上品に味わう桃の贅沢時間|こだわり派が毎年通う 山梨・望月農園の着席型桃の食べ放題

国内散歩

毎年夏の恒例行事として訪れているのが、山梨市にある望月農園。桃の産地・山梨にはたくさんの桃狩りスポットがありますが、私が毎年ここに通う理由は、他にはない“上品さ”と“桃へのこだわり”が感じられるから。

2025年7月3連休に出かけた望月農園の着席型食べ放題の桃狩りについて、その魅力と楽しみ方をたっぷりご紹介します。

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テントの下でゆったり楽しむ着席型桃狩り

望月農園の桃狩りは、よくある“桃畑の中で自分で桃をもいでその場で食べる”スタイルとはちょっと違います。

テントの下にガーデンテーブルとチェアが用意され、木陰でゆっくり座って桃を味わうスタイル。まるで果物のティータイムのような、贅沢な雰囲気です。

ファミリーごとにひとつのテント、テーブルが用意されていますので、他のお客さんに気兼ねなく楽しめます。

提供される桃は、あらかじめ農園の方が収穫し冷やしておいてくださったもの、食べる直前に丁寧にカットしてテーブルまで運んできてくれます。

桃についての品種や食べ頃の説明もしてくださり、味の違いを確かめながらじっくり堪能できるのも魅力のひとつ。

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清潔で安心。設備もしっかり整って快適

農園の設備も非常に整っており、屋外に置かれたユニットハウス型のお手洗いはとても清潔。仮設トイレにありがちな不安はまったくありません。

また、水道も設置されていて、桃を食べた後に手を洗えるようになっているので、お子さん連れや女性にも安心です。

テントの下のテーブルには、桃を食べやすいようめいめいにトレーがが置かれ、厚手のお手拭きも用意してくださるなど至れり尽くせり。

こうした配慮があるからこそ、ゆったりと落ち着いた気持ちで桃狩りを楽しめるのだと感じました。

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みさか白鳳・日川白鳳・夢みずき、3品種を贅沢に食べ比べ

訪問したのは7月3連休、時期により品種が異なりますが、今回いただいたのは、時期がちょうど重なった3種類の桃。

品種名 特徴
みさか白鳳 柔らかくとろける果肉。甘みがしっかりあり、口当たりも滑らか。
日川白鳳 上品な香りと、甘さ・酸味のバランスが良い。果汁があふれるジューシーさ。
夢みずき 果肉はややしっかりめ。シャキッとした食感とすっきりした甘さが特徴。

それぞれに個性があり、品種ごとの違いを味わいながら食べ比べる楽しさにハマってしまいます。

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リピーターが多いのも納得。こだわり派の桃狩り

私自身もそうですが、望月農園には毎年通っているリピーターの方が本当に多いのが印象的です。

周りのテーブルでも「今年も来ちゃった」「やっぱりここの桃が一番ね」といった声が飛び交っていて、桃の味にこだわりのある人ほど、この農園の魅力に惹かれるのだと実感しました。

農園の方々は桃づくり100年の歴史を継ぎ、木ごとの性質を見極めた丁寧な栽培・収穫を大切にしているとのこと。その手間と愛情が、口にした瞬間に伝わってくるような、そんな桃たちでした。

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桃狩りの予約方法と利用案内

  • 開催期間:6月下旬~7月下旬(天候や収穫状況により前後します)

  • 形式:着席型の食べ放題(約30分)

  • 料金:大人 1,800円

  • 予約方法:電話またはホームページから事前予約制

  • 場所:山梨県山梨市(JR山梨市駅から車で約10分)/駐車場あり

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自宅でも楽しめる望月農園の桃|通販&ふるさと納税

望月農園では、桃の直送販売も行っており、収穫されたばかりの桃を箱詰めで届けてくれます。贈答用の立派な桃だけでなく、お得な訳あり品もあるので、自宅用にもぴったりです。

また、山梨市のふるさと納税の返礼品としても、望月農園の桃を選ぶことができます。
人気のため2025年シーズンの受付はすでに終了しています。希望される方は早めにチェックを。

↑「山梨市」「望月農園」で検索するとふるさと納税の商品が表示されます

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まとめ|“味わう”ことにこだわった、大人のための桃狩り

歩き回ってもぐ桃狩りも楽しいけれど、涼しいテントの下で、品種の違いをゆっくり味わう桃狩りは、まさに“上品な贅沢時間”。

私が毎年望月農園を訪れるのは、ただ桃を食べに来ているのではなく、この穏やかな時間と丁寧に育てられた桃を味わいに来ているのだと、改めて思いました。

来年もまた、このテントの下で桃の香りに包まれながら、季節の恵みをいただきたいと思います。

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