和牛ビストロで粕汁とローストビーフ丼のモーニング~Dr.Meat 和牛博士のビストロ(半蔵門)

朝ごはん

朝の散策の帰り道、半蔵門駅近くを通りかかったところ、「東京チカラめし」があった場所に新しいお店ができていることに気がつきました。お店の前にあったのはモーニング営業の看板、平日だけでなく休日も営業していると分かり、土曜日のモーニングで行ってみました。

お店の前に出ていたのはビストロ朝ごはんのこの看板。平日は7時、休日は8時から、ランチ営業の前までモーニングの提供をしています。メニューは3種類、680円からとお手頃価格、一度行ってみようと思うラインナップです。

土曜日のブランチと、11時前に行ってみると、先客は地元の方と思しきご婦人おひとりさまのみ。休日の半造門周辺は人通りも少なくとても静か、ゆっくりと朝ごはんが楽しめます。

各テーブルの上には、卓上コンロ。このコンロで焼きながらいただくメニューもあるようです。

入り口の看板と同じ内容のメニューです。モーニングは3種類、粕汁定食、ローストビーフ丼、カレーとありますが、いずれも朝食らしからぬメニュー、ブランチでと思ったのは、朝からボリュームのあるのはちょっとと気が引けたのが理由です。

せっかくなので、夫婦で異なるメニューをお願いしました。

■ 具だくさん和牛粕汁定食(680円)

妻は粕汁定食をお願いしました。定食には、粕汁のほか、ご飯、自家製の糠漬け、焼売が付いていました。

メインの粕汁には、サイコロ切りした和牛のほか、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、さつまいもがたっぷり入っているなど、メニューの名前の通り具だくさん。熱々の粕汁をいただくと、お酒の風味がふっと上がってきます。

粕の風味にさつまいもの甘さ、牛肉の脂身のコクが加わったもの、牛肉を粕汁に入れるという発想がなかったのですが、よく合っていて美味しいもの、ご飯ともよく合います。

肉の小鉢とメニューにありましたが、ついていたのは焼売。肉たっぷりのジューシーな焼売、皮が溶けそうなくらい柔らかくなっていました。

お漬物は糠漬け。大根も人参もシャキシャキ感があって適度な漬かり具合、これもご飯が進むお味で・・・大きめのお茶碗に入ったご飯をしっかり食べきりました。

粕汁と肉の組み合わせがよいとは初めて知った組み合わせでした。

■ 絹のローストビーフちらし朝定食(800円)

夫はローストビーフ丼を選びました。粕汁と自家製糠漬けが付いています。

粕汁は、妻が注文した定食のメインと同じもの。お椀サイズが小さいだけです。

ローストビーフ丼には、蓮根、さらいんげん、出汁巻き玉子、グリーンリーフがきれいに飾られ、肝心のローストビープは野菜の下に隠れています。そして、ご飯は「ちらし」なので酢飯です。

ローストビーフは絹と銘打っていることもあり、とても柔らか、ごく薄切りになっているということもあってとても食べやすいもの、酢飯とローストビーフの組み合わせは意外でしたが、お味は◎。そういえば、最近は肉ネタのお寿司を見かけます。

見た目とても華やか、ローストビーフが美味しい丼ですが、飾りの蓮根などにお酢のお味がついているので、全体的に酸味が強め、酢漬けでない方がバランスが良かったのではないかと思いました。

流石に和牛を売りにしているお店、ローストビーフは美味しかったようで夫は満足そうでした。

朝からお肉は・・・と思ったものの、ボリュームは抑えめでしたので朝ごはんでも充分いただける内容になっていました。ランチタイムにはハンバーグや焼肉など、和牛を使ったお料理がメインのメニューがあるようですので、次はランチで伺えればと思っています。

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