猛暑だった2025年夏、例年より早く始まった桃狩りでしたので、終わりも早いのではと9月上旬には終わるものと思っていたのですが、9月3連休前にいつもの「浅間園」に連絡してみると、3連休までは営業するとわかり、その場で予約して3連休の初日に桃狩りに行ってきました。
利用したのは、今回も「浅間園」
「畑の中でもぎ取った桃をその場で楽しむ昔ながらの桃狩り」を楽しむべく、笛吹市一宮地区にある観光農園「浅間園」へ。
アクセス
浅間園がある笛吹市一宮地区までは、河口湖周辺からは車で40-50分ほど。最近はインバウンドのお客さんが増えて河口湖周辺は渋滞することがありますが、この日はスムース、40分ほどで到着しました。
入園まで
9月はすでにぶどう狩りの最盛期、桃狩りで「浅間園」に来る人は少ないようで、開園時刻になっても静か。お店の前にあるエリアを散歩しながら開園待ち。
店頭に駐車していた軽トラック荷台のかごの中には、桃がたくさん。前日夜まで天候がすぐれず、雨などで落下した桃を朝のうちに拾って回収してたものと思います。完熟で落下しているので、恐らく美味しいのだろうと思います。
開園準備が早く終わったようで、時間よりも前に入園させてもらいました。
桃狩りの料金は1,700円、昨年よりも100円値上げ。
9月3連休は、すでにぶどう狩りのオンシーズン、ブドウは品種により料金が異なるため、品種ごとの料金が表示されていました。
この日の持ち帰り料金は100g98円の最安値水準。大玉は400gを超えますので、400-500円/個くらい。販売用の大玉は1,000円程度なので、それを考えるとお安いのですが、見極めが難しいので難しいかもしれません。
お土産として販売されているのは、美しい”厳選された”桃です。
立派なシャインマスカットも並んでいて、秋を感じます。
支払いを済ませた後、桃畑へ。今日はまっすぐに進んでいくようです。
桃畑に行くと、いつものスタッフさんがいらっしゃいました。
桃の選び方などの説明をしてもらい、早速桃狩りの開始です。
桃をとるためのバケツと、食べる時に切り分ける包丁を受け取り、畑の中へ。
畑の中にパラソルとテーブルがありますので、ここで収穫した桃を切っていただきます。
畑の中には、冷えた桃の用意と、量り、持ち帰り用の籠があります。
クーラーボックスの中の桃は食べごろの桃、畑の桃が今一つの時には、こちらをいただくのが◎。この日は別の品種が用意されているわけではなさそう。まずは畑の桃から。
畑の中には、簡易水道もあります。こちらで桃を洗ってからいただきます。
食べている途中で手が汚れることもありますので、水道は必須!いつの間にか流し台が用意されるようになっていて、グレードアップ(?)より一層使いやすくなりました。
木の上の方から熟すので、上の方の桃をいただきます。木の近くには脚立の準備もされています。
この日桃狩りができる品種は、「さくら」と「幸茜」の2種類
さくら
幸茜
どちらも、9月に最盛期を迎える最晩種の品種、「幸茜」は大玉が特徴で400gを超えるものがたくさんできます。糖度が高め、硬めの果肉が特徴です。
脚立に上って、桃の様子を見ましょう。
いい色合いの桃がたくさん実っています。熟し加減を確認してみると、まだ個体差がある様子。同じ木でも場所により、個体により硬さが大きく異なっている状態、食べ頃のものを探していただいてみます。
右が幸茜、左がさくらです。大き目で柔らかいものを狙ってみたものの、大きくても硬かったりと、食べ頃のものを優先して選ぶと、サイズ感はいろいろになります。
リンゴのようなシャキシャキした果肉の状態、種の周りが赤くなるのはどちらも同様、果肉全体は白い桃です。
夫が大きい桃が取れたと、重さをはかりにいてみると、400g。大きい方が美味しいと喜んでいました。
この日の妻のベスト桃はこちら。色づきがよく、熟し加減も◎、シャキシャキした中に甘味を感じる秋らしい味わいの桃でした。
大き目サイズの桃ばかりでしたので、1人3個で大満足、4個目と思ったのですが、食べきれそうにないので、夫婦で1個を分けていただいて、今年の桃狩りを終えました。
普段よりも食べられる個数が少なかったのは食べ応えがあったのとサイズ感によるものと思いますが、いずれにしても美味しかったので、楽しい時間になりました。あいにくのお天気でしたが、晴天よりも過ごしやすくてよく、桃も温まっていなかったのが良かったと思います。
最後に
2025年は、御坂農園グレープハウスの桃狩りからスタートし、ファミリー農園さの、望月農園、中込農園、そして浅間園と5つの農園で桃狩りを楽しみました。
いずれも桃狩りのスタイルや品種に違いがあってそれぞれの楽しみ方があるもの、毎回美味しい桃を満喫しました。
さらに、即売所で販売される「はねだし桃」の美味しさにも触れ、新しい楽しみ方も見つけて気持ちが盛り上がった年でした。
来年もまた桃狩りに行こうと思っています。
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