電話予約で並ばず楽しめる「まめ茶和ん」のかき氷~2021年最初のかき氷は「あずきミルク」と「宇治金時」

かき氷

梅雨明け以降の東京は連日の猛暑、週末は今年最初のかき氷に行ってきました。いただいたのは、飯田橋の「まめ茶和ん」のかき氷です。

駅からすぐの飯田橋プラーノ2階にあるお店。4人掛けテーブル席3つとカウンター席4席のこじんまりとしたかき氷屋さんです。

メニューはかき氷のほか、さぬきうどん、抹茶ババロア、あんみつなどの甘味があります。

以前は、店頭にあるウエイティングリストに記入して店頭で待つ方式でしたが、コロナ禍で運営を変更、当日、店頭で記入するほか、当日の朝から電話予約もできるようになっています。

この日は、かき氷と思い立ったのが12時過ぎ、その時点で電話してみたところ、17時50分の枠があり、予約ができました。予約した時間の5分前にお店に行くシステム、店頭や店内でお客さんが密集して密になることを避ける運営が徹底されています。

以前はウエイティングリストに記入しても、どのくらいで順番が来るかなかなか読みづらく、店頭で待たざるを得なかったのですが、この運用に変わって電話をかけて予約さえできれば、決められた時間に伺うだけで済みますので、お客さんにとっても有り難い運用です。

指定の時間に店頭に行ってみると、この日の予約受付はすでに終了。恐らく、かき氷のオンシーズンの間は、昼過ぎには予約が埋まってしまうものと思います。

入店後、手指の消毒、体温測定を経て、カウンター席に案内されました。

座席には、コロナウィルス感染予防への協力のお願いが置かれていました。シェアする時の配慮やおしゃべりをしないようにとの案内など、こういった案内があると、非常に安心です。(が、店内ではかき氷を食べながらおしゃべりするグループがいらして少し心配になった瞬間もありました。こういったご時世であればこそ、黙食して、次のお客さんのために席を譲るような運営を徹底できるのが理想です。お客さん側の協力も不可欠ですね。)

さて、メニューを見ながら、何を食べようかと思案。

期間限定メニューの中には、フルーツ系やチーズなど、特徴のあるかき氷のメニューが並びます。コーヒーシロップ味のあんを使ったかき氷、甘酒ミルクなど、他のかき氷屋さんでは見かけない蜜のかき氷もあり魅力的で毎回悩みます。

宇治や黒蜜、あずき、ほうじ茶など和の素材を使った蜜が多く、フルーツ系だけでなく和のメニューが充実しているのが特徴、あずきが美味しいので、和風の蜜もお薦めです。

あずきや白玉、きなこ、ミルクなどはトッピングとして追加も可能。和の蜜の時はトッピングの組み合わせが楽しく、大概、妻は和風の蜜にトッピングの組み合わせで楽しんでいます。

普段フルーツ系の蜜と決めている夫も、「たまには食べたことのないかき氷にしてみる」と、和風の蜜を選んだので、夫婦ともに和風の蜜のかき氷になりました。

■ 宇治金時(1,010円)

夫は抹茶蜜を楽しみたいと、宇治金時を選びました。

氷はきれいな丸に形作られ、渦巻き状に蜜がたっぷりかかっています。抹茶蜜には予め甘みがついたタイプ、小豆は別添え。かき氷のてっぺんに小豆が乗っていると思っていたので、ちょっと拍子抜けだったようです。

かき氷の氷は温度低め、ふんわりと盛られていて、スプーンがすっと入ります。

柔らかい氷に宇治蜜がたっぷりかかり甘いかき氷、小豆も甘いのでダブルパンチ。小鉢の小豆だけかと思い全体の配分を考えながら小豆を楽しんでいたのですが、食べ進むと氷の中にも小豆が入っているのがわかり、一安心。大切に食べていたので最後は甘みのバランスが少し崩れてしまいました。

かき氷の氷そのものは美味しく、最後までふんわりをキープしながら楽しめました。

■ あずきミルク(750円)+トッピング きなこ(60円)

妻はほぼいつもこのミルクと小豆の組み合わせ、ミルクの柔らかい甘みとあんの強めの甘味の組み合わせが好み、美味しく食べ進みます。

運ばれてきた時に、「いつもと何かが違うなあ」と思ったのですが、昨年いただいたかき氷は「あずきミルク」ではなく、「ミルク氷」に小豆をトッピングしたものと後から気が付きました。

ちなみに、ミルク氷は、練乳とフォームドミルクの2種類のミルクがかかったかき氷、トップには泡立てられたミルクがかかっていますので、最初の見た目が異なります。一方、「あずきミルク」は練乳のミルクがかかったかき氷、液体の蜜がかけられています。完全に、妻の誤解でした。(^^ゞ

昨年いただいたものは、以前のブログ記事で紹介しています。

トッピングのきな粉は茶こし付き。これがあると、かき氷に均等にふんわりかけられるのできな粉も美味しく楽しめすます。

トップには艶やかな小豆、粒がはっきりした崩れが少ないタイプのあんです。

途中、きなこを振って、きなこの香ばしさもプラス。きな粉とミルク、小豆の組み合わせは最良、きなこの香ばしさは抹茶やフルーツとは合わず、ミルクに限るのではないかと思います。

こちらのかき氷も中腹あたりに小豆が入っており、バランスよく食べ進められたのは良い点、ただし、かき氷を提供してくださる時に、中に小豆が入っていることを案内してくださるか、メニューに書いておいてもらえると、食べ進むバランスが決められるので、さらに美味しく食べられるのではないかと思いました。

ふんわり氷に和とフルーツの蜜の組み合わせは最高!そして、当日予約が電話でも可能になったのは画期的なこと。暑くなる週末は、混み合いますので、あらかじめ予約してから伺いたいと思っています。コロナ禍の運営でお店側は負担が大きくなっていると思いますが、炎天下並ばずに済む運営はお客さんには大歓迎。この運営なら、予約の入った時間に合わせて家から向かえばよいので楽。以前よりもかき氷をいただくハードルが下がって、かき氷が食べやすくなりました。夏の間通わせてもらおうと思っています。

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