【2025年4月利用】2025年オープンの成田空港トルコ航空ラウンジへ~朝食にはオープンキッチンでトルコの卵料理「メネメン」を

空港ラウンジ

シドニーへのフライトは成田発。久しぶりの成田空港の利用、空港のオープン時間などを確認していると、2025年2月にトルコ航空のラウンジがオープンしているのを見つけ、利用してみました。

トルコ航空のホームページなどで調べてみると、トルコ国外で最大規模となる自社ラウンジで、ホスピタリティとサービスを日本でも体験できる空間とのこと。ニュースリリースを読むと行きたくなりました。

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場所

トルコ航空ラウンジは第一ターミナルの第4サテライトの47番ゲート近くにあります。第4サテライトは、入国審査から一番遠いサテライト、ターミナル内を延々歩いた先にありますので、このラウンジを使うといい運動になります。

ラウンジの場所はサテライトの4階、エレベータで4階に上がったところにあります。

ラウンジの入り口まで来て気が付きました。ここは以前ANAラウンジがあった場所、当時は3階、4階にANAの運営する、ANAラウンジとANAスイートラウンジがあった場所です。

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LOUNGE入口

ラウンジに入ると大きな世界地図、トルコ航空が就航している都市が紹介されています。

航空機のモデルも置かれています。もともとANAが使っていたラウンジですが、一歩入った時に受ける印象は全く別のもの、内装の色合いや雰囲気などにコーポレートカラーの赤が使われ、トルコ航空らしさがよく表れています。

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ラウンジフロア

ラウンジ内の見取り図です。ラウンジエリアの他、ワーキングスペース、休息スペース、シャワールーム、VIP用個室などがあります。礼拝室があるのはトルコ航空らしいところ。

ラウンジリア内には座り心地の異なる様々なタイプのソファが置かれています。

頭まですっぽりホールドされるソファ席や

落ち着いた色合いの大き目の1人用のソファ席が多数配置されています。

このエリアにある仕切りは、以前のANAスイートラウンジのもの。什器類はトルコ航空仕様のものが入れられていますが、ANA時代の設備がそのまま使われているところもありました。

こちらは、キッチン前のダイニング用テーブル席があったエリアですが、トルコ航空ラウンジではソファ席に。航空会社によって使う家具類は違うので、旧ANAラウンジを流用していても雰囲気が変わるのですね。

窓際のソファは小さめ、背中合わせになって配置されていましたが、4人組のファミリーがいらして、席の向きを内側に変えてグループ席のようにして使っておられました。設置型ではないソファでしたら、そういったレイアウト変更も可能、面白い使い方と思いました。

他の場所も探検に行ってきました。こちらは、ワーキングステーション、レスティングエリア。ANA時代にはひとり用ブースワーキングデスクが置かれていた場所です。

手前に横たわれるデイベッド(長椅子)が4台、早朝7時半のオープン直後だったので、まだどなたも利用されていませんでした。

窓際のカウンター席がワーキングステーション、機器類充電用の電源が各席に用意されています。広々としたデスクで、スポットに駐機している航空機を眺めながら仕事をするのはなかなかよいものです。

