長野県中野市「信州フルーツランド」で2023年最後の桃食べ放題~冷えた甘い川中島白桃に黄金桃のおまけ付き

国内散歩

安代温泉の滞在中、シーズン最後の桃狩りに行こうと湯田中渋温泉郷周辺で桃狩りができる農園を探してみたところ、わずか1か所「信州フルーツランド」のみ。9月上旬で桃の季節もほぼ終わり、営業しているかどうか確認してから出かけました。

信州中野インターチェンジから数分の場所、車で来るには便利な場所にあります。出かけたのは、夏休みも終わった平日の午後、駐車場はガラガラでとても空いていました。

農産物直売所のほか、各種お土産の販売をしています。

「私たち以外にはお客さんがいないのでは・・・」と思いつつ、建物の中に入ってみると、本当に私たちだけ。

桃狩りは終了していましたが、桃の食べ放題は、まだ実施中。30分1,000円とお手頃価格です。

店頭では、様々な種類桃が販売されていました。

真っ赤なネクタリンは3個で500円。

立派なサイズの「黄金桃」も販売されています。

白桃と黄桃のセットなど、お土産物がお安く手に入ります。

数は少なかったのですが、ぶどうの取扱いもあり、立派なサイズの「雄宝」も並んでいました。この「雄宝」、シャインマスカットと同様、とても美味しい品種、とてもお高いので、なかなか買えません。

お土産物の桃を見た後、食べ放題をして帰ることにしました。

選別場前の一角に食べ放題のスペースがあります。受付で申込をすると、このスペースに案内されました。

お支払いを済ませると、お皿代わりのプラスティック容器にお手拭きと包丁を受け取り、会場のテーブルにつきました。

こちらが、本日の食べ放題の桃。テーブルに座って待っていると、倉庫内の冷蔵庫から冷えている桃のコンテナが運ばれてきました。

桃の種類は、「川中島白桃」が中心。他の品種が混ざっているかもとの案内がありましあが、他の品種があったかどうか、気が付きませんでした。

コンテナの中から、美味しそうな桃を選んでもらってきました。近くに水道設備がありますので、いただく前にさっと洗ってけばを落としてから食べ始めました。

半分に割ってみると、果肉は適度な硬さ、種の実離れがよく、きれいに割れました。果肉は白いもの、ところどころピンク色が混じる品種、硬めですが、ジューシーでとても美味しい桃です。

コンテナの中の桃は、傷みが来ているものから硬いものまで様々。食べ放題になっている桃は、表面にキズがあったり、打ち身になっていたりと、何等か販売できなかった事情があるものと思われます。

色が濃い方が美味しいそうと思うのですが、いただいてみると必ずしも甘いとは限らず・・・自分で採る時には枝ぶりや場所などを見ながら選べるのですが、収穫済みの場合には、そうはいかず、甘いものを見つけるのは難しいもの。それぞれ好みがあると思いますので、ふんわりと桃を触って確認しながら、食べごろを見極めて好みの硬さの桃を選びながらいただきました。

桃に舌つづみを打っていると・・・

スタッフさんから「「黄金桃」もあるので、良かったら召し上がってください」と案内があり、冷蔵庫から冷えた「黄金桃」が登場しました。コンテナの中にあった「川中島白桃」に比べると大きなサイズ、手のひらに載せてみると、ずっしり重く・・・期待が持てそう。

食べ放題には「黄金桃」は含まれませんが、この日は1人1個サービスしてもらった様子。同じ品種ばかりでは飽きてしまうもの、違う種類も食べてみたいと、早速いただいてみました。

「黄金桃」は少し硬めの果肉、名前の通り、黄色い果肉です。

一般に黄桃は酸味が強いのですが、いただいた桃のは黄桃でありながら甘く、酸味と甘みのバランスがよく美味しいもの。販売用と思われるような大きなサイズでフレッシュな「黄金桃」を味わえて幸せでした。

コンテナの中には数多くの桃がありましたが、好みの硬さのものは食べ尽くしてしまい・・・途中からは桃をいただ柔らかめ(過熟)のものを楽しませてもらいました。1,000円の食べ放題ってどうかなと思っていたものの、来てみて正解!食べ過ぎてしまうほど楽しませてもらいました。

桃の最盛期には、桃狩り&食べ放題の組み合わせのプランもあるとのこと。事前に電話で営業状況を確認してから行かれることをお薦めします。

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