3連休初日(3月20日)千鳥ヶ淵の桜はわずかに咲き始め・国立劇場前庭は満開まであと一息

東京都

3月3連休の初日、普段であればマイル積算の海外旅行に出かけている時期ですが、今年は日本から出国するのが難しく、都内でおとなしく過ごしています。

今年は桜の開花が早く、3連休あたりに満開近くになるとの予想が出ていましたので、3連休初日の早朝、千鳥ヶ淵に桜を見に行ってきました。

桜の時期になると、早朝から桜を見に多くの方が集まる桜の名所ですが、今日はほとんど歩く人を見かけません。

静かに桜を楽しむことができるのはよいもの、そのまま緑道を進みます。

ここまで人気がない千鳥ヶ淵も珍しいこと。すれ違うのは、犬を連れて散歩する近所の方ばかり。本当に静かな千鳥ヶ淵です。

肝心の桜の開花状況といえば、今週19日あたりに開花したばかり、咲き始めている木とほとんど咲いていない木があります。咲いている木でも、この程度。まだまだ満開になるまでには時間がかかりそう。ウエザーニュースの予想では23日が五分咲き、26日が満開とのこと。

枝いっぱいに花が咲くと、ピンク色のトンネルが見られるので、もう少しの辛抱ですね。

千鳥ヶ淵の緑道では、今は桜以外の花が見ごろです。

■ サクラモクレン

モクレンといえば白が多いですが、ピンク色のサクラモクレンがちょど見ごろでした。大きな木全体に花が付き、一段と華やかでした。

■ ミツマタ

紙の原料となるミツマタもきれいな花を咲かせています。枝が3つに分かれることから名前が付いた「ミツマタ」、名前の通り、どの枝先も3つに分かれていました。

九段下側の千鳥ヶ淵入口付近にある、撮影ポイントは全く開花していない状況。お堀の奥側の桜が満開になると、お堀の水面に桜が映りこんできれいに見える場所です。来週末が楽しみです。

毎年、この場所からの桜を楽しんでいます。

九段下側には「九段坂公園」の整備が終わり、歩道が広く歩きやすくなりました。お花見の季節に向けて準備が整えられてきましたが、今年は「さくらまつり」が中止となり、静かなお花見になります。

千鳥ヶ淵の後、国立劇場の桜の様子も見に行ってきました。

15日に出かけた時よりも桜の開花が進んでいます。

一番大きな神代曙もピンク色に染まってきました。

3月15日の様子(1分咲き)

6日ほどで開花がずいぶん進んだことがわかります。

近寄ってみると、ほどよい咲き加減。ピンク色の濃いつぼみと、うっすらピンクの花がとてもきれい。通り過ぎるジョガーが立ち止まって写真を撮っていかれるのを見かけました。

立派な神代曙が満開になるとさらに迫力が増すと思いますが、この時点でも充分美しいです。

三連休最終日は雨の予報ですが、とてもきれいな桜の花が楽しめるものと思います。しばらくは幸せな週末になりますね。今年も桜を満喫します。

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