11月の新宿御苑「菊花壇展」で菊の花を観賞~11月8日~13日は初の菊花壇ライトアップも

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11月の天気が良い週末、久しぶりに新宿御苑に行ってきました。11月は「菊花壇展」が開催されています。


冷え込む日もある11月ですが、日中は気温があがり、お散歩日和。11月の休日はいつになく新宿御苑の人出も多いような気がします。

園内では、ご家族連れのほか、外国人旅行者を多く見かけます。


11月は菊の季節、「菊花壇展」が開催されています。

新宿門の入り口付近には大作りで仕立てた立派な菊が飾られています。


新宿御苑の中、新宿寄りの日本庭園エリアには、この時期菊が大きく飾られています。


大輪の花を咲かせる菊の花壇、とても華やかです。

順路に従って見学していくと、様々な菊の花壇が展示されていました。

■ 懸崖作り花壇
野菊が、岩の間から垂れ下がって姿を模して作り始められたもの。1本の小菊を大きな株に仕立てる技法とのこと。枝垂れ桜のようでとてもきれいです。

伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇

花びらが下に垂れ下がるように咲く「伊勢菊」です。豊かな3種の菊が配色よく植えこまれた花壇です。1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てたものとのこと。一株から咲かせているとは思わず、驚きました。

■ 大作り花壇

一番見ごたえがあったのは、この大作り花壇、一株から分けて作っているものとのこと、「裾野の輝き」(黄)で627輪の大きさ、きれいに成形されているのをみて、どんな風に作っているのだろうと思いました。


一株から分かれた花を半円形に整え、同じ方向に花を向けて同時に咲かせる・・・相当手を入れているのだと思います。あまりのきれいさに圧巻です。

■ 大菊花壇

大菊は花が中央を包み込むように咲く品種の厚物など39品種311株を1本仕立てにして、黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法は「手綱植え」と呼ばれ、新宿御苑独特の手法とのこと。


本当にきれいに整列していて、見とれてしまいました。

大輪の菊や大作りの菊など、初めて見るものばかり、大変見ごたえのある展示でした。菊花壇展は毎年11月1日~11月15日に開催されているとのこと、今年は11月8日~13日は夜間のライトアップも行われ幻想的な菊花壇を鑑賞できます。今年はライトアップが楽しめなかったので、来年までのお楽しみです。

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