所用で門前仲町に出かけた折、昔ながらの甘味処「いり江」に行ってきました。門前仲町の駅から歩いて数分の場所にあります。
店頭のメニューにはかわいらしい氷屋さんのペーパークラフトが飾られていました。
開店は11時、午後は大変込み合うお店なので、開店時間目指して伺いました。お店に着いたのは11時過ぎ、既に多くのお客さんがおられ、半数以上の席が埋まっている状態。午前中早い時間から甘味とは少々驚き。
店内奥の席に案内されました。
かき氷を食べようと思って伺ったのですが、一応メニューを・・・
こちらのお店のイチオシは、「あんみつ」。こちらは、もともと寒天・こんにゃくを製造されていたお店、弾力がある寒天が自慢、あんみつは美味しいことで有名です。
かき氷もやっておられ、和の蜜各種が揃っています。
■ クリームあんみつ(1,000円)
夫は、寒天、あんこが揃って楽しめる「あんみつ」をオーダー。蜜は、白みつ、黒みつから選べます。
中身は寒天、こしあんのほかは、フルーツのシロップ煮と求肥と王道の組み合わせ、蜜は黒蜜にしました。寒天はプリとした硬めの食感が良く、のど越しも爽やか。こしあんがそこそこ甘いので、蜜がほとんど要らない状態。まさに寒天と小豆の勝負です。
甘いものばかりですが、いずれも美味しいので満足感がありました。
■ 氷宇治金時+ミルクトッピング(950円+100円)
妻は宇治金時です。ミルクを別添えにできるか確認してみたところ、できるとのことで、追加しました。
薄く細かくかかれた氷に抹茶蜜がかかったもの、小豆はグラスの底の部分に入っているようです。別添えのミルクはピッチャーにたっぷり入っています。
早速いただいてみました。氷は細かく、柔らかいので口の中ですっと溶けていきます。抹茶蜜は苦みが少な目で甘さが際立つもの、たっぷり掛かっているので、甘み充分。
食べ進んでいくと、底から小豆が見えてきました。かき氷の小豆は粒あん、粒がしっかり残っている硬めのもの。こちらも甘めです。
少しずつ食べ進めていくと、甘みが強いからか、小豆がたくさん残ってしまい、最後は小豆だけに。
氷の温度が高いのか、またはかき氷の刃の具合からか、ひげのあるふんわり系ではないものの、くちどけは良よく、美味しく食べ進み、最後は小豆を満喫して食べ終えました。
ここまで甘みが強いと、ミルクの出番はほどんどなく、オプションで付けなくても良かったかなと思うほど。蜜たっぷり系が好みの方にはお勧めのかき氷です。
伺った日は37℃にもなる真夏日、ほてった体には冷え冷えのかき氷が心地よく、美味しくいただきました。
こちらのお店のお勧めは、やはり硬い寒天。丁寧に炊きあげられたあんこと一緒にいただく「あんみつ」が人気の理由がわかりました。
コメント