「玄海」の水炊きスープが味わえる「あつあつ鶏飯」は絶品~げんかい食堂(新宿御苑)

ランチ

夫婦お気に入りのランチスポットのひとつ、新宿御苑にある「げんかい食堂」に行ってきました。最寄り駅は新宿御苑か新宿三丁目、歌舞伎町にも近いので、なんとなく足が遠のいていて・・・久しぶりの訪問です。

予約なしで伺ったところ、ちょうど満席とのこと。1階の玄関フロアにある椅子で待つことにしました。

「げんかい食堂」は「玄海」の奥にある建物の1階で営業されていたのですが、コロナ禍での営業、換気やソーシャルディスタンスの観点から、現在は、「玄海」の3階フロアを使って営業されています。

「玄海」のロビーですので、生け花が飾られていたりと豪華です。生け花などを観賞しているとすぐに席の用意ができ、3階へと案内されました。

靴を脱いで上がり、絨毯敷きの階段を上って3階へ。

元々は「玄海」で営業していた場所、現在は3階の大広間に間隔をあけてテーブル席を作って、「げんかい食堂」として営業しています。ご覧の通り、席の間隔はゆったり、さらに、二人でも向き合わないよう、互い違いに座席を配置する配慮がされています。

これならば、安心してランチが楽しめます。

お昼のメニューは6種類、親子丼、焼き鳥重、水炊き、釜めし、鶏飯と日替わりの御膳、一番のお薦めは、「あつあつ鶏飯」、この日も夫婦揃って鶏飯をいただきました。

げんかい食堂の文字が入った割り箸とお茶が用意されました。

最初に小鉢。この日は青菜のおひたしでした。日替わりで伺う都度違うものが供されますが、いつも丁寧に作っておられるのがわかる美味しさです。

小鉢を楽しんでいると、お楽しみの鶏飯が運ばれてきました。

■ あつあつ鶏飯(1,200円)

熱々の石鍋に入った鶏飯は、おこげのできる香ばしい香りがします。鶏飯はそのままいただいて楽しむほか、水炊きのスープをかけてお茶漬けにして楽しむこともできます。

みそ汁のほか、土瓶の中に水炊きスープが入っています。ネギ、わさび、海苔など、お茶漬けの友も添えられています。水炊きのスープは「玄海」自慢のお味、1度だけお代わりができるので、毎回お代わりしてスープとして楽しんでいます。

みそ汁は大根と油揚げの定番。ご飯も、みそ汁も美味しいのがポイントです。

鶏飯は、熱した石鍋にご飯を盛り付け、上には、鶏そぼろ、照り焼き鶏、高菜、なます、半熟卵、糸唐辛子が乗っています。

最初はそのままご飯をいただき、途中で水炊きのスープをかけていただくと、味わいが変わって美味しいもの。水炊きのスープは白濁した濃厚なお味、少し塩味が付いているので、それだけでいただいても美味しいと思えるもの。

ご飯にかけてもそのままでも美味しく、1回だけできるお代わりをお願いして、2杯分楽しませてもらました。

最後は、黒みつがかかったわらび餅の甘味。甘味まで手抜きなく、大満足。

ご飯の分量は少な目、普通、大盛りから選べたり、アレルギーの確認があったりと、配慮いただけるのもうれしいところ。大盛りを選びたくなるのですが、普通盛りでも相当のボリュームがあるので、普通にしておくのが無難。もう少し食べたいと思える位でやめておくのが、最後まで美味しくいただけるポイント、この日もぐっとこらえて、「普通盛り」でした。

当面は「玄海」の3階で営業されるとのこと。コロナ禍を踏まえたゆったりした空間でいただくランチでゆったり休日になりました。

げんかい食堂鳥料理 / 新宿御苑前駅新宿三丁目駅東新宿駅

昼総合点★★★★ 4.0

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