我が家でお祝いする誕生日のスイーツで「パティシエシマ」のケーキを大人買いしてきました。
お店に伺ったのは土曜日の午前中、選べる種類が多い方がよいと早目の時間にしたもの。ケースの中には華やかなケーキが勢ぞろいしています。
これだけの種類が並んでいるとみているだけでうれしくなるもの、スペシャリテのクレームアンジュなど「パティシエシマ」を代表するプティガトーもあります。
今回は妻の誕生日のお祝いのケーキ、ホールではなく、いくつか組み合わせていただくことにしました。
数多く並ぶスイーツの中から、厳選して買って帰りました。
箱を開ける瞬間が一番の楽しみです。
購入したのは、こちら。モンブランのほか、フルーツ、チョコレートを使ったものを選びました。
■ エクラ・デ・フレーズ(756円)
最初に選んだのは、ショーケースの中でもひときわ輝いていた「エクラデフレーズ」。名前の通り、“苺の輝き”を意味するスイーツです。
スイーツの側面がきれいに見えるもの、いちごのジュレにスポンジ、軽いバニラの生クリームが断層になっています。
甘酸っぱい苺の香りがふわっと広がる幸福感。見た目の美しさと味わいのバランスに、うっとりしてしまいます。
■ モンブランとみおか(756円)
カップに入ったモンブラン、栗ペーストの色合いは濃いめのもの。
「とみおかモンブラン」は、福島県富岡町の特産であるパッションフルーツの酸味を組み合わせた、唯一無二のモンブラン。
外側には滑らかで香り高い栗のクリームがたっぷり絞られ、中にはフルーティーなパッションフルーツと、軽やかな生クリーム、スポンジケーキが重なっています。
一口食べるごとに、栗の自然な甘みとパッションフルーツの爽やかな酸味が絶妙に混ざり合い、酸味が引き立てる甘さで上品な余韻が長く続く、ゆっくりと味わいたいスイーツです。
■ タルトフレーズ(756円)
艶やかな苺とブルーベリーが美しく並べられた「タルト・フレーズ」は、シンプルながら完成度の高い一品。バターが香る硬めのタルト生地の上には、ジューシーな苺がたっぷりと盛られています。
苺の甘酸っぱさと、ブルーベリーの甘さにタルトの香ばしさが見事に調和していて、素材一つひとつの質の高さをしっかりと感じられます。苺を主役にしたシンプルだからこそ光るクラシカルな美味しさです。
■ ショコラフランボアーズ(756円)
「ショコラ・フランボワーズ」は、深いコクのビターチョコレートと、フランボワーズ(木苺)の爽やかな酸味が織りなす、大人の味わい。
ショコラムースの中には、酸味の効いたフランボワーズとなめらかなガナッシュ、ひと口食べれば、濃厚なカカオの風味にベリーの爽やかなアクセントが加わり、口の中で重奏的な味わいが広がります。
■ マロングラッセ・バターサンド(432円)
そして最後に紹介するのは「マロングラッセ・バターサンド」。芳醇なマロングラッセ入りのバタークリームを、香ばしいサブレ生地でサンドした焼き菓子です。
口に入れた瞬間に広がるマロンの香り、バタークリームは濃厚ながら重すぎず、舌の上でなめらかにとろけます。サブレ生地はサクサクと心地よい食感で、クリームと絶妙にマッチ。
持ち運びしやすい形なので手土産にできるもの。このような上品なお土産をいただくととてもうれしいと思います。
「パティシエ シマ」のスイーツは、クラシカルなものが多いですが、いずれも素材にこだわって作られたものばかり。フルーツの酸味をうまく使ったものが多いように思います。パッションフルーツとモンブランの組み合わせは初めていただくもの、フランボアーズなどよりも酸味が立っているので、好みは分かれるものと思いました。
どれが一番良かったか・・・とても悩むところですが、やはりショコラ系のものが特に美味しいように思います。たまには違うお店のスイーツもいいものですね。
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