2023年11月のシンガポール旅行は、羽田空港第2ターミナルからの出発。国際線で第2ターミナルを利用するのは初めての経験、第2ターミナルのANAスイートラウンジが利用できるのがとても楽しみにしていました。
シンガポール行きは深夜発、仕事を終えて空港に向かうとターミナルはガラガラ、第2ターミナルから出発するフライトは少ないのでしょうか。
スイートチェックイン
左手に進むとダイヤモンド会員向けのスイートチェックインカウンターがあります。
スイートチェックイン入口から入ると、内部にはチェックインカウンターが8つと広々。成田空港のスイートチェックインカウンターに比べるとシンプルな内装、高級感はあまりありません。最近はオンラインチェックインを利用していますので、手荷物の預入がなければ立ち寄る必要はなくなっています。
チェックインを済ませ、手荷物検査、出国審査を通って右手に進むとANAラウンジがあります。第2ターミナルの国際線エリアはコンパクト、とても分かりやすい構造でした。
ANA SUITE LOUNGE入口
出国審査を終えて、案内に従って進むと、ANAラウンジの入口が見えました。
ANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEがあり、正面のカウンターで搭乗券を見せると、左右のラウンジに案内されます。右手がANA SUITE LOUNGE、左手がANA LOUNGEです。
SUITE LOUNGEの入口には竹が配されていて和の雰囲気。
入るとすぐに長いソファー席、とても広々とした印象です。
4階ラウンジフロア
SUITE LOUNGEは3フロア構成、入口は4階にあり、ソファやテーブルがあるラウンジフロア、下のフロア3階がダイニング、2階がシャワーという構成。ANA LOUGEはワンフロアになっていることが多いため、3フロア構成というのは新鮮でした。
4階ラウンジフロアには、何席あるのだろうと思うほど、多くの席が配されています。
滑走路が見える窓際のカウンターのほか、1人掛けのソファー席、
バーの隣にはテーブル席、
さらに奥にもソファ席があり、これだけあれば座れないことはないだろうと思うほどの席数でした。
ソファ席の他、奥のエリアには、1人用の半個室もあります。
静かで落ち着いたエリア、周囲から少し隔離されているので、静かにテレビを見たりPC作業をしたりと過ごせます。
同じエリアには、靴を脱いでくつろげるソファもあります。お昼寝してしまいそうですが、こちらはオープンなので、人の目は気になります。
しっかり仮眠を取りたい方向けには、囲まれたスナップエリア、こちらには横たわれるベッドがあります。暗くできるので、乗継等の時に時差対策で仮眠が取れるのは有難いもの。
この他、手荷物ロッカーがありましたので、ラウンジ内でのんびりする時に荷物のことを気にしなくて済みます。
食事は3階のダイニングフロアでいただけるのですが、4階のラウンジフロアにも飲み物や軽食の用意があります。
食事のとりやすいカウンター席もあります。
軽食の冷蔵ケースの中には、サラダ、サンドイッチ、おつまみ、スイーツなどが並びます。
パンうおにぎり、シリアルなどの主食、
飲み物類はマシンが揃っているので、好みのものがいただけます。
バーカウンターにいらしたバリスタにカフェラテを淹れてもらいました。サクサクのクッキーが添えられていて、ついいただいてしまいました。
3階ダイニングフロア
シンガポールのフライトは夜中0時過ぎの出発、搭乗後はすぐに休めるようラウンジで夕食を済ませておくことにしました。
食事は3階のダイニングフロアで供されます。
ちょうど夕食の時間帯ということもあり、他のフロアよりも混み合っている印象。とはいっても席数が多いので、座れないことはありません。
大きな1枚板のテーブルがあったりと、こだわりが感じられます。
このフロアではキッチンに食事をオーダーして出来立てをいただけます。テーブルにあるQRコードからアクセス、オーダーします。
■ 握り寿司、味噌汁
■ハンバーグ
この他、蕎麦、うどん、丼、ラーメンなどがありますが、しっかりしたお食事を出来立てでいただけるのは良い点。
最後にハーゲンダッツのアイスクリームをいただいて食事を終えました。
シャワールーム
食事の後はシャワーを浴びておきました。シャワールームQRコードで予約できるので、待ち人数を見ながら、先に予約をいれておきました。
特に目新しい設備はないのですが、きれいで快適に利用できます。
化粧品は雪肌精
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2種類。
アメニティの用意もありますので、手ぶらでもOK.
パナソニックのドライヤーも完備。
化粧品まで用意されているのは有難い限り、深夜便の時にはシャワーが浴びられると、そのあとぐっすり眠れます。
最後に
これまでにないくらい面積の広いラウンジ、静かでゆっくり過ごせたのは良かった点。シンガポール便はこの日の最終便ということもあり、出発時間が近づくにつれ利用するお客さんが少なくなり、寂しく感じるほどでした。
ソファに座っていると、スタッフさんから声掛けがあり、飲み物のオーダ―ができました。ミルクティをお願いしたところ、牛乳以外にコーヒーフレッシュ、砂糖はなぜかダイエットシュガーとガムシロップ、そして、お茶のお供のお菓子も一緒に持ってきてくださいました。外国人のスタッフで、サービス精神旺盛の方でした。
ラウンジの混雑度合いは読めないものですが、さすがにスイートラウンジは空いていることが多いのかと思いました。
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