【2025年8月シアトル旅行】(オリンピック国立公園2日目)ポートエンジェルス散策とハリケーンリッジの絶景

シアトル

オリンピック国立公園巡り2日目の朝はあいにくの雨模様。山の景色は霧で隠れてしまうため、午前中は宿泊地ポートエンジェルスの中心部をのんびり散策することにしました。午後になると空が晴れ上がり、予定していた「ハリケーンリッジ」へ。結果的に、街と山の両方を楽しめた充実の1日になりました。

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ポートエンジェルスの中心部をぶらり散策

ポートエンジェルスはオリンピック国立公園の玄関口となる港町。ダウンタウンはこぢんまりしていますが、地元らしい商店街やカフェが並び、歩くだけでも楽しい雰囲気です。

街の中心部とはいっても高い建物はありません。

Clallam County Courthouse クララム郡裁判所

高い建物はというと、裁判所。セーフウェイの向かい側にあります。

Gate Way ゲートウェイ

パブリックトランスボーテーションとなっていましたが、交通機関になるものがわからず・・・こちらでは、週末にファーマーズマーケットが開催されるとのこと、滞在していたのが日曜日夕方からでしたので、マーケットには遭遇せず、いつも閑散としていました。

Port Angeles Visitor Center ポートエンジェルスビジターセンター

街の案内所です。中には高齢のスタッフさんが2人いらして、丁寧に街の様子を案内してくださいました。

パンフレット各種も置かれていますので、情報収集にはピッタリの場所です。

Port Angeles City Pier ポートエンジェルスシティピア

ホテルから見えるピアにも行ってみました。

ピアの先端には展望台(?)もあり、自由に登れます。見える景色は・・・あいにくの曇り空で視界が開けず真っ白。恐らく、フェリーで渡れるカナダ側が見えるのではないかと思います。

ピアからホテルを見ると、このように見えます。海沿いに立つレッドライオンはこの街のベストポジション、お天気さえよければと思いました。

このほか、街には、小規模ながら、商店やカフェがあり、ちょっとした散策も可能。街は徒歩で移動でき、1〜2時間あれば十分見て回れる規模でした。

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天気が回復し、ハリケーンリッジへ

昼頃から天気が回復してきたため、満を持して「ハリケーンリッジ」へ出発。

ポートエンジェルスの中心部から車で約40分、曲がりくねった山道を登っていくと、一気に標高1,600mの世界に到達します。

国立公園入口にブース(小屋)があり、ここで入場料を支払います。

入り口からハリケーンリッジまでは引き続き山道を進みます。

鹿などの野生動物に出会えることもあると聞いていましたが、その話は本当でした。道のわきに鹿がいるのを見つけました。車の往来には慣れているようで、何食わぬ顔をして森の中に消えていきました。

1本道を進んだ先にトレイルの入口があります。駐車場もトレイル入口のすぐ前、すっでに多くのお客さんいらしているようです。

駐車場から遠くに街並みも見えます。

開いているスペースに車を止め、トレッキング開始です。

駐車場の中央には案内所があり、トレイルに関する情報が手に入ります。

そのほか案内板とトイレがありますので、安心。

ビジターセンター周辺にはいくつかトレイルが整備されています。今回は午後からの短時間だったため、20〜30分程度で回れるループコースを選びました。見どころは地図右上に拡大された部分、その中でも一番長いハイリッジトレイルまでいってくることにしました。

一番短いトレイルはすべて舗装された道、車いすやベビーカーでも歩けるよう整備されています。アップダウンもほとんどないので、初心者でも安心。

このような道が続きます。

木々の途中を抜けていくので、とても気持ちが良い場所。

ルートの途中にはリフト施設があったりします。冬の間はこちらはスキー場にな利用です。

スキーの季節はパトロール小屋として使われる小屋もあったりと面白いルートです。

ハイリッジトレイルに進むと、土の山道に。とはいってもきれいに整備されているので、とても歩きやすいルートです。

途中野生の鹿がいてちょっとびっくり。

山の稜線を歩くトレイルはとても気持ちがよいもの。あいにくのお天気で遠くまで見通せませんでしたが、すがすがしい気持ちになって戻ってきました。

下りのルートも気持ちよい眺め、こうやってみると、結構な高さまで登ってきたようでした。

駐車場が見えてくるとルート終点も間もなく。全体で1時間かからないトレッキングルートでした。

駐車場に戻ると、近くの車の下にシマリスがいるのを見つけました。野生のリスがたくさん生息している地域のようで、トレッキングルート沿いでもリスを見かけました。

足元には高山植物が咲き、視線を上げれば山々がどこまでも連なる大景観。天候が悪ければ断念していたかもしれませんが、幸運にも青空の下で歩くことができ、心に残る体験になりました。

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2日目を振り返って

午前中は街歩き、午後は山岳絶景と、まったく異なる魅力を楽しめた1日。天候に左右されやすいエリアですが、予定を柔軟に変えることで、思いがけずバランスの良い観光ができました。

オリンピック国立公園の多様性を改めて実感し、「来てよかった」と思える素晴らしい1日でした。


2025年8月シアトル旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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