戸隠でのお昼ごはん、そばを食べようと決めてきていましたが、予定していた「そばの実」は行列。ソーシャルディスタンスを考慮して入店できる人数が少ないからと思いましたが、行列の進み具合がわからず、この後の予定もあることから、別のお店に入ることにしました。
入店したのは、宝光社近くの「手打ちそば 紅葉」。決め手は駐車場に停められた車が、県外ナンバーではなく、地元ナンバーの軽自動車や軽トラックばかりだったこと。地元の方が行く普通のお蕎麦屋さんに行ってみたかったので、ちょうどよかったかもしれません。
店内は、テーブル席と小上りがある造り、吉田のうどんのお店のような雰囲気、まさに気軽に入ることができるお蕎麦屋さんに見えます。
こちらでも、コロナウィルス感染拡大防止対策がされており、入店時の手指消毒の他、テーブルにはビニールの衝立が設置されていました。
メニューは、その衝立に貼り付けられています。冷たいおそばと温かいおそばがあり、冷たいそばは盛り付けの分量が選べるようになっていました。
そばの分量は、「ボッチ」という単位であらわされていて、普通盛りが5ボッチとのこと。今日はおそばを楽しむのが目的でしたので、夫婦ともに7ボッチ(大盛り相当だそうです)をお願いしました。
■大盛りざるそば(7ボッチ)(990円)
注文後10分ほどで運ばれてきました。ざるの上にそばの束(=ボッチ)が7つ乗っています。
少し太めのそばもある田舎風、つゆは甘めで夫婦の好みのもの、のど越し良いそばで蕎麦の香りもしっかり感じられて美味しい。ごく普通のお店で美味しいそばがいただけるのは、長野ならではのことと、いつも思います。
7ボッチで大盛りでしたが、美味しいそばだったのか、あっという間に完食、ちょっと物足りないと思うくらいの分量でした。この後、午後は小布施で栗菓子を楽しむつもりなので、この位で良かったと思います。
運ばれたおそばについていたお箸の袋に「宮本旅館」の名前があったので、東京に帰ってから調べてみると、戸隠で古くからある旅館が経営されているそば処とのこと、戸隠中心で旅行をするときにはこのあたりの旅館に宿泊するのもいいかなと思いました。美味しいおそばがいただける旅館って魅力的ですよね。
さらに良かったのは、こちらの店先で販売されていたお野菜。美味しそうなトマトときゅうりがあったので、夜食にと買って帰ったところ、味の濃い美味しいものでびっくり。もっと買って帰ってくればよかったと思いました。
いぼがしっかりしている新鮮なきゅうりが3本100円、完熟のミニトマトは写真の3倍量で100円でした。
美味しいそばもや野菜がいつでも食べられる長野はうらやましいところですね。
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