沖縄自動車道のパーキングエリアで名店のソーキそば~中城PAの「玉家そば」でゆし豆腐そば

ランチ

沖縄で食べてみたいと思っていたローカルグルメのひとつはゆし豆腐が入ったソーキそば。沖縄の豆腐と言えば、ゴーヤチャンプルに入っている固い豆腐「島豆腐」が有名ですが、そのほか、おぼろ豆腐のように柔らかい豆腐「ゆし豆腐」もあります。

豆乳の美味しさをそのまま味わえるという「ゆし豆腐」は、一度食べてみたいと思っていた沖縄らしい味。ゆし豆腐が入ったソーキそば「ゆし豆腐そば」として楽しむのも美味しいと聞き、「ゆし豆腐そば」の有名店を検索したところ、高速道路のパーキングエリアに名店が出店していると分かり、初日に行ってきました。

那覇空港に到着後、レンタカーを借りて宿泊する予定の「ヒルトン瀬底リゾート」のある瀬底島へ移動する途中、沖縄自動車道中城パーキングに立ち寄りました。

「中城」と書いて、なかぐすくと読むのですね。音と漢字が頭の中で一致していませんでした。

パーキングエリアですので、売店とスナックコーナーがあるだけのこじんまりとした施設です。

パーキングスペースには、美味しそうな看板・・・ブルーシールでバーガー?ブルーシールの看板が出ていましたが、アイスクリーム以外にバーガーやコロッケなどのスナックも販売されています。

イートインできるスナックコーナーには、ソーキそばの名店「玉家そば」が出店しています。ソーキそばだけなく、かつ丼やラフテー丼などもあるようです。

右側の入口から入ると、売店とスナックコーナーがあります。

スナックコーナーは食券制。ソーキそばだけでなく、ラーメンや普通のそば、うどんもあるようです。

数あるメニューの中から、夫はソーキとラフテーが乗る「ダブル肉そば」、妻はもちろん「ゆし豆腐そば」を選んで食券を購入しました。

キッチンに食券を渡して注文し、カウンター席に座ってお料理ができるのを待つセルフサービス形式です。

カウンターのテーブルの上には、ソーキそばに入れると美味しい「こーれーぐーす」がありました。そばの温かいスープに入れると、ふわっと泡盛の香りがあがる辛味調味料、妻は食べている途中に入れて楽しみます。

観光客も多く訪れるお店なのか、こーれーぐーすの説明が書かれた「初心者ガイド」が置かれています。液体が透明なので、辛そうに見えないので、注意が必要ですよね。その上、アルコール分も高いので、かけすぎないようにしないといけません。(笑)

5分ほどで出来上がってお料理を取りに行ってきました。

■ ゆし豆腐そば(700円)

楽しみにしていた「ゆし豆腐そば」です。ソーキそばの中にゆし豆腐が入っているもの、ソーキのお肉も少し乗っています。

スープはかつおの出汁が効いた塩味、豚骨が使われているのでもう少し脂が多いのかと思っていましたが、思っていたよりもさっぱりしています。

そばは、つるつるした食感の細麺、のど越しがよいそばとさっぱりスープがよく合います。柔らかい豆腐は大豆の香りがするもの、柔らかい食感が美味しく、スープの塩味とともにいただくとちょうどよいもの。薄味好きの妻には、この食べ方気に入りました。

■ ダブル肉そば(850円)

夫はボリューム満点の肉ダブル、豚の皮付き三枚肉(豚バラ肉)を甘辛く煮込んだ「ラフテー」と軟骨を含む豚あばら肉(スペアリブ)を醤油、昆布などでほろほろになるまで煮込んだ 「ソーキ」の両方が楽しめるものです。どちらの肉にするか迷った末、ダブルを選んだようです。

肉の煮汁がスープに溶けて、少し甘くなったスープが味わいがあり、これも美味しい!こーれーぐーすをいれて辛みを付けると、さらに肉が美味しくなります。

「ラフテー」は脂身がとろとろ、「ソーキ」も骨から肉がきれいに取れるほどほろほろになっていて、そばに入れるだけでなく、ご飯のおかずにもしたいと思ってしまいました。

「玉家そば」は琉球放送の沖縄そば王決定戦でそば王になったことがある名店、ドライブの途中で気軽にいただけるのはうれしいもの。初日から美味しい沖縄料理が楽しめました。

この後は、沖縄らしいデザートを・・・続きは次回のブログで紹介します。

 

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