豪華な海鮮丼ランチが2,000円!金沢ではこれが普通かと思うと羨ましい~寿司割烹 高崎屋(金沢)

ランチ

金沢出張での会食、ランチで金沢駅近くの「寿司割烹 高崎屋」に出かけました。

金沢駅近く、近江町市場へ向かう金沢駅通り沿いにあります。同僚が予約しておいてくれました。

訪問したのは13時過ぎ、小上がりの座席に案内されました。最初にお茶とおしぼり、お寿司屋さんのこのサービスはとてもありがたいもの。

ランチタイムは、お寿司のほか、定食メニューなどもあります。

加賀の代表的なお料理がセットになった「のと定食」や代表的な加賀料理「治部煮」の定食などがあります。

そのほか、天ぷら、フライなどの定食もあり、幅広いラインナップ。お寿司屋さんに伺っていますので、お寿司を楽しみたいと「海鮮ちらし寿し」をオーダーすることにしました。

10分ほどで食事が運ばれてきました。

■ 海鮮ちらし寿し(2,000円)

ちらし寿しのほか、味噌汁、茶碗蒸し、小鉢が付いたセットです。

ちらし寿しには、まぐろ(赤身、中トロ)、はまち、たい、あじ、しめさば、甘えび、たこ、いか、穴子、玉子焼き、かんぴょう、たくあん、きゅうり、にんじんなどがのったもの。甘えびは子持ち、卵もきれいに盛り付けられています。

最初に見たときに、ネタの種類の多さにびっくり、東京で海鮮丼を注文してもこれだけの種類のネタがのった海鮮丼にはなかなか出会えないもの。さらに、盛り付けの美しさも見とれてしまうほど、どのネタも新鮮で美味しいとうれしい内容のちらし寿し。2,000円という値段に少し躊躇しましたが、注文して正解!

茶碗蒸しは出汁が美味しく、口当たり滑らかな仕上がり、銀杏、鶏肉、三つ葉など具材の組み合わせがよく、美味しい。

味噌汁、小鉢も手抜かりなく・・・2,000円以上の価値ある内容。東京ではこのお値段でここまでの内容のちらし寿しは食べられないと思うと、金沢の方がうらやましくなりました。

東京以外の土地に出張に行き食事をすると、食生活が豊かであることに毎回気がつかされます。東京では全国の美味しいものがいただける機会は多いものの、ハレの食事になりがち。食材が豊かな土地では日頃いただく普段の食事が美味しく、それは幸せなことと思いました。

地元の方との会話では、世の中で話題となっている米の高騰とは無縁の世界。お米は親戚の農家からいただいたり、日頃購入している農家さんがあったりと、日頃から特売の米を購入することなく、縁のある方から購入されるのが普通。故に米不足になってもいつものところで分けていただくことができるというもの。縁を大切にされる土地柄もあり、ゆったりと生活されているのが伝わってきました。

東京がよいとは一概に言えないことに今更気が付かされることになりました。

地域に出向いての食事はこれからも楽しませてもらえればと思っています。

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