2024年5月シカゴ旅行の帰国便、前日に決まったフライトキャンセルの影響で代替便を手配、ANAダイヤモンドデスクに相談し、シカゴ発サンフランシスコ経由成田行きだったフライトは、シカゴ発羽田行きの直行便に替え、そして、当日空港でファーストクラスへのアップグレードリクエストを行い、無事アップグレードまで終えました。
帰国できなかったらどうしよう、せっかく決まっていたアップグレードがなくなるのは残念と、とり得る策を考えながら交渉した結果のこと、決まったとたん、緊張の糸が切れ、全身脱力。夕方の搭乗まで7時間ほど時間があったものの、もともと予定を入れていなかったこともあり、そのまま空港のラウンジで搭乗時刻まで過ごすことにしました。
ここまでの経緯は、以前のブログ記事で↓
シカゴオヘア国際空港の航空会社ラウンジ
前夜のうちに、シカゴオヘア国際空港で利用できる航空会社ラウンジの種類や場所、営業時間など最新情報を確認しておきました。
ANAホームページでシカゴの空港案内を見てみると、ターミナル1からの出発、利用できるラウンジとしてユナイテッド航空の「ユナイテッドクラブ」3か所と、「ユナイテッドポラリスラウンジ1か所が案内、営業時間の記載はありませんでしたが、ANA便運航時間には営業しているものと理解。
以前は、ルフトハンザ航空などスターアライアンス航空会社のラウンジがあり、コロナ禍で営業休止になっていましたので、ユナイテッド航空以外にはないかと、念のためスターアライアンスのホームページにある「Lounge Finder」でも確認してみました。
利用する航空会社やクラスを入力すると、利用可能なラウンジが一覧で表示されます。
検索結果に表示されたのは、やはり、ユナイテッド航空の「ユナイテッドクラブ」と「ユナイテッドポラリスラウンジ」のみ。残念ながらその他の選択肢がないようでしたので、「ユナイテッドポラリスラウンジ」で過ごすことにしました。
ユナイテッド航空「ポラリスラウンジ」と「ユナイテッドクラブ」の違い
ユナイテッド航空のラウンジは、「ユナイテッドクラブ」と「ポラリスラウンジ」の2種類があり、ANAに「ANAラウンジ」と「ANAスイートラウンジ」があるのと同様、ラウンジの設備、提供されるスナック・お料理などに差異をつけて、上位ラウンジでは、ワンランク上のサービスを提供しています。
2023年1月にシカゴの「ポラリスラウンジ」と「ユナイテッドクラブ」を利用しています。中の様子は、以前のブログ記事で紹介しています。
ただ、ユナイテッド航空とANAでは利用できる顧客の範囲に関する考え方が異なり、ANAでは「ANAスイートラウンジ」の利用者をファーストクラスに加え、ANAマイレージ上級会員「ダイヤモンドメンバー」にも開放していますが、ユナイテッド航空では「ユナイテッドポラリスラウンジ」の利用者を国際線のファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者に限定、マイレージ上級会員「プレミア1K」や有料会員「ユナイテッドクラブメンバー」は利用することはできません。
ラウンジ内の混雑を回避するため利用者を絞り”特別感のあるラウンジ”を運営をしているのだと思います。
ユナイテッド航空のラウンジ「ユナイテッドクラブ」は、上級会員、有料会員に加え、スターアライアンスゴールドメンバーが利用するため常に混み合っており、座席を探すのが難しい時間帯も多い状況。国際線でビジネスクラス、ファーストクラスを利用する時には、「ポラリスラウンジ」がおすすめ。
約半日滞在と滞在時間が長がったので、「ポラリスラウンジ」にいくことにしました。
シャワールーム、仮眠スペース、フルサービスダイニング「The Dining Room」を利用しましたので、2回に分けて紹介します。
シーティングエリア
ラウンジに入ったのは9時半過ぎ、10時前後のフライトのお客さんが捌けたところのようで、ラウンジ内は空いていました。
ラウンジはCコンコースにあり、ユナイテッド航空の機材が良く見えます。
ふさがっていることが多い1人席も好きな場所が選べる状態、
テーブル席も空いていてとても静かでした。
シャワールーム
ホテルで軽い朝食を済ませており、朝食は不要でしたので、ラウンジが空いているうちにシャワーを浴びて機内でリラックスできるウエアに着替えて、仮眠を取っておくことにしました。
シャワールームに行ってみると、ブースが空いておりそのまま利用できました。
広いシャワールームですが、室温の調節がきちんとされているのか、寒いことはなく、快適。
洗面台も広くとても使いやすい構造です。
バスタオル、スリッパなど必要なアメニティはすべて揃っており、自由に使えます。
唯一の難点は、シャワーが壁に固定されたタイプであること。アメリカ人仕様になっているのか、シャワーの位置が高く、いきなり上から水が出てくるので、適温になるまで水がかからないようにシャワーを出し始めるのが難しいのです。
シャンプー類は、「Therabody」ブランドのもの。ユナイテッド航空のアメニティで採用されるブランドは何度か変わっていて、現在は「Therabody」でした。
過去には、サンデーライディーやカウシッド、H2O、Muradなどなど、いろいろなブランドが採用されていました。
仮眠スペース
日本への帰国便の出発は17:45と時差の影響が残っている体には眠くなる時間。ラウンジでランチをいただいた後、仮眠をとってフライトに備えました。
仮眠スペースのもタイミング良く利用できました。受付で温められたブランケットを受け取り、指定されたスペースへ。
フルフラットではなく、傾斜のある長椅子には枕があり、そのまま休めます。
枕元には、消毒用のシートとアイマスク、耳栓、ミネラルウォーターなどのアメニティがセットされています。
仮眠エリアは薄暗いものの、真っ暗ではないので敏感な方はアイマスクと耳栓が必須。妻はどんな所でも眠れるタイプなので、そのままブランケットを掛けて仮眠を取らせてもらいました。
利用時間は1時間、ここでしっかり仮眠がとれるとその後快適に過ごせるもの、温かいブランケットにくるまりながらゆっくり眠りにつきました。(起きれるかどうかが不安でしたので、スマートフォンのタイマーをセットして目覚まし代わりにしておきました)
フルサービスダイニング「The Dining Room」でランチをいただいています。その時の様子は次回のブログ記事で紹介します。
過去にシカゴ「ポラリスラウンジ」を利用した時のラウンジ内の様子はブログ記事で紹介しています。
その他、サンフランシスコとヒューストン、ニューアークの「ポラリスラウンジ」の様子は、旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」で紹介しています。
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