新鮮な海鮮ネタが山高に!華やかな「ぜいたく丼」はコクのある黄身醤油で~つじ半(神楽坂)

ランチ

先日、神楽坂の「杉玉」で刺身の舟盛り丼をいただき、「海鮮と言えば、ここ!」と久しぶりに「つじ半」にも行ってみることにしました。

緊急事態宣言中は人通りも少なかった神楽坂商店街ですが、10月に入りすっかり元の人出に戻り、ランチタイムには行列を見かけるようになりました。「つじ半」も長らく行列がありませんでしたが、行列が出来る状態に戻っています。

休日のランチタイム、11時過ぎに行ってみると、10人ほどの行列、さほど長くなかったので、並んで待つことにしました。

行列に並んで待っていると、店内からスタッフさんが出ていらして、このメニューを配っていかれました。

「つじ半」のメニューは、「ぜいたく丼」のみとシンプル。丼に乗った刺身の内容によって、特上・松・竹・梅の4種類があります。一番お手頃の「梅」には10種類の具材が使われていて、お値段が上がると、かに や うに が追加され、さらに増量されるというもの。お好みに合わせて選べます。

行列に並んでいる間にスタッフさんが再び登場、オーダーが取られていきました。

並びはじめて20分ほどで店内に案内されました。行列が出来ているとは言え、比較的短かったようです。

カウンターには、すでに黄身醤油と甘酢生姜が置かれていました。

お料理が用意される前の間、カウンター席の前にある「おいしいお召し上がり方」を読みながら待ちます。

最後に鯛だしをかけたお茶漬けが楽しめるようになっています。

最初にごまだれがかかったお刺身が供されました。鯛だしなので、鯛かと思っていたのですが、味わいと赤身から鰤なのではないかと思います。

刺身をごまだれでいただくもよし、お茶漬けに入れてもよし、といろいろな食べ方で楽しめます。

■ ぜいたく丼「梅」(1,100円)

ほどなく、ぜいたく丼も来ました。温かいご飯の上にお刺身、海苔、紫蘇が乗った丼、ご飯ですこし温まったのか、海苔と紫蘇の良い香りが上がっていきます。

お刺身は細かく刻まれ混ざった状態、てっぺんにはいくらがのり、彩りがきれいです。

お刺身は中落ちのとろみで一体となったもの、いずれも鮮度がよく、美味しい!ところどころ数の子やつぶ貝、みる貝など食感の異なるお刺身があってアクセントになっているのも面白い点。黄身醤油を少し欠けていただくと、コクも加わり、さらに美味しくなります。

ご飯は硬めの炊き加減、お米そのものが美味しいので、丼全体が美味しく、幸せ。

最後に鯛だしをかけてもらいました。

だしは白濁して味わい深く、このだしだけでもっといただきたいと思うお味、自宅で鯛でだしを取ってもここまでの味わいにすることができない、お店ならではのお味です。

最初ご飯が硬めと思いましたが、お茶漬けにしていただくにはこの位の硬さがちょうど良いと感じるもの。丼の時とお茶漬けの時でご飯の硬さを変えて欲しいと思ってしまいますが、それは贅沢ですよね。このだしがいただけるだけで価値があると思います。

「松」や「竹」を注文される方もちらほら見かけましたが、「梅」でも充分と思うお刺身の味わいと分量、増量していただくのは、本当の意味せ「ぜいたく丼」かなと思いました。

「杉玉」の舟盛りが乗った丼も見た目のインパクトがありますが、お刺身のクオリティを考えると「つじ半」の方が上。行列に並ばないといけないというハードルがありますが、並ぶだけの価値ありと思います。

いただいている途中、ひっきりなしに予約済のテイクアウト品を取りに来るお客さんやUberEatsの配達員さんをお見かけしました。テイクアウトでも鯛だしがつくのと、刺身とご飯を別盛りで容器に入れてくださっていましたので、テイクアウトでの劣化は少ないと思われお得感あり。行列に並びたくない日は、テイクアウトを検討してもよいかなと思いました。

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