香港のコンビニやスーパーでも日本と同じように袋入りのパンや食パンが販売されています。袋入りパンのブランドでもっとも有名なのは、コック帽をかぶったキャラクターのマークでお馴染みのGarden(嘉頓)。香港でこの赤いマークをあちらこちらのお店で見かけます。
日本で例えるなら、ヤマザキパン、フジパン、第一パンといった誰もが知っている全国チェーンの製パン会社、お手頃価格の袋入りパンや食パン、テーブルロールを販売しているほか、クッキー、ビスケットといったお菓子も扱っています。
Garden(嘉頓)の本社は、下町の深水埗。本社ビル1階には、会社の歴史を紹介するギャラリーとカフェがあり、一般のお客さん向けにも開放されています。
近くに来ると、特に用事があるわけではないのですが、つい立ち寄ってしまいます。
本社のカフェ&ギャラリーは、毎日8:30-18:00までと長時間オープンしています。
1階全体がギャラリーとカフェになっていて、焼きたてパンやケーキがあり店内でいただくことができるほか、自社製品のお菓子なども販売されています。
ギャラリーといってもこじんまりとしたスペース、自社の代表的な製品の紹介のほか、昔の香港の様子がわかる写真の展示、歴代パッケージデザインの紹介や、オリジナルグッズが販売されています。
レトロなデザインのコースターやオリジナルCD、書籍なども販売されています。Gardenファンの方向けでしょうか。
店内の販売スペースでは、スーパーやコンビニでよく見かけるパンが販売されています。
食パンのラインアップ、これだけの種類がずらっと並んでいるのを見ると、さすが本社ビルの販売店と思います。菓子パン、惣菜パンなどを含め、こんなに多くの種類があるのかといつも思います。
カフェスペースでは、店内で販売されているパンを買ってイートイン出来るほか、注文に応じて作ってもらえるサンドイッチなどのセットもあります。
サンドイッチは、STEP①パンをフォッカチャ、チャバタから選び、STEP②フィリングをツナ&コーン、卵&オニオンから選んで作ってもらうもの、サンドイッチで25ドル、飲み物セットで35ドルとお手頃価格。
新商品として「コーニッシュパスティ」も紹介されていました。ヨーロッパ系のパンのメニューが多いようですね。
コールドケース中にはショートケーキ、チーズケーキなどのケーキもあり、ランチ、カフェタイムの利用にぴったりのメニューがあります。
袋入りパンの他、店内で焼き上げているパンも各種あり、チョコチップ入りのメロンパン、抹茶くるみのメロンパンなどもありました。「日式」とありますので、日本のメロンパンですね。
焼き立てパンでも100円前後ですので、気軽にいただけるお値段です。(ただ、香港では香港らしいものが食べたいので、わざわざパンをいただくのは・・・と思ってしまい、こちらでランチにすることはありません。)
お茶でも飲んで休憩して行こうかと思って立ち寄ったのですが、3時のおやつに予定していたお店が昼前から空いていることがわかり、見るだけにしておきました。
パンだけでなく、クッキー、ビスケットなどのお菓子もあり、新商品を中心に種類は豊富。本社直営店とはいってもお値段はスーパーなどと変わらないので(正確に比べたわけではありませんが、見かける価格かと思います)お土産にまとめ買いするというニーズ以外ではあまり使わないかなと思います。
ギャラリーを見学、新商品を一通り見た後、おやつのお店に向かいました。
深水埗から歩いて5分ほどの繁華街の外れにあります。こんなところに本社がと驚く立地。珍しいものが見られるので、一度は訪問してみることをお薦めします。
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