山梨・ファミリー農園さので桃狩り|時間制限なしで春日居と御坂白鳳を畑でゆったり食べ比べ

国内散歩

-ももガリ山梨県・春日居にある「ファミリー農園さの」は、時間制限なしで桃狩りが楽しめる観光農園です。
今回は、完熟した「春日居」と、シャキッとした食感の「御坂白鳳」の2品種を実際に畑で食べ比べてきました。自然の中で過ごすひとときの様子を、写真とともにご紹介します。

食べ放題でも時間制限なし|マイペースで楽しめる

ファミリー農園さのの魅力は、なんといっても時間制限がないこと。受付を済ませたら、畑へ向かい、自分のペースでゆったりと桃狩りを楽しめます。

時間制限のないプランの料金は、大人2,200円でした。

農園の方と一緒にこの日桃狩りをする桃畑に向かいます。畑までの道は急な坂道。

ぶどう畑の中を抜けて向かいます。畑の中ですが、通路には麻袋が並べられ、歩きやすいようにしてくださっています。

見上げるとぶどうの小さい房がたくさん、一つ一つ袋がかけられ、丁寧に育成されています。桃畑までは歩いて数分です。

この日、桃狩りをする畑に到着。赤く色づいたものがたくさん見えました。

農園の方から、桃を洗う水の入ったバケツと種をいれるバケツと包丁を受け取り、桃狩りの注意点の説明を受けました。

  • 桃は木に実ったものを自分でもぎ取って、バケツの水で洗ってそのまま食べて大丈夫
  • 採る時には桃を強く押して硬さを確かめない(手の跡から傷んでしまうため)
  • 畑の椅子やテーブルは自由に使ってOK
  • 時間制限がないのでゆっくり

畑の設備と過ごし方|椅子は少なめ、水道あり

畑には椅子やテーブルが少ないため、基本は立って桃を食べるスタイルとなります。

折りたたみ椅子とテーブル代わりにビールケースが置かれていますが、数が少ないので、のんびり過ごしたい方は、折りたたみ椅子やレジャーシートの持参がおすすめです。

畑の中には、水道があるので、桃を洗ったり手を清潔に保てるのは安心、夏場は日差しが強いこともあるので、帽子や飲み物など暑さ対策も忘れないようにするのがポイントです。

春日居と御坂白鳳の2品種が対象|味と食感の違いが楽しめる

伺った日に食べ放題ができた品種は、春日居と御坂白鳳の2品種。農園の方から、食べ頃になっている木がどれかを説明してもらい、桃狩りの開始です。

御坂白鳳(みさかはくほう)

やや硬めで歯ごたえがあり、さっぱりとした甘み。傷みにくく、持ち帰りにも向いている品種です。

春日居(かすがい)

柔らかくジューシー。完熟のものに当たると、とろけるような甘さが楽しめます。やや繊細なので、手でそっともぎ取るのがおすすめとのこと。

御坂白鳳に比べると色が薄め、黄色い色合いの桃もあります。


2品種を食べ比べようと、御坂白鳳と春日居を収穫してきました。奥が御坂白鳳、手前が春日居、春日居の方が大きめです。

切り分けてみると、どちらもしゃっきりした食感、少し硬めのもの。

御坂白鳳は酸味と甘みのバランスが取れたお味、さっぱりタイプが好きな方にお薦め。一方、春日居は甘未ガスよく酸味がほとんどないもの。それぞれを食べ比べながら、自分の好みに合う味を探すのも、この農園ならではの楽しみです。

この日一番美味しかったのは、春日居のこの桃。全体に黄色かかっているので、完熟前なのかと思ったのですが、切り分けてみるととろける甘さ、樹上で完熟になった桃でした。

まとめ|自然体で楽しむ桃狩り体験

「ファミリー農園さの」は、派手なサービスや設備こそありませんが、旬の桃をその場で味わうという素朴な体験が魅力の農園です。

春日居と御坂白鳳という異なる個性の桃を食べ比べながら、夏のひとときをゆったりと楽しめます。時間制限がないので、小さいお子さん連れのファミリーにも向いている農園、8月までは桃狩りシーズンが続きますので、夏休みのレジャーにもぴったり。家族や友人とのお出かけ先として、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

アクセス情報|ファミリー農園さのへの行き方

  • 住所:山梨県笛吹市御坂町上黒駒3550
  • 営業時期:桃狩りは7月上旬〜8月下旬
  • 料金:2,200円(時間無制限)
  • 営業時間:9:30〜17:30(要確認)
  • 車でのアクセス
    中央自動車道「一宮御坂IC」「勝沼IC」から約10分
    駐車場あり

河口湖周辺からは1時間かからず到着、河口湖方面から一番近い桃狩り農園です。

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