ボリューム満点のしらすとタラバガニの丼とほたてとにしんの丼で2021年最初の「できたて屋」始め

ランチ

夫婦お気に入りのランチスポット、コモレ四ツ谷の中にある海鮮の定食と丼の「できたて屋」に行ってきました。

昨年は銀鮭ばかりいただいていたので、今年は年始早々、違うメニューを試そうと夫婦で決めてきました。

緊急事態宣言発令後、営業時間が短縮されていますが、ランチの時間帯は以前と同様営業しています。

本日の花まる丼の中身は、本たらばの腹肉、野付ほたてなど7種類の盛り合わせですね。

店頭のメニューは昨年と同じラインナップ。丼は、海鮮盛り合わせの花まる丼のほか、しらす、にしん&ほたて、銀鮭&いくらといずれも魅力的。

店頭ではお弁当の販売も行われています。銀鮭弁当ととろさば弁当、いずれも972円とお弁当としては少しお高めです。

販売しているのは知っていましたが、お弁当の実物を見たのは初めて。2段のお弁当で、下の段には北海道産の「ゆきごぜん」のご飯、上の段には、サラダ、焼魚、大根おろし、そして、出汁醤油が入っています。

焼魚は店内でいただく時と同じ大きなサイズのもの、店内同様のボリューム感、よく見るとお買い得感があると思いました。

さて、店内に入って、メニューを見ながら注文、その後、空いていたカウンター席に座りました。

伺う度に感じるのですが、お客さんは近所の方が大半、近くに住む小さいお子さんを連れたファミリーや、私たちと同じ世代のご夫婦、40-50代の男性おひとりさまと、年代は様々ですが、ランチタイムは特に賑わっています。

カウンター席の上には、鮭の群来の絵。お店らしい絵ですね。

店内の様子をみていると、10分ほどでお料理が運ばれてきました。

■ 厚岸にしんと野付ほたて丼(1,210円)

にしんとほたての乗った丼です。味噌汁、サラダ、青のりがセットされています。そしてトレーには見慣れない瓶も一緒に乗っています。瓶の中身は「山椒」、にしんに付けると風味が変わるとのこと。意外な組み合わせですが、あとで試してみることにします。

艶やかに光るほたては小粒ながら味わいのあるもの、ねっとりした食感もよく美味しい!

にしんは、細かく骨切りの包丁が入った一夜干しの魚を焼いたもの、食べやすくカットされています。脂が乗っていて、コクは充分。一部はお代わりでお茶漬けを楽しむときのために取り分けておきました。

ご飯は酢飯、ほんのり甘みのついたご飯はツヤツヤ、白飯同様に美味しく、薄めの酢飯でほたてやにしんが引き立っています。途中ににしんに山椒を付けていただいてみると、ピリッとした痺れが効き、またひと味変わるもの。酢飯に山椒の組み合わせは、想定外に美味しく、にしんの脂が中和されるように感じました。

どんぶり1杯のご飯をいただいた後、やはり美味しかったので、お代わりをいただき、ネタと一緒にご飯も満喫。毎度ながら食べすぎました。

■ どっさりしらすごちそう丼(1,210円)

丼のほか、みそ汁、サラダ、青のりまでは、先ほどの定食と同じですが、こちらには、大根おろし、卵黄、オリーブオイルも付いていました。卵黄とオリーブオイルはしらすに絡めていただくと美味しいとのこと。

メニューの名前は、「しらす丼」ですが、どっさりのしらすの他、たらばがにの腹肉も乗っています。

たらばがにの腹肉もしらすもこのボリューム。ご飯が見えないほどぎっしり乗っています。

卵黄にオリーブオイル、だいこんおろしと、しらす丼との組み合わせた時の味の想像がつかないものばかりですが、しらす丼を普通に食べ進めていった途中で丼に投入してみました。

卵黄もオリーブオイルも、濃厚さが増すもの、酢飯に加えるとより濃厚さが強まりました。しらすと酢飯だけでも充分美味しいので、他のアクセントは不要と思ったのですが、味変にはよいもの。

妻は白飯にしてから加えるほうが美味しいのではと思ったものの、夫は酢飯にかけて味わい・・・意外にも美味しいとのこと。オリーブオイルとしらすの組み合わせは想像できませんでしたが、次は自宅でも試してみようかと思っています。

2021年もできたて屋の美味しいランチで幸せな時間になりました。今年もきっと何度も伺うことになるのではと思います。

お店の外から店内にある精米機の写真を撮影。毎日精米しているとのこと、とにかくご飯の美味しいお店です。

精米機の隣には、歯舞産の貝殻昆布の箱。ひとつでなんと20kg入りとらしい・・・ここまで大量の昆布を使うのはお店ならではですね、貝殻昆布は、店内で焼魚を注文した時にサービスされる出汁醤油作りに欠かせないもの。消費量が相応に多いというのがよくわかりました。

次回は何を食べようかな・・・そろそろメニューを制覇してしまいそうです。

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