乳白色の水炊きスープが楽しめる「鶏飯」は贅沢なお茶漬け~げんかい食堂(新宿御苑)

ランチ

お天気の良い週末は、健康維持・体力作りを目的に1~2時間程度のウォーキングにランチを組み合わせて出かけています。ランチスポットはその時の気分次第、いろいろなジャンルのお店を新規開拓しつつ出かけていますが、夫婦の好みを考えると、同じお店の出没頻度が大、最近は偏りも見られます。

美味しくないお店でせっかくの食事のチャンスを失うのももったいないけど、美味しいお店も見つけたい・・・贅沢な悩みです。

いつものお気に入りのお店「げんかい食堂」へ出かけました。

水炊きで有名な「水炊き玄海」は、敷居が高いお店ですが、気軽に利用できるメニューを用意した「げんかい食堂」が併設されています。

普段は同じ敷地内の別棟で営業されていますが、「げんかい食堂」の部分が耐震工事中のため、期間限定で「水炊き玄海」のお店の一部で営業しています。

ランチメニューは1,000円~と非常にリーズナブルなお値段。自慢の鶏肉を使ったお料理が並びます。

玄海に伺う都度見るのは、毎日掲げられる「今日は何の日」かの紹介。毎日、必ず何かの記念日があるのですよね。(そういえば、若い頃、クイズマニアだった妻は、知識習得のために「365日辞典」なる本を購入して、熟読していました。ネット検索などのインフラがなかった30年以上前のことです。)

開店時間に伺うと、すでに3組目、順番に3階の座席に案内されました。本店の建物は、靴を脱いで上がる方式、3階の広間に臨時で設けられた「げんかい食堂」は、畳敷きのお部屋にテーブルと椅子が用意されていました。

夫婦のオーダーは「鶏飯」、こちらに伺うとほぼ同じお料理をいただいています。

注文を終えると、お茶、おしぼりとともに小鉢が供されました。

こちらのお料理は、いつも丁寧につくられていて、小鉢も凝ったもの。この日は玉ねぎのお浸し。かつおぶしが効いた美味しい小鉢、箸が進んでお料理が来るまでの間にお茶と共に食べ終えてしまいました。

■ 鶏飯(1,000円)

程なく、お料理がきました。熱々の石鍋にはご飯と鶏肉、水炊きのスープに味噌汁が添えられています。

下味をつけて焼いたもも肉に鶏そぼろ、だいこん漬け、高菜漬け、煮含めた椎茸、そして半熟卵が乗っています。

水炊きの鶏だしスープをかけてお茶漬けにしていただくお料理ですが、このままでいただくのも美味しく、最初は、石鍋で焦げた香ばしいご飯と鶏や漬物の丼として、その後は、鶏だしをかけてお茶漬けにして楽しむというのが定番。

水炊きのスープをかけてお茶漬けにする時の薬味は、ネギとわさび、海苔。子の海苔の風味がまた格別。温かいスープに入れると、香りがふっと引き立ちます。

ご飯の量は、小盛から大盛まで調整可能、大盛にしても追加料金はありません。また、鶏だしスープは1回までお代わりができますので、大盛でスープのお代わりをして楽しむのが正解です。(美味しいので、大盛でも問題なく食べられます。)

ランチの内容はここまでですが、伺った日は、インスタグラムキャンペーンを開催中、インスタグラムに投稿するとデザートサービス!

早速投稿して、シャーベットをいただきました。

新宿の繁華街から少し離れた場所ですが、鶏飯のために足を延ばす価値ありと思います。繁華街にないからこそ、落ち着いていただけるのだと思います。便利な場所にあると、もっと行列になってしまいますので・・・この日も幸せなランチになりました。

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