成田空港からのフライトはほぼ定刻にシンガポールに到着、次のシドニー行きのフライトまで7時間ほど。シンガポールには17時過ぎに到着、シドニー出発は夜中0時台とトランジット時間は夜になるため、市内には出ずチャンギ国際空港の中で遊んで次のフライトまでの時間を過ごすことにしました。
チャンギ国際空港は、ターミナルが1-4の4つあり、ターミナル1-3は建物がつながっている巨大な空港。ターミナル内には多数の飲食店や物販のお店があり、さらに、出国審査前(制限エリア外)には、「チャンギジュエル」というショッピングモールもあり、空港施設内でも1日過ごせるような観光スポットでもあります。
チャンギジュエルの様子は以前のブログ記事で紹介しています↓
乗継時間が7時間と時間はたっぷりあるものの、制限エリア外に出てしまうと再びパスポートコントロールを通過しなければならず面倒かなと思い、制限エリア内で過ごすことに・・・
まずは、広い空港の中の探索!とターミナル間を移動するモノレールに乗車することにしました。
ターミナル3に到着したので、一番遠いターミナル2へ、
このモノレールは、途中、「チャンギジュエル」の中を通りぬけるルート、モノレールの中からショッピングセンター内の熱帯雨林と滝を眺めることができます。
モノレールからは、空港内の様子が見えるので、乗っているだけでも楽しめる乗り物だったりします。
散策後は、いつものシルバークリスラウンジへ。
ここでシャワーを浴び、夕食をいただき、深夜から早朝に移動することになるフライトでの睡眠時間を確保できるよう準備を整えることにしました。
ラウンジに入った直後、シャワールームの空きを確認すると空いていたので、そのままシャワーを浴び、その後夕食に。
ライブキッチンで青菜を湯がいてもらい、サラダとフルーツと、野菜中心の夕食に。
シンガポールでおなじみのラクサも作ってもらい、シンガポールの味覚を満喫。
食後はマシンで淹れたコーヒーとナッツで休憩。あとは搭乗を待つだけ。
夕食を終え、PC作業などをしているところに、SQからショートメッセージがスマートフォンに届きました。
内容は・・・
SQ231 on 27 Apr 2025, 00:45 from Singapore has been retimed to 27 Apr 2025, 03:25 as we are awaiting connecting passengers. The flight is estimated to arrive in Sydney on 27 Apr 2025, 13:05. Singapore Airlines
よくある出発時間の変更か?と思い、読み飛ばそうと思ったのですが、なんやら怪しい内容、しっかり読んでいくと夜中の3時25分と変な出発時刻が案内されています。
ん?なんと、3時間弱の遅延。シドニーでは何ら予定がないので、多少の遅延は問題ないのですが、メッセージには遅延の原因が記載されておらず少々心配に。こういった遅延の時にはさらにフライトの出発時間が遅れることも多いので、フライトの見込みなど状況確認方々、トランジットカウンターに行ってみることにしました。
フライトの運行情報には特段表示がありません。
トランジットカウンターには長蛇の列。怪しい雰囲気です。
カウンターの列に並んでいる間に周囲の様子を確認してみると今回遅延となるのは、私たちが搭乗するシドニー行きのフライトのほか、メルボルン、パース行きのフライトも同じ状況、いずれも夜中の3時台に出発時間が変更されているようで、遅延しているフライトの数が多く大規模な遅延のようです。
順番を待って係員の方の話を聞いてみると、オーストラリア方面への乗り継ぎ顧客が搭乗しているフライトの到着が遅れるための措置とのこと、「乗り継ぎ客のために待つの?」と思ったものの、機材故障ではなく機材もスタッフも揃っているようでしたので、これ以上の遅延にはならないかなと、少し安心。
ただ、出発時間が3時間遅れるということは、この時点からさらに4時間待つことに・・・結局、10時間以上チャンギ国際空港内で過ごすことになりました。
そうなるならば市内に出ていればよかったとか、トランジットホテルのDayuseで寝ていればよかったとか、思うことはいろいろでしたが、気持ちを切り替えて、チャンギ空港探索をさらに楽しもうかなと。
カウンターで説明を聞いた後、こちらのカードを遅延のお詫びとしていただきました。中身は空港内で利用できる20ドル分のバウチャーでした。
遅延の「補償」は、空港内での飲食、買い物に使えるバウチャー、支払い時にこのカードのQRコードをスキャンすると支払いに充てられるようになっていました。
ただ、すでに食事をしてしまったわが家には、使い道がなく・・・バウチャーの使い方案内を読むと有効期限が1年ほどあるのがわかったので、次回の5月中旬のシドニー旅行の時のシンガポールトランジットか、次回以降のシンガポール旅行で利用しようかと思っています。
結局、お客さんが全員揃っていたので、出発時刻が少し早まり、されに飛行時間も短くなったようで、2時間20分の遅れでシドニーへ到着できました。
フライト中の様子は、この後、別記事で紹介します。
出発が真夜中となったため、とにかく飛行機に乗るまでの時間帯がとても眠くラウンジ内のデイベッドは満員でラウンジの普通のソファで過ごしました。
SQラウンジは24時間営業で通しで営業しているので遅延時問題なく利用できました。さすがに12時を過ぎると、出発便が少なくなり、ラウンジ内は閑散、特に2時台の本来の最終便が出発した後は、オーストラリア線の乗客のみが残っている状態で、ラウンジの清掃などが始まっていました。
夜中のラウンジの様子などがわかったのは貴重な経験、夜中をまたぐトランジットでも空港内で問題なく過ごせることがわかりました。
旅にはトラブルがつきものですが、何とかなるものです。
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