長野地元ブランド「すや亀」の味噌が入ったあんこたっぷりの「味噌あんぱん」は塩味が効いた大人の味~河口湖「綿半」で出会う長野の味

長野県

先日の河口湖滞在で出かけた「綿半スーパーセンター」で見つけた長野の味を紹介します。

綿半は長野県中心にホームセンターやスーパーマーケットを出店している企業、四谷駅前に東京本社があります。都内や神奈川県にもわずかですが店舗を出店していますし、本社屋上の大きな「綿半」看板で企業名をご存じの方もおられると思います。

「スーパーセンター」は、名前の通り、スーパーマーケットとホームセンターを合わせた業態、園芸用品やDIY関係用品のほか、生鮮食料品もあり、日常で必要なものはほぼ揃う便利な店舗形態、綿半のスーパーマーケットは、生鮮食品とお総菜に力を入れているなど特徴があります。河口湖のスーパーセンターには店内に生け簀があり、沼津港直送の鮮魚を取り扱っています。

我が家は、河口湖の中心部に出かけた折、食料品や園芸用品を購入するのに立ち寄っています。

店舗の場所は富士河口湖町の中心からほど近い場所、河口湖と富士山駅の中間にあります。(当たり前ですが)皆さん車で来店されるので、巨大な駐車場が付いています。

アクセスなどの詳細は、以下の公式サイトで確認できます。

最近、富士河口湖町の中心部に出かける用事がなく、ご無沙汰していたのですが、8月に久しぶりに行ってみると、うれしい出会い!

長野のパン屋さん「ピクニック」のパンが販売されているのを見つけました。

もしかしたら、以前から取り扱っておられたのかもしれませんが、これまで何度もこちらのお店で買い物しているにも関わらず、全く気が付いていませんでした。

長野のご当地パン「牛乳パン」も販売されています。

「牛乳パン」は、60年ほど前に長野県内のパン屋さんで誕生した菓子パン、柔らかい生地のパンに、牛乳のクリームが挟まっている素朴で懐かしいパン、他の地域では見かけない、まさに長野のソウルフードです。

そして、ピクニックと言えば・・・もうひとつの名物「上松あんぱん」も販売されていました。

「上松あんぱん」は、あんこがぎっしり詰まった薄皮あんぱん、持ち上げるとずっしりと重みがあります。我が家が初めて「上松あんぱん」に出会ったのは、長野市内の農産物直売所。県外者の夫婦には「ピクニック」なるパン屋さんを知る由もなく、特別感がなかたのですが、あんぱんを買おうと持ち上げた時にパンの大きさに比べてあまりに重いのに驚き、興味半分で買ってみたのがきっかけ。

超薄皮のあんパン、中身の大半があんこというもの、あんこ好きの夫婦にとっては、とっても嬉しいパンです。「上松あんぱん」との出会いやいただいた時の様子は、以前のブログ記事で詳しく紹介していますので、よろしかったらご覧ください↓

「見つけたら買うしかない」と、この時買って帰ったのですが、さらに、9月の河口湖滞在時にも「綿半スーパーセンター」に用事がありスーパーマーケットエリアに行ってみると・・・

「門前みそあんぱん」なる新しい商品があるのを見つけました。パッケージのラベルを見ると、長野の有名味噌店「すや亀」の「門前みそ」が使われているとのこと、「これは買ってみないと」とカゴの中へ。あんぱんには目がない夫婦でした。

上松あんぱん(247円)

長野に行かなくても食べられる!と喜び勇んで購入。

あんぱんの上には黒ごま。ということは・・・中身は粒あんです。「上松あんぱん」は、表面のごまの種類を見れば中身が分かるようになっていて、黒ごまは粒あん、白ごまはこしあんの印です。

切り分けてみると、薄皮であんこぎっしりのあんぱんです。あんこは少し硬めの炊き加減、甘みが強すぎず、たくさんのあんこを食べてもくどくならないように甘みが調整されたもの。ぱんよりもあんこを楽しんでもらおうという気持ちの伝わるあんぱんです。

あんこが多すぎて・・・と思うのですが、あんこが美味しいので、全く問題なし!河口湖に居ながらにして長野のパンが食べられるのはうれしい限り。これ目当てに「綿半」へ行ってしまいそうです。

門前みそあんぱん(268円)

みそとあんの組み合わせが美味しいのか・・・大丈夫かなと思ったものの、興味半分に買ってみました。

「すや亀」といえば、有名なみそ屋さん、善光寺門前でみそが入ったソフトクリーム「みそソフト」を販売しているのは知っていましたが、味噌入りのあんぱんがあることは全く知りませんでした。

帰宅してからホームページを見ると、限定販売されていると分かりました。

みそあんぱんの表面にはアーモンドスライス。中身の区別ができるようになっています。

焼き色は少し濃いめ、しっかり焼き上げられています。

切り分けてみると、やはり、ぎっしりあんこに薄皮のあんぱんでした。味噌入りのあんこはどんな味なのかと食べてみると、味噌の風味はほとんど感じられず、わずかに塩味を感じる程度、味噌が入っていることを知らされていなければ、味噌が入っていることに気が付かないかもしれないと思いました。

スイーツに塩を入れて甘みを強調することがありますが、このあんぱんは、味噌で塩味を補っているもの。最近こそ塩味を効かせたお菓子をよく見かけますが、あんこに塩を入れると洗練されていないと言われるもの、庶民的な和菓子になってしまうので、塩味を感じるあんこが使われるのはたい焼きなどに限られると思っていました。

味噌入りのあんぱんが美味しいかというと、かなり微妙。わが家では、いつもの「上松あんぱん」の方が美味しいと感じましたので、リピートはなさそう。

あんぱんにはいろいろなバリエーションがあるものだと改めて発見、いろいろ試してみたいという気持ちには変わりありません。河口湖で長野の味、これからも楽しみにしています。

(東京の綿半で販売されているのだろうかというのが今の興味のポイント、多摩地区にしか店舗がないので、利用する機会はなく・・・何かの折に確認したいと思っています。)

コメント