フランスのモンブランは甘い?硬めのタルト台にマスカルポーネ入りモンブラン~PAUL四ツ谷アトレ店(四ツ谷)

モンブラン

四ツ谷のアトレに買い物に出かけた折、ポールにモンブランがあるのを見つけ買って帰りました。

ポールは四ツ谷アトレ1階にあります。ポールと言えば、バゲットなどハード系のパンが有名、普段、我が家ではレーズン入りの「アンシェンポール4レザン」などのパンを買っていますが、カヌレやワッフル、キッシュなどスイーツやパイも扱っています。

ケースの中にあったのは、「タルトレット・モンブラン」。甘酸っぱいレモンクリームのタルト「タルトレット・シトロン」と同じタルト台に入ったモンブランです。

お試しで1個だけ購入したところ、1個用の小さな箱でお持ち帰り。このような小さなサイズの箱まで用意されているとは思いませんでした。

箱を開けるとちょうどタルトレット1個分の大きさなのがよくわかりました。

タルト台の上にこんもりとマロンクリームが絞られたもの、「PAUL」のロゴのチョコレートプレートが乗っています。他のタルトレットにもこのチョコレートが乗っていたと思います。

山の形は少しいびつ、片側に寄っているように見えます。

トップには栗の渋皮煮、そしてパウダーシュガーがかかっています。

マロンクリームが柔らかめなのでしょうか、絞りだされた後、少し溶けているように見えます。

断面はこのような形。タルトレット台の上にマスカルポーネクリーム、中央にはメレンゲ、そしてトップにはマロンクリームが絞り出されています。

左右非対称だったのは形が崩れてしまったからかと思っていたのですが、断面を見ると、元々マロンクリームの厚みが違う・・・マスカルポーネの山の時から少し中央からずれたところに山ができていたようです。形は味に影響はないと思うので、気にしないことにします。

さて、肝心のお味ですが、一言でいうなら、「甘い!」メレンゲが甘いのは想定通りですが、その他、タルトレットから、マスカルポーネクリーム、マロンクリームまですべてが甘め、全体として、最初に甘みを強く感じます。

一口いただいた思い出したのは「アンジェリーナ」のモンブラン。甘みの強さは同じような印象、パーツのすべてが甘いと少しくどさを感じてしまいます。

一方、タルトレット台はフォークでは崩れないほどカチカチの硬さ、クリームが乗っても全く硬さが変らないしっかりしたもの。タルト台は硬い方が美味しいと思うので、この硬さは夫婦の好み。マロンクリームなどがもう少し甘みが少なければ美味しいモンブランになるのに・・・と思いました。

今回は他のケーキも食べるつもりだったので、モンブランは1個購入して夫婦で分けていただきました。普段でしたら物足りなさを感じる分量ですが、こちらのモンブランは、半分でも充分と感じるほど。「アンジェリーナ」同様、フランスらしいモンブランなのかもしれません。

モンブランの特徴はお店ごとに違いがありますので、まだまだいろいろな種類のモンブランをいただければと思っています。

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