混雑度はお値段の安さに比例?新鮮な魚料理の定食の明暗~「船宿割烹汐風」「川佳」

ランチ

麹町周辺はオフィスが多く、サラリーマン向けのランチスポットが多数あります。居酒屋、中華、カレー、洋食などなどジャンルは多様ですが、魚料理をメインにするお店を多く見かけます。

「魚魚や鯛一」「魚鷹」「季節料理 根本」「魚めし処 川佳」「船宿割烹 汐風」・・・いずれも新鮮な魚を使ったお料理を提供するお店ですが、混雑度合には違いがあるように思います。

船宿割烹汐風

数年前に移転し新しい店舗で営業されています。

ランチタイムは、2-3種類。お刺身、煮魚、焼き魚など、その日に入荷した魚に合わせたお料理の定食、内容は日替わりです。

以前は、1,000円~1,200円程度でしたが、最近は1,620円に値上がりしています。

伺った日のメニューは、「生サンマの塩焼きとヒラメの刺身」または、「ヒラメとオナガダイの刺身 生みたてたまご」からの選択。サンマが食べたいと塩焼きを選びました。

サンマの塩焼きの他に、香の物、ご飯、味噌汁がついた定食です。

サンマに添えられているのは、すだちと大根おろし。果汁を絞るとさっぱりした香りがひろがりました。サンマはもちろん生、脂が適度に乗っているもの、焼きたて熱々の身をご飯と共にいただくととても幸せな気持ちになります。

そして、驚いたのは、サンマの新鮮さ。身をほぐしていただこうとしたのですが、内臓が全く崩れていないのです。ここまで新鮮なサンマをいただいたのは初めて、内臓も含めて臭みはまったくなく、とても美味しいサンマでした。

この日のランチタイムのお客さんは3組だけ、お値段が上がってからは、お客さんがめっきり少なくなったように思います。

魚めし処川佳

こちらは長年同じ場所で営業されています。いつも満席ですが、回転がとてもよいので、あまり待たされることはありませんし、行列が長くなりすぎることもありません。

とある日の看板です。店先にその日のメニューが掲げられています。内容は日替わりですが、焼き魚、煮魚、刺身、フライとバラエティに富んでいます。価格帯は1,000円から1,200円程度。

以下、これまでにいただいた定食を紹介します。

アジの開きです。定食には小鉢が3つとご飯、味噌汁がついています。

写真ではわかりにくいのですが、身の厚い大振りのアジでした。

小鉢も日替わりなので、いつも楽しみにしています。この日は、しらすおろし、こんにゃくの味噌煮、キュウリとツナの和え物でした。

ほぼ毎日用意されているのが、サバの味噌煮です。

甘めのみそでしっかり煮込まれたもの、人気があります。

この日の小鉢はがんもどき、しらすおろし、春雨サラダでした。

イワシの塩焼きです。小鉢はしらすおろしのほか、青菜のおひたし、オクラとわかめの和え物でした。

イワシの塩焼きは2匹、刺身でもたべられるような新鮮なイワシだったようで、まったく臭みなし、シンプルなお料理だけあって、素材勝負です。

季節料理根本

サバの味噌煮といえば、骨まで食べられるほど煮込まれたお料理で有名な「季節料理 根本」もあります。

1,000円程度でおいしい味噌煮がいただけるので、12時前には行列ができています。お料理の様子は旧ブログで紹介しています。

魚魚や鯛一

麹町周辺の人気店です。日替わり定食の「たいかず定食」は小鉢の数が多くうれしい定食です。開店時以外は基本並んで待つことになるので、こちらも早めの来店が必須です。お料理の様子は旧ブログで紹介しています。

 

いずれのお店も魚料理に定評があり、新鮮でおいしい魚の定食がいただけるのですが、お店によって混雑度はまちまち。サラリーマンはお値段に敏感なのか、一定のレベルの定食であればお値段が安いほうが人気がある・・・当たり前といえば当たり前の話です。

ビジネス街のランチタイム競争はお料理のレベルだけでなくお値段も重要と改めて思いました。

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