オリンピック国立公園をめぐる旅、滞在中の移動はレンタカーを利用しました。シアトル・タコマ国際空港(SEA)に到着後、初日の宿泊地デュポン(DuPont) へ移動するためにレンタカーを利用しました。空港からデュポンまでは約1時間の距離。国立公園内は公共交通機関はバスのみ、効率よく移動するには車が最適です。
空港レンタカーセンターへの行き方
シアトル空港では、各社のレンタカー受付はターミナルにはなく、専用のレンタカーセンター(Rental Car Facility) に集約されています。
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移動方法:空港ターミナル外から出ている 無料シャトルバス を利用
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乗り場:バゲージクレーム(到着ロビー)を出て、地上交通エリアに「Rental Car Shuttle」と書かれた案内標識あり
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所要時間:約5〜10分でレンタカーセンターに到着
シャトルは24時間運行しているため、深夜便や早朝便でも安心して利用できます。
空港からシャトルに乗ってレンタカーセンターにやってきました。
レンタカーセンターのビルは巨大、バス乗り場だけで5ブースあります。
建物内部には、レンタカー各社のオフィスがずらりと並んでいます。バジェット、ハーツ、エイビス、ナショナル、ダラーなど有名なレンタカー会社ばかりです。
ハーツゴールド会員ならではのスムーズな借り出し
利用したのは Hertz(ハーツ)レンタカー。私は「ゴールドプラス・リワーズ」会員に登録しており、そのメリットを大いに実感しました。
どんなメリットかというと・・・会員と会員外では、手続きの流れに違いがあります。
通常の手続きの流れ
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カウンターで順番待ち
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契約書の確認・サイン
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鍵の受け渡し
ゴールド会員の手続きの流れ
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事前登録情報に基づいて車両がアサイン済み
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レンタカーセンター到着後、専用ボードで自分の名前と駐車スペース番号を確認
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そのまま指定の車へ直行し、車内に用意された鍵で出発可能
特にシアトル空港は利用者が多く、カウンターに長蛇の列ができることもありますが、ゴールド会員であれば手続き不要でスムーズに出発できます。
こちらがハーツのオフィス。通常は奥のカウンターで手続きをしますが、会員の場合は、この看板の矢印に従って、直接アサインされた車の駐車場所に行くだけ。
オフィスの下のフロアに各社の駐車場があります。
下のフロアに行くと、この掲示板があります。契約者の名前と駐車スペースの場所が書かれています。
我が家の名前を探してみると、アサインされた車は「ZONE3」にあるとのこと。
案内標識に従って進みます。
ZONE3の看板を見つけました。こちらにはコンパクト車がまとめて駐車されていました。
看板の案内を見ると、ZONE内に駐車されている車の中から好きな車を選んでよいとのこと。初めてのシステムです。
ZONE内にあったのは写真の3台、車種は様々、自分で好みのものを選べるのはうれしいシステム。これまで、契約よりもアップグレードされて大型車がアサインされたりすることもありましたが、このシステムであれば、適度な乗りやすい車が選べるメリットがあります。
夫婦二人で荷物も少な目、大きな車は燃費が悪いなどの問題もあるため必ずしもアップグレードがうれしいわけではありませんので・・・
選んだのは、比較的慣れている日本車、日産の車です。
4人乗りのセダンタイプ、トランクも普通の容量があり充分、車体が大きすぎず使いやすい車でした。
ハーツの会員特典を使ってみて
シアトル空港でのレンタカーの手続きにかかった時間はほぼ0。レンタカーセンターに到着後、駐車場へおり、置かれている車両から好きなものを選んでそのまま出発するだけのスムースさ。
以前からハーツゴールド会員でありましたが、特典がこんなに便利と思ったのは初めて。レンタカーセンターでの手続きを省き、到着後すぐに出発できる のは大きなメリット。事前予約時に契約内容の詳細を日本語で確認してから契約できるのも安心な点。旅行を効率的に旅を進めたい方に、ぜひお薦めしたいと思います。
会員登録は無料、だれでも会員になれますので、ご安心を。
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