北京首都国際空港-市内間のアクセスは機場快軌(Airport Express)が便利

海外散歩

北京首都国際空港と市内を結ぶ公共交通機関は、タクシー、バス(機場巴士)、電車(機場快軌Airport Express)の3種類あります。所要時間、値段、時間の正確性のバランスを考えると機場快軌(Airport Express)がお薦め、2019年ゴールデンウイークに北京へ行った時も利用しましたので、その時の様子を紹介します。

この時の滞在ホテルは地下鉄10号線「呼家楼」が最寄りの「コンラッド北京」。「機場快軌」で「三元橋」まで行き地下鉄10号線に乗り換えてホテルへ向かう予定でしたが、出発便の大幅遅延で北京到着が夜中2時過ぎとなったため、到着時はタクシー、出発時に「機場快軌」を利用しました。

出発遅延となった事情は別記事で紹介しています。

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機場快軌(Airport Express)について

北京オリンピックを契機に整備された鉄道で、空港と市内を30分程度で結びます。郊外は地上、市内中心部は地下を運行しています。

ル ー ト :3号航站楼(第3ターミナル)→2号航站楼(第2ターミナル)→三元橋→東直門
所要時間:3号航站楼から東直門まで約35分、2号航站楼から東直門まで約25分
料       金:25元
運行時間:6:30~23:00(10分間隔)

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三元橋駅

コンラッド北京から「機場快軌」の最寄り駅「三元橋」までは、バスで移動し、電車へ。電車は、市内中心部では、地下、郊外に出ると地上を走ります。「機場快軌」「地下鉄」駅は改札が別ですが、同じ場所にあります。

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切符の購入

切符は、窓口のほか、自動販売機でも購入できます。漢字と英語の切り替えができ、操作手順が機械本体に書かれていますので、読みながら操作すれば問題ありません。

ただ、地名の英語表記は不慣れで直感的にどの駅名かがわからず、漢字の方が分かりやすいかなと思います。

自動販売機はタッチパネル式。目的地の駅名をタッチ、購入する人数を選んで次に進みます。

行先を確認して、紙幣またはコインを入れて切符を購入します。

切符は硬い厚みのあるICカード、日本の「Suica」タイプです。自動改札にタッチして入場しますが、空港の改札では回収されるため、挿入する形式になっていました。

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駅構内・ホーム

ホームはさらに下のフロア、階段で降ります。(なお、ホームから改札階への上りにはエスカレーターがありますのでご安心を。)

ホームはホームドアがあって安全が確保された設計、構内も綺麗で快適です。新しいこともあり、地下鉄駅に比べると設備が新しく安心して利用できます。

時刻表の代わりに、次の電車が来るまでの時間がスクリーンに表示されています。

日本では時刻表での表示が一般的ですが、海外では「次の電車が何分後にくるのか」の表記をよく見かけます。運行ダイヤ管理がしっかりしている日本では時刻表形式が成立するのかもしれません。

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車内

車内は固定のクロスシート、車両は比較的新しく、とても快適です。椅子の頭部分にカバーがかかっているのは中国らしいですね。

ドア付近にはスタンディング用のシートクッション付き。混雑する時間帯ではなかったので、ゆったりと座って空港まで乗車できました。

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3号航站楼(第3ーミナル)駅

三元橋から第3ターミナルまでは、20分ほど。特にトラブルなく、時間通りに空港に到着しました。「機場快軌」は本数が多く、到着予定時間も見込めるので、搭乗前でも安心して利用できます。

この後、アメリカ行きフライトに搭乗し、サンフランシスコへ向かいました。

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