成田空港国際線JALサクララウンジを初体験、香港出発前のひと時を心地よいラウンジで

空港ラウンジ

2019年10月の香港旅行は、キャセイパシフィック航空の日本就航60周年記念「スペシャルセール」のビジネスクラス航空券を利用したもの、出発前、成田空港では同じ航空会社アライアンスのJALサクララウンジが利用できました。

日頃、スターアライアンス系航空会社のフライトやラウンジを利用しているので、JALサクララウンジの利用は初めて。日系航空会社ラウンジはサービスレベルが高いとの評判ですので、利用できるがとても楽しみでした。

普段、第一ターミナルを利用しているので、JALなどワンワールド系航空会社を中心とした第二ターミナルは勝手が違って、どこに何があるのかわらず、案内標識を見ながらラウンジへたどり着きました。

ファーストクラスラウンジとサクララウンジの入口は、隣同士。私たちは左側のサクララウンジに入りました。

明るいブラウンと白、グレーを主体とした調度類で明るく華やかな雰囲気、黒や青を主体としたダークな色調の全日空ラウンジとは雰囲気がずいぶん違います。

最初にレイアウト図でラウンジ内の配置を確認、エントランスから入ってエスカレータを降りた2階がラウンジエリア、ラウンジ内にあるらせん階段を上った3階がダイニングエリアと区分されています。

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クローク

クロークエリアがあるようでしたので、手荷物を置いて、身軽になってからラウンジを楽しむことにしました。

クロークには、コート掛けのほか、鍵のかかるロッカーがずらっと並んでいました。

暗証番号付きのロッカーです。PCなどを持ち込んでいる時には、鍵のかかるロッカーに預けられると身軽になれます。

鍵付きのロッカーもあり、機内持込可能サイズのキャリーが見えました。空いているのは、上段ばかり、皆さん活用されているようでした。

ANAラウンジには鍵のかかるロッカーはなく、海外の航空会社ラウンジでも設置されているのは少数派、これがあると便利ですね。

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2階ラウンジエリア

2階のエリアで休憩しようと、座る場所を探しました。

どのエリアにもお客さんがくつろいでいらして、撮影ができたのは、この1枚だけ。エリアごとに置かれている椅子やソファの形は様々、カウンターにハイチェアで景色を眺めたり、おひとりでくつろぐ、家族で語らう、PCで作業するなど、シーンに応じて過ごす場所を決められます。

マシンでコーヒーを入れて、一息つきました。

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シャワールーム

シャワールームの利用は申込制。受付で空き状況を確認してみると、全室使用中でしたので、呼び出し用のページャーをもらって、ラウンジ内でくつろいで待ちました。

15分ほどでページャーがなり、受付へ。シャワールームのカードキーをもらって、シャワールームに入りました。

シャワールーム内は狭いので、全景の撮影ができなかったのですが、シャワーブース、お手洗い、洗面台、ベンチがあるという構成です。

シャワーブースはガラスで区切られているブース型、高い位置からの固定式のオーバーヘッドシャワーに加えハンドシャワー、バーから水流が横に出るボディシャワーが付いています。ハンドシャワーで事足りるので、十分過ぎる設備です。

シャワールームのアメニティは、資生堂の「THE AMENITY」。ANAラウンジのシャワールームに置かれていた個包装タイプのアメニティのブランドと同じです。

ベンチがありますので、着替えを置いたり、座って着替えたりと便利に使えます。

洗面台にはヘアードライヤーもあり、設備は十分。

タオルや綿棒などのアメニティはシャワールーム内にセットされていましたが、歯ブラシセットは受付で要否の確認があって受け取る型式。必要な旨申し出ると紙コップとともに手渡しされました。

