ホテル朝食ビュッフェの余り物をTABETEでレスキュー~ベッセルイン高田馬場駅前

TABETE

夏の暑さで外出が億劫になっていた我が家。9月のとある週末、東京メトロの24時間乗車券を手に入れて、ベッセルイン高田馬場のホテルビュッフェの残り物をレスキューしに行ってきました。

ベッセルインといえば、朝食に力を入れているホテルチェーン。我が家では、札幌に行った折に中島公園にある「ベッセルイン札幌中島公園」で北海道らしい朝食を満喫したり、入谷にある「ベッセルイン上野入谷駅前」にマグロ尽しの朝食を食べに行ったりと、何度か利用しています。

ベッセルインホテルのグループでは複数のホテルがTABETEに登録しており、朝食ビュッフェの残り物のお弁当を提供してフードロス対策をされています。

「ベッセルイン高田馬場」は、「全国津々浦々 ベッセルホテルズ食べ歩きメニュー」をコンセプトに、全国のベッセルホテルズで人気メニューをピックアップして提供していて、朝食のお値段が宿泊者2,800円、外来3,200円と群を抜いて高額、それだけ力を入れているのがわかります。

そんな朝ごはんの出品ならばとレスキューしてみました。

この日のレスキュー対象は、朝食ビュッフェのおかずの詰め合わせ「お惣菜(400円)」と「海鮮丼(550円)」の2品でした。

■ お惣菜(400円)

普段はお弁当として出品されていますが、この日はおかずだけの出品があり、休日ランチ2人分になるかなと、レスキューしてみました。大き目のお弁当箱にお料理がぎっしり入っているようです。

中身は、肉団子、ソーセージ、ベーコン、カボチャの煮つけ、焼き魚(鮭、鯖)、ポテトサラダ、キュウリ、ブロッコリー、レタスという内容。

確かにこういうおかずが朝食に並んでいるなあと思える内容でした。

一緒に添えられていたのが、天かす入りのお味噌汁。お味噌汁までついているとは思わず、驚きました。

お味はというと・・・ごくごく普通のクオリティ。ビジネスホテルでよく並んでいるお料理のお味と言ったらよいでしょうか。特別感はありませんが、お弁当のお惣菜としてはまあまあ。充分2人分以上のおかずが入っていて、家に合ったご飯とともに、休日のランチになりました。

残り物というと、ブッフェ台に最後まで残っていたお料理かなあとも思いましたが、再加熱可能なお料理は念のため充分火を通してからいただきました。

■ 海鮮丼(550円)

一番気になっていたのは、海鮮丼。

中島公園でいただいた海鮮尽しの朝食があまりによかったので、高田馬場ではどのようなものが供されているのかとても気になっていたもの。お値段が高くて行けていなかったので、お試しにはちょうど良いかなと思ったのがレスキューした理由。

中身は、マグロ、ネギトロ、とびこ、いくら、タコ、とろろ、錦糸卵という組み合わせ、白飯(酢飯ではありません)の上にたっぷり乗せられていました。

マグロは脂ののりがよく濃厚なお味、いくらは塩辛すぎず、美味しいもの。朝ごはんにいただけるなら幸せになれる海鮮丼です。

おおよそ一人分の分量で、そこそこ満足感のある内容、このレスキューは正解だったと思いました。

その後、何度かTABETEを見ていますが、お惣菜だけや海鮮丼の出品はなく、お弁当やパンのみといった内容ばかりが続いています。フードロスが出ないように調整がうまくなってきているのか、宿泊者が増えているからなのか、事情は分かりませんが、また楽しそうなレスキューが出ることを期待しているところ。

最近、各店のレスキュー価格が上昇気味。物価高騰を考えればやむをえないのですが、一度お安くレスキューしていると感覚ができてしまうのが玉に瑕。新しい感覚に変わっていかなければいけないのかなと思いつつ、フードロス対策に貢献できればと思います。

たまには違うお店のレスキューもいいものですね。おススメのお店のひとつになりました。

 

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