だし醤油をかけていただく特製一夜干しと根室花まるの海鮮丼~できたて屋(四ツ谷)

ランチ

四ツ谷駅北口の再開発でできた「コモレ四ツ谷」には新たに飲食店がオープン、その中の1店「できたて屋」に行ってきました。

職場の同僚から「ランチでコモレ四ツ谷に行ったのだけど、根室花まるの別業態のお店の焼き魚とザンギがとても美味しかった。」と聞き、根室花まるの大ファンの妻、夫を誘って休日のランチで出かけました。

伺ったのは日曜日の12時過ぎ、平日はオフィスワーカーで混み合うレストランエリアも休日は周辺に住んでいる家族連れ中心のみと空いていました。

店先には「東京発出店 From北海道」の看板が出ています。丼に定食と魚料理を中心にランチメニューが紹介されています。

ランチの定食は魚料理が中心、焼き魚にホッケフライやザンギ(鶏のから揚げ)、刺身などを付けることができます。さらに、ご飯を花まる丼に変えることもできるようです。

メニューを見ているだけで、食べたくなってきました。

海鮮丼の中身も紹介されています。

根室花まるは回転すしで有名なお店、東京では丸の内のKitteや銀座の東急プラザに出店、夫婦ともに好きなお店、「こちらの海鮮丼も美味しいはず」と期待が高まります。

メニューを一通り眺めた後、お店に入りました。

最初に目に飛び込んできたのは、一夜干しの魚。

さんま、ほっけ、

銀鮭、さばと焼魚にしたら美味しいものが揃っています。

こちらのお店は、入店時にメニューを選ぶ方式。一夜干しの魚を見ていると、スタッフがお薦めの説明をしてくださいました。一夜干しはいずれも店内の乾燥機で仕上げているものとのこと。焼き上げたものに出汁醤油をかけて食べるので、塩加減は薄め、そして、水分を残した仕上げいしているので、ジューシーな焼魚が食べられるとのこと。

銀鮭の中にカマの部分があるのを見つけ「このカマを焼いてもらうことはできますか?」とお聞きしてみると、「もちろんです」ととのこと。妻は、このカマに決めました。

夫は一夜干し一つ一つを見てから、「花まる丼」に決めてオーダー、席に案内されました。

コモレ四ツ谷の通路に面した部分にカウンター席、奥にテーブル席がある構造、夫婦横並びでカウンター席に案内されました。

カウンターにはコロナ飛沫感染防止のためのアクリル板があらかじめ設置されています。1人席がアクリル板で区切られていると、安心して利用できます。この雰囲気なら、平日ランチで女性がおひとり様で伺っても恥ずかしくなさそう。

席に案内されると、お水とおしぼりが来ました。タオルのおしぼりがあるのは、最近おしぼりは、使い捨てタイプが多くなっていますが、タオルのものはうれしいもの。

カウンターには、一夜干しの食べ方の案内が置かれていました。一夜干しは、出汁醤油をかけていただくとのこと。ご飯のお代わりができ、かつおだしでお茶漬けにすることもできるとのこと。珍しい食べ方です。

一夜干しの作り方や、出汁醤油、お米など、お店のこだわりの説明です。お料理が出てくるまでの間、読んでいると期待が高まってきました。

お漬物は瓶入り。壺漬けにごまが振られているものでした。

■ ステーキ銀鮭定食(1,210円)

妻は店頭で選んだ鮭のカマを焼いてもらいました。

この徳利の中に入っているのが「出汁醤油」、名前の通り、出汁で割った醤油、薄味好きの妻には醤油が要らないのですが、少しだけ付けてみると、出汁の香りが立つ美味しい醤油、大根おろしにかけていただきました。

定食には、ご飯とみそ汁が付いています。ご飯は毎日自家精米しているもの、確かに美味しくこのご飯だけでも食事が進んでしまうと思うお味です。

定食には、サラダもついていて、バランスもそこそこ。

■ 海鮮花まる丼(1,155円)

夫は海鮮花まる丼です。酢飯に刺身が乗った丼、みそ汁、サラダ、青のり、そして一番右上に見えるのが、海鮮に付ける醤油と青のりです。

7種類のネタがうず高く積まれた花まる丼、この日のネタは、本タラバ腹肉、野付ほたて、北海だこ、北海道にしん、ほぐし身、甘えび、ねぎとろ、数の子。

お刺身をいただいてみると、ねぎとろのねっとり感と数の子のつぶつぶ食感が美味しく、にんまり。つじ半の丼を思い出す内容。酢飯のご飯も美味しく、幸せな丼です。

出汁の効いた味噌汁も美味しいのが良い点。大満足の定食です。

途中、お茶漬けの出汁をいただき、青のりを乗せてお茶漬けも楽しみました。

鮭も刺身も美味しいのですが、何よりも白飯そのものが美味しく、出汁醤油をご飯にかけただけでも進んでいしまうお味、お代わりができるとあったので、夫婦揃って思わずお代わりをしてしまったほど。魚もご飯も美味しかったので、他の魚も試してみたいと、来週末もこちらでランチにしようかと思っています。

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