2020年11月「ホテルニューオータニ東京 エグゼクティブハウス禅」宿泊記(室内)~海外旅行の代わりに国内ステイ

エグゼクティブラウンジ

この1月に発出された緊急事態宣言により営業休止していたホテルニューオータニ東京の「エグゼクティブハウス禅」、3月12日(金)の宿泊から営業再開するとの案内のメールが来ました。

営業休止していたのは、1日6回のフードプレゼンテーションが東京都による食事提供施設の営業時間短縮要請の影響を受けていたのが理由。再開にあたり、1日の最後のプレゼンテーションである「チョコレート&ナイトキャップ」の時間帯を、前倒しして運用するとのこと、苦肉の策なのかと思います。

我が家では、Go To トラベルキャンペーン期間中、キャンペーンを利用して、「エグゼクティブハウス禅」に宿泊してきました。遠出を躊躇する雰囲気の中遠出は難しい状況、普段は都内でホテルに宿泊するということはありませんが、せっかくの機会と宿泊してみたものです。

「エグゼクティブハウス禅」は全室がエグゼクティブフロアというだけあって、手厚いサービスが受けられ、とてもくつろぐことができました。営業再開したというメールを受け取り、海外旅行気分を味わえるホテル滞在をまたしたいと思っています。

本日からのブログでは、2020年11月に宿泊した時の様子を紹介します。

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「エグゼクティブハウス 禅」とは?

ホテルニューオータニ(東京)本館ザ・メイン11・12階にある客室で、全87室がエグゼクティブフロア扱いになっています。「フォーブス・トラベルガイド」2021年度格付け評価ホテル部門において、2年連続で最高評価の5つ星を受賞してる、正にホテルの中のホテルと言われているフロアです。

宿泊すると、専用のエグゼクティブラウンジ「ZEN LOUNGE」で1日6回のフードプレゼンテーションが利用できるほか、ラウンジに常駐する専任コンシェルジュのサポートが受けられたり、スポーツクラブ「ゴールデンスパ・ニューオータニ」や夏はアウトドアプール「GARDEN POOL」が無料で利用できる特典があります。

詳しくは、ホテルホームページに紹介されています。

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チェックインは専用ラウンジで

「エグゼクティブハウス禅」の利用者は、ホテル2階にあるフロントではなく、本館11階にある専用のエグゼクティブラウンジ「ZEN LOUNGE」でチェックイン手続きを行います。

連休の初日で「エグゼクティブハウス禅」は満室だったとのこと、14時のチェックイン開始時間にチェックインが集中しラウンジ内は大混雑。チェックイン開始まで15分以上待ち、その後も手続きそのものにも時間がかかっていました。

あまりの人の多さに、ラウンジ付近の写真は滞在中あまり撮影できませんでした。

チェックインの席が空き、着席すると、飴湯とおしぼりが供されました。甘いお茶でほっこりしながら、手続きが始まるのを待ちます。

周囲の様子を見ていると、年配のご夫婦、小さなお子さん連れのご家族、3世代での滞在など、全体に落ち着いた雰囲気でした。

いくつかあるお部屋の候補から、眺めなどを参考に選ぶことができるとのことでしたので、予約はツインのお部屋でしたが、ダブルベットの部屋に変えられないかとお聞きしてみると、「あいにく空きがないのですが、ベットをつなげることができますが、変えましょうか」との提案。いわゆる「ハリウッドツイン」にしてもらえるとのことでしたので、お願いしました。

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デラックスツインのお部屋へ

チェックイン手続きを終えると、そのままお部屋へ案内されました。部屋の向きが選べたので、日本庭園が見える側のお部屋にしました。

予約通りのツインベッドのお部屋が用意されていました。この後、提案いただいた通りベットをつなげてくださるとのことでしたので、荷物を置いた後、いったん、アフタヌーンティに出かけることにしました。

1時間ほどして部屋に戻ると・・・

ダブルベットに変わっていました。シングルベット2つをつなげた”ハリウッドツイン”ですが、しっかりベットメイキングされていました。最初にこの状態でしたら、ダブルベットのお部屋と思ったと思う状況、全く違和感なく変えてくださったとことに驚きました。顧客の要望を聞きできる提案をされるのは、さすが、禅のサービス連携です。

ちなみ、ベットメイキングがしっかりされていたので、ダブルベットと何ら変わない寝心地、ポケットコイルのマットレスということもあり、とても快適でした。

もともとベットとベットの間に置かれていたサイドテーブルは片側に移動させています。

サイドテーブルの上には、ホテルサービス案内のタブレット、部屋の電気などのコントロールパネル、ミネラルウォーターなどが用意されていました。

添えられていたお菓子は、ニューオータニオリジナルのチョコレートケーキ、ホテル内にある会員向けラウンジ「ニューオータニクラブ」でお茶菓子として供されるお菓子と同じものです。