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ダイニングエリア

ラウンジを利用したのは、朝オープン間もない7時半過ぎ、ダイニングエリアでは朝食の用意がされていました。

サラダ・フルーツ

冷蔵ケースの中には、サラダバー、オリーブ、チーズ、サンドイッチなど、

ハムやフルーツなどの用意もありました。

パン

主食類は、パンが中心、見たことのないパンがいろいろと用意されていました。デニッシュ類も日本で見かけるものと異なる種類、

中に何か入っていたのですが、いただいていないので、中身がわからず・・・

クロワッサンはアルゼンチンで見かけるような素朴なタイプ、

そして、食パンと

ベーグル、バゲット、ミルクパン、マフィンなどもあり、種類豊富でした。

このほか、撮影を失念しましたが、ワッフルメーカーがあり、自分で焼くことができるようになっていて、お子さん連れのファミリーが楽しそうに作っていました。

ホットミール、スープ

保温機の中には温かいお料理も数種類。

そして、スープもあります。

飲み物

ドリンクコーナーにはトルコ航空らしい飲み物が2種類。

■ トルコ紅茶

ポットの中には抽出済の紅茶が入っており、ガラスカップで楽しめます。

普通の紅茶や緑茶などの用意ももちろんあります。

■ トルココーヒー

そして、もうひとつはトルココーヒー。専用のコーヒーメーカーが用意されています。

トルココーヒー用の粉を使って抽出します。

トルコ紅茶、トルココーヒーの作り方は写真入りで紹介されていますので、初めての方でも大丈夫。ただ、スタッフさんが多いので、機械の前に立つと丁寧に作り方を案内してくださいました。

冷たい飲み物は、冷蔵庫の中にピッチャーで用意されています。

このほかアルコール類も一通り。さすがに朝の時間帯は利用されている方はおられませんでした。

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ライブキッチン

そして、このラウンジの売りは、ライブキッチン。イスタンブール以外では唯一、トルコの伝統的なパン「ピデ」を焼き上げる専用オーブンが設置されていて、ランチ、ディナーの時間帯に提供しているとのこと。

朝の時間帯は、残念ながら「ピデ」はありませんが、この時間帯は卵料理を作ってもらえるようです。

オーダーできるのは、オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き、そして、トルコ料理の「メネメン」の4種類。あとで朝食をいただく時にオーダーしてみることにしました。

ケチャップ、マヨネーズなど。

レモン、香草などもありました。

キッチンでメニューを眺めていると、キッチン内のシェフから「9時過ぎにピザを焼くのでぜひお召し上がりください」との案内がありました。

後ほど行ってみると、

薄焼きのクリスピーピザが提供されていました。

いただいたお料理

早朝に自宅を出て成田空港へ向かったので、ラウンジで朝食を軽くいただきました。

ライブキッチンで卵料理をオーダー、サラダとパンの組み合わせに。

ライブキッチンで作っていただいた「メネメン」です。トマトとパプリカ、オニオンが入ったスクランブルエッグ、スパイス入りでピリッと辛い仕上がりです。

シェフが作っている姿を見ていると、勢いよくたまごをフライパンに入れていて、ちょっと多め?かなと思ったら、予想通りの大盛りで供されました。

ふんわり卵に少し酸味のあるトマトの組み合わせ、できたて熱々がうれしいもの。大盛りでしたが、美味しかったので、夫婦で完食。スパイスが大丈夫な方は、このお料理おススメです。

そのほか、サラダバーのから、サラダとチーズ、フルーツを少しいただき、

パンは、クロワッサンを合わせました。

素朴な小麦の味が濃いクロワッサン、硬めの仕上がりですが、卵料理との相性はよく美味しい朝ごはんになりました。

食後には、ほんのり甘いフルーツのフレーバーのパンとトルコ紅茶をいただきました。

そして、トルココーヒーも。説明通りに作りましたが、苦めでした。粉の残るコーヒーは、好みがわかれるものと思います。

しばらくした後、ピザの焼き上がりをいただきました。超うすのクリスピータイプ、スパイシーなひき肉で軽い味わいのものでした。

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最後に

最近はANAスイートラウンジの利用が続いていたので、安心感のあるサービスですが、いつもと同じでマンネリ感があったところ、違う航空会社のラウンジを使うと楽しくなるもの。成田空港にはスターアライアンス系ラウンジが複数あるので、その時の気分で使い分けも可能、何ならラウンジホッピングもできます。

トルコ航空ラウンジはここでしか味わえないお料理があるので、トルコ料理好きの方にはおススメ。成田発の時にはまた利用しようかなと思いました。


2025年4月シドニー旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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