝のマリネ チーズとオリーブ

このパイスティック、いつもサクサクでとても美味しいもの。ファーストクラスでは、袋から取り出してカップに立てて供されるのですが、ビジネスクラスでは袋入りのまま。これはこれで、後から食べるという選択肢もあってよいもの。

でもこの場でいただいてしまいました。

和食

妻は和食を選択、日本発ならば和食のクオリティが高いので、常に和食を選んでいます。

搭乗した日の和食は銀座の日本料理店「奥田」監修の献立、お店のご案内冊子もあってちょっと期待が高まります。

■ 前菜 海老、蛍烏賊春菜づくし
■ 小鉢 桜鱒昆布〆白アスパラ巻き、鯛昆布〆長芋、葱巻き
雲丹、平貝、蟹身、翡翠茄子の生姜酢ゼリー掛け

最初に、前菜と小鉢2品がトレーに乗って供されました。

前菜は、海老とほたるいか、こごみやぜんまい、などの山菜、たけのこ、さやえんどうなどの春らしい野菜がきれいに盛り付けられていて、これだけでもうれしくなるもの、別添えの胡麻クリームをかけながらいただきました。

昆布〆された鱒と鯛、うにや蟹などが機内でいただけるのはとてもうれしいもの。

■ 主菜 牛肉赤味噌煮 春雨三色 太刀魚と海老真丈の沢煮野菜餡掛け 

主菜は牛肉と太刀魚、海老真丈とこちらも贅沢な組み合わせ、コシヒカリのごはんとみそ汁、香の物とともにいただきました。どちらもご飯が進むお味、機内ということもあり、少し味つけが濃いめになっているように感じました。

洋食

夫は洋食、そして、メインはいつもの通りステーキを選びました。

■ アペタイザー チキンのエスカベッシュ 鯛のマリネとパセリソース

アペタイザーは2種類、和食だけでなく洋食にも鯛が使われています。

鯛もチキンも手が込んた美味しいお料理だったとのこと、盛り付けもきれいです。

パンはバスケットの中から珍しい桜のパンを選びました。桜の風味が効いた塩味のパン、食事にもあうシンプルなパンです。

■ メインディッシュ 牛フィレ肉のソテー 焦がしベーコンとケッパーのフォン・ド・ヴォーソース 

メインは、牛フィレ肉のステーキ、若干レアで仕上げられたもの、コクがある少し甘目のソースでいただきました。

デザート

デザートは、和食、洋食ともに共通のメニュー、ムース、チーズ、フルーツから選択できるもの。

ムースが一番美味しそうでしたが、ボリュームが多い食事でしたので、妻は、フルーツを選び、コーヒーをいただいて食事を終えました。

夫はチーズとフルーツを選び、ミルクティと合わせたようです。

コース仕立ての機内食はサービスが終わるまで2時間あまり。ゆっくりとしたペースで食事を楽しむことができ、ANAのフライトに搭乗してよかったと思いました。

食事の後は、現地の最新情報を調べたり、少し休んだりしながら過ごしました。到着するのは現地の午前中で、その日の午後から観光をする予定でしたので、できる限り眠っておこうと横になって少しだけ眠りました。

搭乗中にいただいたフライト中の軽食、到着前の食事などは、別のブログ記事で紹介します。↓


2025年5月ワシントンDC旅行の詳細は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

コメント