はじめに|ようやく出会えた“幻”の豆大福
京都土産といえば数あれど、「出町ふたばの豆大福」は別格の存在。その人気の高さから、なかなか手に入らず、出張のたびに購入しようと思うのですが、タイミングが合わず断念することもしばしば。
事前予約ができる高島屋で入手しようと思っても、京都での仕事のタイミングと合わず・・・
そんな中、久しぶりにお土産でいただいたこの包みに、思わず胸が高鳴りました。
ふたばの豆餅|柔らかなお餅に塩豆、上品なこしあん
包みを開けると、ふっくらとした豆大福が登場。
■ 名代豆餅(250円)
まず驚くのは、お餅のやわらかさ。もっちりと弾力がありながら、歯切れもよく、まさに理想的な和菓子の食感です。
そして、絶妙に炊き上げられた赤えんどう豆の塩味がアクセントに。この塩気が、餅とこしあんの甘さを引き立て、あとを引く美味しさを生み出しています。
中心のあんこは、滑らかなこしあん。甘さ控えめで、素材の風味を活かした品のある味わいは、まさに大人の和菓子といえる逸品です。
手に入りにくい理由と、再認識した価値
本店では開店前から行列ができ、日中には完売することもしばしば。製造数が限られており、作り置きせず当日中に食べ切る前提の鮮度重視のため、流通量にも限りがあります。
だからこそ、口にした瞬間の美味しさは格別。長らく味わえなかった分、久しぶりに食べたときの感動はひとしおでした。まさに「時間をかけてでも食べたい」と思わせてくれる一品です。
予約で買うには?|高島屋京都店・伊勢丹京都店の利用方法
■ 高島屋京都店での予約方法
地下1階 銘菓百選売場で販売されています。毎日、10:30~と14:00~の2回販売されます。前日までに電話か店頭で予約しておくとお取り置きしてもらえます。
なお、2025年9月からは、Web予約に運営が変わるとのこと。詳細はホームページ等で確認することをお薦めします。
■ ジェイアール京都伊勢丹での予約方法
地下1階 和菓子 京銘菓売場で販売されています。予約優先販売で当日販売分は店頭で配布される「購入引換券」が必要、予約で販売数に達した場合は、当日の販売はないと入手難易度は高め。
予約は、ジェイアール京都伊勢丹オンラインストアまたは店頭ででき、予約しておくとスムースに受取ができます。
販売日や販売時間は日々変わるようですので、ホームページでの確認を。
駅でも購入できる?|新幹線の乗換時に買えるチャンスも
出町ふたばの商品は、京都駅のJR東海の以下の売店で購入ができます。
おわりに|食べられたら幸運。再会の感動がある和菓子
「買えなかった」「また食べたい」と思い続けてきたからこそ、ふとしたお土産でいただいた出町ふたばの豆大福は、記憶に残る美味しさでした。
これから出張や旅行で京都方面に訪れる際は、販売情報を事前にチェックし、今度こそ自分の手で手に入れる喜びを味わいたいと思っています。
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