United CleanPlus℠ユナイテッド航空が導入する新しい衛生・安全基準で安心して旅行のできる環境へ

機内食・サービス

先週、ユナイテッド航空の新CEO(スコット・カービー)からマイレージプラス会員向けにメールが送られてきました。新型肺炎ウィルスの感染防止対策のための新しい衛生と安全基準「United CleanPlus℠」(ユナイテッド・クリーンプラス)を制定したという内容でした。

ユナイテッドクリーンプラスについて(日本語)

ユナイテッドクリーンプラスの詳細(英語)

アメリカでは、ロックダウン(都市封鎖)措置の解除が始まり、日本でも、全国での緊急事態宣言の解除が検討されています。これからは、「With コロナ」「After コロナ」が課題の中心になるものと思いますが、乗客が安心してフライトに搭乗できるシステムが導入されることは大歓迎。1日も早く自由に移動ができる環境ができることを望んでいる方は多いと思います。

搭乗までのステップについても、4月に掲載されていた情報よりもさらに詳細検討が進んだようで丁寧に案内されていました。

空港で

機内で

詳細を読んでいて気になったのは、「On our aircraft」(機内での)の⑦と⑧の記述。
⑦ ソーシャルディスタンスを適用した搭乗方法
⑧ 機内消毒について

⑦Applying social distancing to seating procedures when possible, including:

  • Limiting middle seat usage
  • Moving customers seated closely together
  • Boarding from back to front by row after pre-boarding
  • Boarding in smaller groups
  • De-planing in groups of five rows at a time to reduce crowding

これまでのGroup1-5に区分けした搭乗を取りやめ、後方座席の顧客から順に機内へ案内する方法へ変えるという点。この搭乗の方が合理的であるのは間違いないのですが、上手に運営できるかどうか少々心配があります。機内での混雑は解消できたとしても100人以上のお客さんがゲート付近に集まることには変わりなく、満席近いフライトで見られるゲートでの混乱を思い出すと、搭乗前エリアの整理ができるのかが不安な点です。

各空港の搭乗ゲート同士の間隔をあけ、ウエイティングスペースを広くとらない限り運営は相当難しそう。搭乗ゲートの間隔は空港によって大きく異なっているので、都心部の空港ほど難しい課題です。

当面の間、飛行機での移動をするお客さんは少ないとは思いますが、航空会社は航空需要に合わせてフライトの間引き運用が行われているので、1機あたりのお客さんは満席近くまで増えるのではと思います。

⑧Using electrostatic spraying to disinfect aircraft, to be completed on all flights by mid-June

機内消毒を実施するという点。英語版では上記の記載ですが、日本語版では、「機内消毒をさらに強化し、6月より静電噴霧器による機内消毒を全てのフライトにおいて出発前に実施します。」とあり、出発前に毎回消毒されるとの記述があります。(英語版で見つけられないので、本当なのかの確認ができないのですが・・・)

消毒された機材に乗るということの安心感はありますが、消毒液が噴霧された直後の機内で過ごすというのもあまりしたくなく、究極の選択のように思います。

⑦、⑧ともに、お客さんと従業員のための措置と思いますが、これをすることにより、折り返しで機材を使うときの準備時間や搭乗そのものにかかる時間が長くなるので、乗継便の利用の際にはこれらを意識した時間間隔をあけて予約をすることが必要になりそうです。

新しい取り組みも初めてみないとわからないことばかりでしょうから、少しずつ改善しながら、より良い方法に変えていくしかありません。航空機の移動が安心してできるように、お客さんも協力しながら進めていくことが重要ですね。

1日も早く、安心して暮らせる状態になりますように。

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