シャワールームは清掃が行き届いていて清潔、シャワーの湯量は十分、タオルも肌触りが良く、気持ちよく利用できました。

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3階ダイニングエリア

3階のダイニングエリアの様子も見てきました。お昼前後は座る場所を見つけるのも困難なほど混みあっていましたが、出発便がひと段落すると、静かになってきました。

そうはいっても各エリアにはくつろぐお客さんがいらしてラウンジ全景を撮影できたのはわずかな枚数だけです。

おひとりさまが、PCなどの作業しやすいカウンターのほか、複数人で囲めるテーブル席もあります。

窓際のカウンター席からは、空港内を行き来する航空機が眺められます。

ハワイ線に就航している「ARASHI JET」が登場したりと楽しい席です。

ドリンクコーナー

ウイスキーやリキュール類が並びます。アルコールが体質的に飲めないので、種類に詳しくなく・・・種類が多いことはわかりました。

そのほか、ワイン、シャンパンが冷えています。

日本酒も用意されています。

おつまみは、あられミックスにプロセスチーズ。常温保存のできるキャンディー状のチーズを見かけたのは久しぶりです。

ソフトドリンクは冷蔵庫のピッチャーに入っています。

コーヒーはマシンがあり、紅茶、緑茶はティーパックのものが用意されています。紅茶はスリランカのジョージスチュワードブランドのもの、緑茶は伊藤園とANAラウンジとほぼ同じラインナップでした。

ブッフェコーナー

ダイニングエリアには、お食事が並ぶブッフェコーナーがあります。サラダなどの冷たいお料理、カレー、豚汁などの温かいお料理、そして、パンやスイーツなどバリエーションが幅広いと思いました。(ブッフェ台のお料理の写真は一部のものだけしか撮影できませんでした。)

JALでもANAでもカレーなんですね。味わいが違うと噂に聞きますので、あとでいただいてみるつもりです。

カレーに合わせるご飯は、山形県産の「雪若丸」。

福神漬け、らっきょうのほか、野沢菜漬けやしば漬けなどお漬物もあります。

サラダバーにはリーフ類のほか、ひじき、チキンのサラダなどがあります。

ドレッシングも用意されています。

そのほかのお料理は、玉子焼きに

焼鮭と朝ごはんの向きのお料理が並んでいました。

そのほか、セルフサービスの温かいうどんもあります。

ANAにはヌードルコーナーがあり、うどんやそば、とんこつラーメンをその場で作ってもらえるサービスがありますが、JALにはそういったコーナーはなく、代わりに、ANAに比べてお料理の種類が多いような気がします。

パンやスイーツも各種。パンはメゾンカイザーのもの、メゾンカイザーのクロワッサンもバゲットも好きなので、楽しみにしていました。

スイーツで珍しいと思ったのは、たい焼き。クリームと小豆の2種類。当然ながら焼き立てではありませんので、パリっとしたものではなく、しっとりとしたタイプのものでした。

一通り、お料理を見た後、軽いお昼ごはんをいただきました。

妻は、メゾンカイザーのパンがあったので、洋食系を中心に、サラダとスクランブルエッグ、スープを合わせました。

メゾンカイザーのパンは、クロワッサンとバゲット。オーブントースターも用意されていますので、リベイクしていただくことができます。

バターの香りがしっかり効いたクロワッサンはさすがのお味、この後ビジネスクラスに搭乗する予定がなければ、しっかりいただきたいと思うもの、ラウンジでメゾンカイザーがいただけるのはうれしい限りです。

そのほか、シュウマイがあったので、少しだけいただきました。

夫は、サラダにプラスして、ラップサンドイッチと生春巻きをいただいてきました。いずれもJALラウンジの定番メニューのようですね。

夫は抹茶とプレーンのスコーンを味見。どちらもごく普通のお味だったようです。

もうひとつ、楽しみだったのは、カレー。旅行好きの方の間では、JALとANAのラウンジカレーの好みの議論があり、一度は味見したいと思っていたもの。JALはビーフカレー、ごろごろとビーフが入っていて少々味が濃い目でコクのあるもの、ANAに比べて豪華は感じがしました。

最後は定番の豚汁。妻にはこのサービスがうれしく、美味しいご飯とこの豚汁だけで充分かなと思うほどでした。

いつもと勝手の違うラウンジは物珍しくて楽しいもの。くつろぎたい方、仕事をしたい方、お食事やお飲み物を楽しみたい方、などなど、飛行機に乗る前のひと時を心地よく過ごせるラウンジと思いました。

スターアライアンスの人になるとチャンスが少なくなりますが、また機会があれば利用したい・・・さすがJALでした。

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