小布施堂「えんとつ」で2022年新栗の「モンブラン朱雀」~小布施に出かけたら地元限定モンブランがおすすめ

スイーツ・カフェ

2022年9月に出かけた小布施では、新栗で作られた「モンブラン朱雀」もいただいてきました。

小布施堂では、様々な栗菓子を提供していますが、この「モンブラン朱雀」は小布施でしか食べられない特別なもの。小布施に出かけた方にはぜひ試していただきたいスイーツです。

小布施堂のモンブランはこの3種類。「モンブラン」と「朱雀モンブラン」は小布施以外の店舗でも販売されているほか、オンラインショップでお取り寄せができますが、「モンブラン朱雀」は小布施にあるモンブラン朱雀専門店「えんとつ」でしかいただくことができません。

「モンブラン朱雀」は1年を通じていただくことができますが、新栗の時期(9月上旬~10月上旬)のみ事前予約制が採られており、チケットペイでの事前予約が必要。

チケットペイでの予約は、8月より開始されており、我が家は予約が必要なことをすっかり忘れており、少し出遅れましたが、何とか2人分の席を予約して当日を迎えました。予約方法その他は、別のブログ記事で紹介しています。↓

予約時間の少し前に出かけてみると、正門前には同じ時間の予約の方で行列ができていました。時間になると順番に中に案内され、検温、代金支払いをする流れです。

「モンブラン朱雀」は中庭に面した小布施堂のモンブラン専門店「えんとつ」で提供されています。「朱雀」をいただく中庭のテント席のすぐ前にお店があります。

事前予約では席を指定して予約を入れます。中庭に面したタタキ部分にペット同伴可能な席(3席)があるほか、店内の席があります。

店内は2階建て、1-2階ともにテーブル席です。2階には店内にある階段を上って上がります。

こちらは2階の様子です。2人掛けのテーブルが2席と、

ベンチシートが3テーブルあり、相応に距離が採られています。

1階も同様、テーブル席2つとベンチシートが3テーブル、同時に20名がいただけるようになっています。

1階席のベンチシートから上を見上げると、小布施堂の煙突が見えます。お店の名前の「えんとつ」はこの風景からつけられた名前です。

テーブルに座ると、朱雀開きをお祝いするお品(栗羊羹)と試食の「奉書栗」が運ばれてきました。お祝いの品が配られるのはうれしいもの。

ほどなく、「モンブラン朱雀」が運ばれてきました。ふんわりともられたマロンペーストが美しいフォルムのモンブランです。

ボール状に成形されたもの、プレートにはモンブランと合わせていただくソースが2週類添えられています。

ひとつは、ココアクリーム。

もうひとつはカシスソース、途中、モンブランに付けていただくとまた違った味わいが楽しめます。

添えられているのは、ナガノパープル。その時々の季節の果物がモンブランとともに供されます。

飲み物は、コーヒー、紅茶、リンゴジュースから選択。コーヒー、紅茶ともにホットとアイスが選べます。わが家は夫婦ともに温かい紅茶をミルクで注文、モンブランにはミルクティが合うと思っています。

紅茶はカップに1杯のほか、鉄瓶のポットの中にもう1杯分が入っていて、お代わりも楽しめます。

食べるのがもったいないと思うくらいのきれいさですが、乾かないうちにいただきます。

マロンペーストは朱雀に比べると太め、いただいてみると、少し甘め、口どけがよくすっと溶けていきます。

中身は、スポンジケーキ、クリーム、香ばしいナッツのプラリネ、冷たさがアクセントのセミフレッド、栗鹿ノ子も少し入っています。

マロンペーストに生クリーム、そして時折感じるナッツの風味が心地よく、1つとは言わず、2つ3つといただいてしまいそうな美味しさです。

お店の説明によれば、「朱雀」を洋風にアレンジしたものとのこと。見た目は「朱雀」にも似ていますが、モンブラン朱雀はなめらからで口どけの良いスイーツ、口の中で溶けるようになくなって行きました。

途中で、カシスを付けていただくと、ほどよい酸味が甘みを引き立たせて美味しいもの、ココアを付けると濃厚な味わいに変わり、最後まで美味しくいただきました。

食べ終えて外に出ると、青空が広がっていました。中庭は「朱雀」の会場、次の会のお客さんを迎える準備がされていました。

コロナ禍の蜜を避けるための「予約制の導入」は遠くのお客さんにとっては有難い仕組み。当日並ばなくてよいというのがよく、もう元の運営には戻れないのではないかと思います。

今年も美味しい「モンブラン朱雀」をいただくことができ、夫婦ともに満足しました。

関連ランキング:洋菓子(その他) | 小布施駅

コメント