シカゴへのフライトは10:50の出発。離陸後、最初の機内食が提供される時間帯がランチタイムにあたるので、美味しくいただけるベストな時間。最初の機内食をいただくのをとてもたのしみにしていました。
ファーストクラスの機内食メニューはANAのホームページに紹介されているほか、「事前予約サービス」でいただききたい食事を予約しておくこともできます。ファーストクラスの食事は余裕をもって積載しているのか、これまでの登場経験の中では、希望の食事が選べなかったことはなく、どのお食事も美味しいので、今回も予約せず当日を迎えました。
なお、「事前予約サービス」は、ホームページから申し込みが可能。予約後搭乗の24時間前までの受付で、予約できるのは1食目の食事のみ。和食、洋食(肉料理or魚料理)から選択します。
搭乗後、おしぼりサービスの後、メニューが届きました
搭乗顧客が少ない時には、「お好きな時にご用意しますのでお申し付けください。」とのご案内がありますが、この日はなし。といっても、そのままいただくつもりだったので、何ら問題ありません。
メニューケースに入った状態・・・
中身はドリンクメニューとお食事メニューの2つ。ドリンクには、シャンパン、ワイン、日本酒などこだわりの銘柄紹介がされているもの。わが家は、夫婦ともにアルコールが苦手なので、いつもソフトドリンク、ドリンクメニューにはあまり詳しくありません。
フライト中の食事は2回、搭乗後と、到着前が基本ですが、お願いすれば好みのタイミングで用意いただくことができます。実際に北米の長距離路線では、到着前のサービス前に軽食を召し上がる方も多いように思います。
(メニューのフルバージョンは、こちらでご確認ください)
和食と洋食で常に迷うのですが、夫婦で搭乗した時には、妻が和食、夫が洋食(肉料理)をお願いすることが多く、このフライトでも自然とそのようになりました。この記事では妻がいただいた和食を紹介します。
アミューズ
お食事の前に供されるのはいつもの「アミューズ」
アミューズは、ANAオリジナルスティック、チキンとごぼう 椎茸マヨネーズソース、スモークムールとカレー、 タマネギのムースとコンソメゼリーの4品。特に好きなのは、オリジナルスティック。胡麻が乗ったパイは香ばしくサクサク、おつまみでもリクエストすると用意してもらえたりします(残数次第ですが)
1品1品はわずかですが、きれいな盛り付けでお味もよく、しっかりいただいてしまいます。
先附、前菜
続いて、先附、前菜です。
(先附)鱒の昆布〆 地辛子酢味噌かけ
(前菜)栄螺雲丹和えズッキーニ盛り、花びら百合根蜜煮、つの字海老、
酒粕玉子カステラ、花見団子、そら豆雪洞和え、蛍烏賊とキャベツのコロッケ
酒の肴を意識したラインナップですが、緑茶と一緒でも美味しく楽しめます。これだけの種類がいただけるだけでうれしいもの。
お椀
続いてお椀が来ました。中身は、鯉の沢煮椀、機内で美味しいお出汁のお椀をいただくと体が温まります。
お造り
お造りは、鯛サラダ造り 出汁醤油仕立て、鯛の和風カルパッチョといったもの、そろそろご飯が食べたくなってきました。
炊き合わせ、小鉢、主菜、ご飯、味噌汁
察してくださったのか、主菜とともにご飯も一緒に用意してくださいました。
お盆の上にすべてのお料理が揃いました。
(炊き合わせ)あいなめ吉野煮と馬鈴薯揚げ煮
(小鉢)平貝ともずく酢
(主菜)和牛黒糖煮と焼玉葱
(御飯)北海道蘭越産ゆめぴりか
いずれのお料理も機内とは思えないきれいな盛り付けでお味も良く、美味しいので、どれも残すのが惜しく、できる限りいただいてしまいました。
何よりも美味しかったのは和牛の黒糖煮。ほろほろになるほどしっかり煮込まれているもの、甘みが強めでコクがあるすき焼きといった味わい、玉ねぎとの相性もよくご飯が進みました。
今回のご飯はゆめぴりか、これも上手に炊かれていて美味しく、到着時のお食事もご飯ものにしようかと思ったほど。
ANAのファーストクラスで日本発のフライトに搭乗した時にはまた和食にしようと思いました。
和食以外の機内食の様子は、別ブログ記事をご覧ください↓
2024年5月シカゴ旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓
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