「雲西」滞在の日の夕食も「コネスト」で検索して見つけたお店に出かけました。スンドゥブチゲの専門店「北倉洞(プッチャンドン)スンドゥブ」です。
ソウル中心部「北倉洞」に本店があるチェーン店、スンドゥブと石鍋で炊いたご飯をセットでいただけます。かき氷をいただいた「ソルビン」同様、初めての土地では、どうしても安心感のあるチェーン店を選んでしまいます。
場所
宿泊していたホテル「インチョンホテルエアステイ」の斜め前、「雲西」駅からも歩いて10分かからない場所です。
あらためて地図を見ると、ホテルや飲食店、コンビニなどが乱立している場所、周囲にはいろいろな種類の飲食店があり、滞在には不自由ありませんでした。
お店の様子
店舗はビルの1階にあります。
伺ったのは、16時過ぎ。この日は朝のフライトでソウルに出かけたので、機内食は遅めの朝食の時間帯、その後、食事のタイミングを逃し、昼と夜兼用の食事、中途半端な時間でしたが、営業されていました。
店内には数組のお客さん、皆さんのテーブルの上には、たくさんのパンチャン(おかず)とスンドゥブの石鍋があり、美味しそうに召し上がっていました。
メニュー
最初にメニューをいただいて、何を食べるかを考えます。
メニューは写真付きで英語が併記されているので、わかりやすくて安心。Googleレンズがあれば不自由なくメニューの内容がわかります。
読み解いていくと・・・
カルビなどの肉料理にスンドゥブ、パンチャン、石鍋ごはんがついたセットメニュー各種、
ちょっとお得になった2人用のセットメニューもあります。
海鮮、ハムチーズ、キムチ、ホルモン、餃子などいろいろな種類のスンドゥブのセットもあります。
メニューの種類が多くて迷い、夫は季節の牡蠣が入った石鍋ご飯がついた海鮮スンドゥブ、妻は豆もやしのビビンパと豆腐のみのシンプルなスンドゥブのセットを注文しました。
お料理
オーダーすると、すぐにパンチャンのセットがテーブルに並べられました。
7種類のパンチャンが並ぶとテーブルの上がいっぱいになります。
ブロッコリー、キムチ、揚げ魚
干し豆腐、韓国のり、田作り、たこのヤンニョムとご飯が進むおかずばかり。
メインのビビンパとスンドゥブが来るまでの間、パンチャンからいただきました。
カトラリーとティッシュはテーブルの横の引き出しに入っています。
ごはんに合わせていただくものなのか、全体に少し味が濃い目、甘いもの、辛いもの、しょっぱいものとバリエーションがあって楽しいもの。
ほどなく、スンドゥブも来ました。ふつふつと沸いた状態で届いたもの、ふわっと湯気が上がってとても熱そう。
生卵を割入れて、食べる準備を。
夫のスンドゥブは海鮮、中には殻付きの大きな海老のほか、殻付きあさり、いか、白身魚が入ったもの、こちらも熱々です。
どちらのスンドゥブも貝の出汁がしっかり効いていて味わい深いもの、辛そうに見えますがさほどではなく、塩辛すぎないのがうれしい点、ゆっくりいただいても冷めないのが有難い石鍋、最後まで熱々の状態で楽しめました。
続いて、豆もやしビビンパです。もやしナムルとご飯をあえてごま油をまぶしたもの、上には目玉焼きと韓国のりが乗っています。
こちらの味が薄め、香ばしいごま油の風味が効いていてこれとキムチだけでもよいかなと思う美味しい組み合わせのものでした。
夫が注文した牡蠣ごはんです。少し小ぶりの牡蠣がたっぷりのた石鍋ご飯、雑穀米が使われているので、全体がうっすら紫色に染まっています。
炊き加減が絶妙。鍋の部分がすこしおこげになっていてカリカリ、ご飯には牡蠣の味が染みているのもよく、最後は、お茶を石鍋に注いで、ヌルンジ(おこげスープ)を作ってフィニッシュ。これだけでもじゅぶん楽しめると思う釜飯でした。
パンチャンの種類がおおく、ご飯もスンドゥブも美味しいもの、韓国到着日に美味しいお料理に出会えて韓国らしさも満喫できました。
2品オーダーして、代金は28,500ウォン。3,000円弱で2人の夕食と考えると安価、大満足の夕食になりました。
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