室内

窓際には丸テーブルと椅子が2脚、室内でお茶などをいただく時はこのテーブルを利用します。

丸テーブルの上には、お茶セットやお茶菓子、ホテル案内、そして新型コロナ感染防止のためのお品が用意されています。

壁側には大型テレビとキャビネットが置かれています。白い椅子の隣に置かれている白いものは、空気清浄機です。

テレビのリモコンに「消毒済」の表示があり安心です。

窓からは、ニューオータニ自慢の庭園が眺められます。とはいっても、11階の位置からなので、見降ろさないと見えず・・・日本庭園側だからといって緑が楽しめるわけではありませんでした。

室内には、ひとり掛けのゆったりソファもあり、くつろげる仕様です。

クローセットは大きめサイズ、の中には、セーフティボックス、スリッパ、傘などが用意がありました。1泊だけでしたので、ほぼ使わず・・・長期滞在の時には便利と思います。

ルームアメニティ

 

お茶のセットは日本茶を念頭に置いたものですが、セットの中には、緑茶、ほうじ茶のほか、コーヒー、紅茶の用意もありました。

コーヒーはネスプレッソ。最近はコーヒーメーカーではなく、エスプレッソマシンが置かれていることが多いように思います。

ベットサイドに置かれいるほか、室内にもミネラルウォーターの準備がありました。

室内でお茶をいただけるよう様々なアメニティの用意がありましたが、終日「ZEN LOUNGE」が使えるので、部屋の中でお茶をいただくことはありませんでした。

お茶菓子は、ニューオータニのバームクーヘン。ベットサイドにはチョコレートケーキがありましたので2種類の用意。ここも至れり尽くせりです。

ベットの上には室内着、パジャマと浴衣の2種類。パジャマタイプがあるとゆっくりできるのでありがたいもの。肌ざわりのよいパジャマで快適でした。

新型コロナウィルス対策

時節柄、感染拡大防止策がいろいろと用意されていました。

感染防止対策一式が、丸テーブルの上に用意されていました。

清掃時間の制限のほか、冷蔵庫の中身は撤去されていました。また、窓は開きませんが、外気を部屋の中居取り込めるようスリットがあり、スリットを開けると、外の空気を入れられるとの案内もありました。

そして、携帯用のアルコール除菌剤があり、気になる方はご自身で除菌することもできるのは安心感がありますね。

黒いものは、マスクケース。中には新しいマスクの用意もあり、至れり尽くせりです。

バスルーム

バスルームはコンパクトですが、機能的には充分。洗面台はワンボール、お手洗いと同じエリアにあります。

タオル類は、「スピーマ綿」を使ったもの、肌触りが柔らかくとても使い心地の良いタオル。

洗面台の隣には、シャワー付きのバスタブ。シャワールームが別だったらよかったのですが、都心の一等地のホテル、本館が建てられた時期を考えると致し方ありません。

シャワーはカーテンではなく、ガラス扉で仕切る形式、ベットルーム側も窓になっているので、バスルーム全体が明るく快適。

備え付けのソープは墨をイメージした”黒”。“MIDORI”と名づけられた静かで心地よい落ち着いた香りを広げる石鹸。ホテルのために調香した香りとのことでした。

シャンプー、コンディショナーなどのアメニティは、サルバトーレ・フェラガモの「タスカン・ソウル」

その他、この包みの中にもアメニティが・・・

男女それぞれ用の化粧品、歯ブラシ、ヘアブラシ、かみそり、コットンなどが揃っており、不自由はありませんでした。

 

用意されていたアメニティ類はこだわりがあるものばかり、ベットはポケットコイルで振動が少なく寝やすいものだったりと、とても快適。さすがホテルニューオータニの中でもこだわりのある客室と思いました。

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宿泊料ほか

今回の滞在は、Go Toキャンペーンを利用したもの。ニューオータニクラブ会員用の割引プランに加え、キャンペーンの特典が受けられるので、普段は敷居の高い「エグゼクティブハウス禅」に宿泊できました。

プラン室料(税込):79,860円
【Go To トラベル宿泊補助額:27,951円】
【Go To トラベル割引後支払額:51,909円】
【地域共通クーポン枚数:1,000円×12枚=12,000円分】

実質4万円の負担で、「エグゼクティブハウス禅」のサービスが受けられることになりました。普段の週末は10万円超ですのでとてもお得でした。

フードプレゼンテーションの様子は別記事で紹介しています。

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