濃厚白濁の水炊きスープも楽しめる「鶏飯」3階大広間でランチ営業中~げんかい食堂(新宿御苑)

ランチ

10月の週末で新宿に出かけた折、久しぶりに夫婦お気に入りのランチスポット「げんかい食堂」に行ってきました。

緊急事態宣言中も感染防止対策をしっかりやりながら営業継続していた「げんかい食堂」、その後もランチタイム限定で営業されています。

伺った日は、二十四節気「霜降」(そうこう)、朝晩の冷え込む日が増え、冬に近づいてくる時期、10月月初に真夏の暑さが続いていましたが、ずいぶん涼しくなり、伺った日は肌寒いくらいの気候でした。

予約なしで伺ったところ、ちょうど満席。1階玄関で席が空くのを少し待ってから席に案内されました。

下足番がいらして靴を預かっていただく形、札をいただいて席が空くのを待ちました。

げんかい食堂は、玄海の3階で営業中。この階段を上っていきます。

もともと、玄海の奥にお店がありましたが、改装工事で玄海の3階広間を使って営業されている途中でコロナ禍に入り、そのまま、3階で営業を継続されています。

げんかい食堂は、現在はランチタイムのみの営業、なお、玄海は昼、夜ともに営業されています。

季節の草花が飾られていて、いつも気持ちが良いお店です。

お昼の献立は、親子丼、鶏飯、焼き鳥丼と玄海自慢の鶏料理が並びます。水炊きも食べたい方向けに550円の追加で水炊きの小鍋を付けることもできます。

土日祝日限定で、水炊きと親子丼の両方が楽しめる「玄海定食」もあります。自慢のお料理を少しずつ試してみたいという方にはぴったりのメニューですが、結構なボリュームがあるので、普通の定食でも充分満足できます。

毎回、何をいただくか迷うのですが、いろいろと試した結果「鶏飯」に落ち着いています。

■ 鶏飯(1.300円)

この日も夫婦揃って、「鶏飯」です。

石鍋に入った鶏飯のほか、味噌汁、水炊き豆腐、水炊きスープがついた定食です。写真右上にある小鉢は、水炊き豆腐。水炊きのスープがかかった豆腐、メニューが改定され、玄海の名物料理がすべてのランチにつくようになっていました。(後から気が付きましたが、お値段も改定されていました。)

鶏肉(もも焼き、そぼろ)、椎茸、高菜、大根、半熟たまごが熱々の石鍋に入って供されます。最初はそのまま鶏飯として楽しみ、途中、水炊きの出汁をかけてお茶漬けにしていただきます。

一緒に添えられている刻みのりとねぎ、わさびはお茶漬け用のもの。また違った味わいが楽しめます。

石鍋でご飯が香ばしく焼き上げられていきますので、おこげご飯になるのを待って楽しむもよし、少し混ぜてビビンパ風にして楽しむのもよし、最後まで温かい状態で楽しめるのがこのお料理の良い点。

夫は最初に半熟たまごを崩して、焼きながら楽しむのが好み、妻はご飯がパリっとしているのが好みなので、そのまま動かさずに焼きあがるのを待ってからいただくのが好みと、それぞれの好みで楽しんでいます。

夫は最後にお茶漬けにして〆めています。水炊きの出汁をかけるとふわっと海苔の香りが立ち、また違った楽しみがあるもの、最後まで美味しくいただきました。

なお、水炊きの出汁は1度だけお代わりができますので、お茶漬けにするだけでなく、スープとしてそのまま楽しむことも可能。濃厚で白濁した鶏の出汁はとても美味しいもの。自宅ではここまで濃厚なスープを作るのが難しいので、お店でいただく価値のあるものと思っています。

 

以前は、最初に小鉢が出た後、定食が供され、わらび餅などのデザートがついていましたが、現在は、最初の小鉢がなく、定食のお盆には、デザートの代わりに水炊き豆腐が付くようになっています。微妙に内容が変わっていました。

デザートのわらび餅を楽しみにしていたので、なくなってしまったのは少々残念ですが、お値段を考えたら十分な内容だと思っています。

なお、インスタグラムのフォローをしている方には、サービスでシャーベットが付きます。この日は洋梨のシャーベット、洋梨のペーストをそのままシャーベットにしたもので、果肉感がしっかりある風味豊かなもの、とても美味しくいただきました。

定食の内容が少し変わっていましたが、お料理の美味しさとサービスは以前と変わらず、丁寧で安定しているのがありがたいところ。また伺いたいと思っています。

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