パンとあんこの組み合わせは、あんぱんや小倉トーストなど、昔からある王道の組み合わせですが、食パンにあんこを混ぜた「あん食パン」のブームが相変わらず続いています。先日、グランドヒルズ市ヶ谷に立ち寄った際、ホテル内のベーカリーでもあん食パンを始めたことを見つけ買って帰りました。
わが家の「あん食パン」との出会いは、近くのスーパーマーケット「三浦屋」で神戸にある「トミーズ」の「あん食パン」の取り扱いをしていたこと。話題になった「あん食パン」を店頭で見て、食べてみたのがきかっけです。
ずっしり重みのある食パン、練りこまれたあんの量が多く、あんパンを食べるよりも美味しい、トーストしたときのカリっとした食感もよいと、それ以降、何度か購入して休日の朝ごはんで楽しんでいました。
グランドヒルズ市ヶ谷には、レストランやカフェがあり、朝食、ランチタイムなどでは、ホテルベーカリーのパンが供されています。お手頃な価格で丁寧に作られたパンですので、ホテルベーカリーといっても敷居は高くありません。
案内によれば、あんが練りこまれた「あん食パン」のほか、ビターチョコがはいった「ビターチョコマーブル食パン」があり、週替わりで提供されているとのこと。
ホテルベーカリーでは、デニッシュやメロンパンも自慢！種類は多くありませんが、バターの香りがするパンが一緒に販売されています。
購入した「あん食パン」（480円）です。ポスターでは490円になっていましたが、実際には480円ででした。
4枚に切り分けると、厚切りトーストくらいの厚さ、1回分の朝食にぴったりの大きさです。
サックリした食感を楽しみたく、軽くトーストしてみました。
きれいな焼き色にうっとり。焼いているとパンの甘い香りが漂ってきました。
早速いただいてみます。ふんわり軽いパン、トーストしていたこともあり、サックリした食感がよいもの、あんはマーブル状に薄く練りこまれいて、場所による差がなく、どこを食べてもあんこを楽しめる食パンです。
クラムは濃厚で風味がよいもの、食パンとは思えないしっとリさです。一方、あんは甘みを控えていると思われたことや、薄く練りこまれているため、「あんこ感」はあまり感じません。「トミーズ」の「あん食」のようにパンチのある食パンを期待していると、残念ながら裏切られてしまいます。甘みが控えめで薄く万遍なく練りこまれているので、あんを楽しんでいるという気持ちにはなれません。ある意味上品な「あん食パン」だと思いました。
食パンとしてはとても美味しいので、ジャムの代わりにあんをつけて食べていると思えば柔らかい甘みで美味し感じられます。個人的には、ある程度固まりであんが入っている部分があるほうが楽しく美味しく感じられると思いました。
東京では、「あん食」が食べたくなっても「トミーズ」を手に入れるのはハードルが高いので、そんな時にはこの「あん食パン」をと思っています。
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